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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
【甲斐駒ケ岳】黒戸尾根ピストン
2015年07月11日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,425m
- 下り
- 2,425m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:36
15:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道須玉IC〜15KMくらい 4時過ぎ到着時点で駐車場は40台くらいは駐車有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■刃渡り〜刀利天狗 刃渡りは足場と鎖がしっかりしている。 下りの時は下方が見えるので登りより恐怖感は感じる可能性はある。 刃渡りの上部はやせ尾根で片側切れ落ちているので通行注意。 この区間の梯子は3箇所程。難易度は高くない。 ■五合目〜七丈小屋 五合目から上部で梯子が連続して出現し、しかも急角度になる。 梯子自体は作りがしっかりしているが、高度感を感じる可能性はある。 七丈小屋下部に数か所鎖場あり。内ひとつは急角度で危険度あり。 ■八合目〜九合目(二本の鉄剣) 鎖場が数か所あり。いずれもステップはしっかりしている。 |
その他周辺情報 | ・登山ポスト 尾白川渓谷駐車場にあり ・下山後の温泉 尾白の湯 べるが |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
梅雨の中休みで久しぶりに快晴の予感。
兼ねてから考えていた甲斐駒黒戸尾根の挑戦をこの日に実行する事にした。
この時期は日照時間が長く残雪も消えているので絶好の機会だ。
そんな黒戸尾根は私にとって長く険しいものとなった。
標高差が2200M程ある上に鎖・梯子が連続して登場する。
おまけにこの日の高温が容赦なく体力を奪ってゆく。
登りの八合目辺りでスタミナが切れたか自分の意図した
ペースをまったく維持できなくなり、ただ苦しかった。
何とか登頂を果たし、山頂で体力の回復を図った。
しかし、復路でも連続する鎖・梯子で再び体力を奪われる。
復路ではもはや自分のペースを保つ事は困難であり、
兎に角事故を起こさぬようにゆっくりと下りていった。
黒戸尾根のもうひとつの手強さとして、
次の目的ポイントまでが異様に長く感じることであった。
森林限界の標高が高い為(南アルプスの特徴だろう)、
樹林帯が生い茂っており、現在地が掴みにくい事もある。
それにしても"次の目的地はまだか"、のまだかのレベルが
他の山のルートのそれとは比較にならないほど長い。
体力・精神力ともに超絶なこのルートは、
古の修験道として使われていた事もよく分かる。
今回の山行はスタミナが持たなかった反省はあるが、
黒戸尾根初挑戦にして事故なく無事踏破できたことが何よりである。
今回も成功。
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再来週友達と同じルートに登る予定です。
富士山レベルで大丈夫でしょうか?
再来週友達と同じルートに登る予定です。
富士山レベルで大丈夫でしょうか?
kazu1173さん、コメントありがとうございます。
また、黒戸尾根へ挑まれる予定との事、恐れ入ります。
ご質問の件ですが、七丈小屋へ一泊されるプランであれば、
富士山登頂経験が有る方なら体力的には十分対応可能と存じます。
ただ、日帰りピストンとなると、延々と登りが続き、
体力の消耗が大きいのは無論のこと、精神的にもキツイと思います。
黒戸尾根は、一旦突っ込んでしまうとエスケープルートがないので、
ペース配分やアタック判断地点等を予め計画されたうえ、
挑まれる事が望ましいと思います。
お気をつけて是非頑張ってください。
同じ日に黒戸尾根を日帰りピストンしてました、アラフィフコンビのsmalltalk80です。
我々は駒ヶ岳神社を3:00に出て、16時に戻りました。コースタイムを確認すると、七丈の小屋あたりで抜かされているようです。そして、八合目と山頂の間ですれ違ってます。
いやいや、おつかれさまでした!
smalltalk80さん、コメントありがとうございます。
同じ日に黒戸尾根へ挑んだ同志という事ですね!!
当方、八合目辺りでは疲弊していた為、すれ違った方々の
記憶があいまいでsmalltalk80さんパーティを認識できず恐縮です。
黒戸尾根はその厳しさゆえに踏破した後の達成感が一際大きいですよね。
smalltalk80さんもお疲れさまでした。
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