尾瀬笠ヶ岳/風光明媚な尾瀬第三の山
- GPS
- 08:24
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 887m
- 下り
- 887m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
この時期、鳩待峠へはマイカーの乗り入れが出来ません。 http://www.oze-info.jp/traffic/ ■駐車場 戸倉の駐車場へ停めました。1日1000円。 ■バス・タクシー 戸倉〜鳩待峠へはバスが出てます。また乗り合いタクシーもあります。いずれも片道930円。チケットも共通なので都合の良い方に乗れば良いです。乗り合いタクシーは定員まで待ち人数が溜まってから出発します。私の乗ったときは、行きが人数が集まるのを10分程待って、帰りは人数が集まるのとタクシーが来るのが丁度よいタイミングでした。もう少し後だとバスタクシー待ちの行列が出来ていくのかもしれません。 ■往路行程 0400東松山IC-0445沼田IC-0530戸倉P 椎坂峠のトンネルが完成していてアクセスが楽になっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険箇所 特になし |
感想
尾瀬の山と言えば至仏山と燧ケ岳が圧倒的に有名ですが、第3の山として笠ヶ岳が挙げられます。(景鶴山を挙げる人も多いかもしれない)
山と渓谷社の新分県登山ガイドには、「神秘的な池塘やお花畑に咲き乱れる豊富な高山植物、特に山頂からの眺望は県下一との定評もある。」と評されているので、随分以前から気になっていました。(が、暫く忘れてました)。
夜に予定があるため早く帰る必要があり、自分としては異例の3時出発で行って来ました。
戸倉の駐車場に5:30に到着すると、既に車を降りて準備中の人がちらほら。チケットを買ってバスタクシー乗り場で少し待たされると10分程で9人集まりジャンボタクシーに乗って出発します。
鳩待峠までは30分足らず、6時に到着。
鳩待峠はもっと賑やかかと思いましたが、意外と静かでした。まあ、この時間に来る人たちなら、ぐずぐずせずにとっとと目的地に向かって出発してますよね。私もとっとと出発します。
オヤマ沢田代までは至仏山へ向かう人と同じ道を登ります。緩やかな登りで、基本的に樹林帯の中ですが、所々眺望が得られるので歩いてて楽しい登りです。見晴岩からは尾瀬ヶ原が一望できます。オヤマ沢田代で至仏山とルートを分けます。
分岐して悪沢岳を越えると登山道は下り基調になります。何か今日は調子良いなと思ってましたが、そもそも登りじゃなかったんですね。(笠ヶ岳の登りとここの復路でバテました)
小笠直下はチングルマの大規模なお花畑になっています。ここは凄かった。写真は上手く撮れませんでしたので、余り伝わらないかもしれません。
小笠から20分程歩くと笠ヶ岳の直下に出ます。しかし登山道は南の尾根まで回りこんでから山頂へ向かいます。でもこの遠回り区間には、ハクサンイチゲ、チングルマ、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ、などなど沢山の花が咲いていて足が止まる・・・。ペースが良ければ至仏山も寄って行こうかと思っていましたが、今日は笠ヶ岳でまったりすることに決定。
湯ノ小屋への分岐から笠ヶ岳山頂へ向かって登りますが、今日は緩やかなコースばかりだったのがここで急になるので結構応えました。息も絶え絶え山頂に到着。
笠ヶ岳の山頂は360度の展望で、北関東の山々の殆どが見れます。特に南の武尊と北の至仏が良い眺めです。
最初山頂は私一人でしたが、10分も経たずに10人位が登ってきました。さすがに尾瀬。(しかし下山時には2〜3人になっていたので偶々かもしれません)
至仏をあきらめて浮いた時間で気になっていた片藤沼へ寄ります。
片藤沼は周囲70mの沼で、沼の向こうには燧ケ岳や至仏山が見えて眺めが良いです。方向的に逆さ燧を期待したのですが、沼の標高が高くて燧(や至仏)は映りませんでした。
帰りは往路を引き返すのですが、悪沢岳から下った分を登らねばならず、気温の上昇もあって息が上がりました。
そんなこんなで素敵だった笠ヶ岳。分県登山ガイドの「神秘的な池塘やお花畑に咲き乱れる豊富な高山植物、特に山頂からの眺望は県下一との定評もある。」との評価そのままの良い所でした。
Mt.Kasagadake of Oze National Park
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして。
当日、ほぼ同じコースを同じような時間帯に歩きました青い帽子の者です(No.27と63に後ろ姿が‥)。
山頂でパノラマ撮影をされていたので、ヤマレコユーザーさんかな?と期待していました。素敵な写真を載せていただき、ありがとうございます。
私は笠ヶ岳で折り返しましたが、片藤沼も良い場所ですね。行ってみれば良かったかな。
でも、帰りのオヤマ沢田代までの登り返し(特に日向)が暑くてヨレヨレになりましたから、自分としては山頂ピストンで正解だったと思っています。
昨年同じ時期に登った時は、ガスガスの強風で寒くて、笠ヶ岳山腹を巻くところで飛ばされそうになり、展望も無く、花も風でじっとしていないのでまともに撮影できず、散々でした。
なので、今年はとても良かったです(暑いとか贅沢な文句はダメですね)。
ヤマレコはROM専なのですが、これからも、素晴らしい写真を楽しみにしております。
長文、失礼いたしました。
yuki_genkiさん、はじめまして!
笠ヶ岳、花が沢山で天気も良くて最高でしたね
帰りの登りは私も暑くてへろへろになりながら歩いてました。
丁度お花の時期は梅雨時にあたるので、去年のような天気が多いのでしょうね。
今年は週末が梅雨の晴れ間に当たって幸運でした。
片藤沼は天気が良いと青空が水面に映って綺麗ですので余裕があれば寄ってみてください!
初めましてozesaiと申します。
sakoさんは一本足を伸ばして写真を撮られていたお方だったでしょうか?
63番の写真で右に写っているエンジのジャケットが私のようです。
山頂からの展望は素晴らしいですね。
私は例年この時期に、ミヤマムラサキを見に笠ヶ岳に来ています。
今年は林内の登山道の泥濘もそれほど気にならず、花の笠ヶ岳を楽しめました。
ミヤマムラサキは見られなかったでしょうか?
北海道と北アルプスに生育して、東北・関東では見られない隔地分布といわれますが、なぜか笠ヶ岳で見られます。
それにしても、平日にはほとんど人に会わない静かな山歩きが楽しめる笠が岳ですが、当日は結構な数の皆さんが登られていました。
好天の笠ヶ岳を楽しまれたようで、何よりでした。
ozesaiさん、はじめまして。
一本足で写真を撮っていたのは私です。
山頂からの展望は素晴らしかったです。
至仏山も素晴らしいですが、アヤメ平や武尊山の山麓あたりの平坦な森が果てしなく拡がっている様子がツボでした
ミヤマムラサキは知らなかったです。今調べてみましたがかわいい花ですね。
・・・多分、見てないと思いますね。
岩礫地に生えるようなので、見られるとすれば山頂付近だと思うのですが・・・
これは次回、是非見てみたいです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する