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Yamareco

記録ID: 675854
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

クマに遭遇!奥秩父テント縦走(笠取山→将監峠→和名倉山→秩父湖)

2015年07月11日(土) 〜 2015年07月12日(日)
 - 拍手
GPS
17:40
距離
27.1km
登り
1,551m
下り
2,072m
天候 両日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:山梨市駅→新地平(バス)
帰り:秩父湖→三峰口駅(タクシー)
10:20 新天地のバス停を下車して出発。
歩き始め早々、赤いTシャツのガイジンさんと一緒になる
素泊まり装備らしくとても身軽に颯爽と追い越される
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10:20 新天地のバス停を下車して出発。
歩き始め早々、赤いTシャツのガイジンさんと一緒になる
素泊まり装備らしくとても身軽に颯爽と追い越される
川沿いを離れて森の中へ
水の音が少し遠ざかったと思ったら峠は近い
川沿いを離れて森の中へ
水の音が少し遠ざかったと思ったら峠は近い
森を抜けると目の前には雁峠。
疲れを忘れて足取りが早まる
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森を抜けると目の前には雁峠。
疲れを忘れて足取りが早まる
と、峠の手前に水場。ここはいつ来ても水量が多い
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と、峠の手前に水場。ここはいつ来ても水量が多い
左のピークが乾徳山(たぶん)右に緩やかに登った先のピークが黒金山(たぶん)
あれを金峰山まで破線縦走した時も、なかなかタフな山行だった
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左のピークが乾徳山(たぶん)右に緩やかに登った先のピークが黒金山(たぶん)
あれを金峰山まで破線縦走した時も、なかなかタフな山行だった
13:20 雁峠
左手には燕山
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13:20 雁峠
左手には燕山
雁坂山荘。無人らしいので、修理して山小屋の主人でも始めましょうかしら。
・・・でも不気味さが怖くて近づけなかったのでしたw
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雁坂山荘。無人らしいので、修理して山小屋の主人でも始めましょうかしら。
・・・でも不気味さが怖くて近づけなかったのでしたw
雁峠へ向かう。木が途切れたらもう少し
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雁峠へ向かう。木が途切れたらもう少し
分水嶺より
手前の低めが燕山。中央左が古礼山、右に水晶山。雁坂峠をはさんで、一番右が雁坂嶺
攻めごたえのありそうなルートだ
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分水嶺より
手前の低めが燕山。中央左が古礼山、右に水晶山。雁坂峠をはさんで、一番右が雁坂嶺
攻めごたえのありそうなルートだ
笠取小屋へ続く木道
今日の宿泊はまだ3時間ほど先なので、パスして先を急ぐ
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笠取小屋へ続く木道
今日の宿泊はまだ3時間ほど先なので、パスして先を急ぐ
笠取山の山頂。
夜になると鹿がウロウロする坂。縦走装備であの上りは結構ツライ、、のでパスします!
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笠取山の山頂。
夜になると鹿がウロウロする坂。縦走装備であの上りは結構ツライ、、のでパスします!
黒槐山手前、1,909の小ピークへ向かう上り。
トラバースへ入ればよかったと、早々に後悔し始める
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黒槐山手前、1,909の小ピークへ向かう上り。
トラバースへ入ればよかったと、早々に後悔し始める
黒槐山付近
雁峠=将監峠の周辺で、ピークの北側を巻くルートは珍しい
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黒槐山付近
雁峠=将監峠の周辺で、ピークの北側を巻くルートは珍しい
2,044付近の小ピークをガッツで攻略中
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2,044付近の小ピークをガッツで攻略中
唐松尾山に至る最後の上り
そろそろ脚が限界です
ルートの先に光が差しているのが心の支え。
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唐松尾山に至る最後の上り
そろそろ脚が限界です
ルートの先に光が差しているのが心の支え。
16:15 唐松尾山山頂
特に休憩するでもなく通り過ぎる
やっと下りだぁ
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16:15 唐松尾山山頂
特に休憩するでもなく通り過ぎる
やっと下りだぁ
山ノ神土に向かう下り。途中、水量の多い水場がある
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山ノ神土に向かう下り。途中、水量の多い水場がある
16:45 山ノ神土
明日はここを北に向かう
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16:45 山ノ神土
明日はここを北に向かう
牛王院平の外縁。将監峠に続く防火帯。
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牛王院平の外縁。将監峠に続く防火帯。
将監峠
トンネルを抜けて、パッと空が広がる感じがたまらない
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将監峠
トンネルを抜けて、パッと空が広がる感じがたまらない
17:00 将監小屋に到着
赤ティーのガイジンサンは先に行ったのに、まだ着いてないらしい。
遭難でもしたか?w
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17:00 将監小屋に到着
赤ティーのガイジンサンは先に行ったのに、まだ着いてないらしい。
遭難でもしたか?w
ここのおかげで、安心して持参する水の量を少なめにできる
(そのまま酒の重さに変わるだけなのだが)
いつも美味しくいただいてます
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ここのおかげで、安心して持参する水の量を少なめにできる
(そのまま酒の重さに変わるだけなのだが)
いつも美味しくいただいてます
トレラン的な人に、ジュースが売ってるか聞かれました
「水ならある」と言ったけど「水ならある」と返された。
ですよね。
無事にコーラは飲めただろうか
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トレラン的な人に、ジュースが売ってるか聞かれました
「水ならある」と言ったけど「水ならある」と返された。
ですよね。
無事にコーラは飲めただろうか
6:00頃、テントから顔を出すと、昨夜まであったテントはひと張りも無いのでした。まあ、いつもの事だけど。
土日くらいゆっくり寝てればいいのにね。
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6:00頃、テントから顔を出すと、昨夜まであったテントはひと張りも無いのでした。まあ、いつもの事だけど。
土日くらいゆっくり寝てればいいのにね。
7:00 朝食をとり出発。スタート早々の登り坂に、昨日の脚の疲労が残っていることを確認。
先が思いやられる。
和名倉山ルート無理かな? 引き返すなら今だよ??
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7:00 朝食をとり出発。スタート早々の登り坂に、昨日の脚の疲労が残っていることを確認。
先が思いやられる。
和名倉山ルート無理かな? 引き返すなら今だよ??
7:30 山ノ神土を右に折れると、すぐにクマザサが生い茂る
まさか、この先ずっとこれかと少し不安になる
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7:30 山ノ神土を右に折れると、すぐにクマザサが生い茂る
まさか、この先ずっとこれかと少し不安になる
次第にクマザサが低くなり、右手に井戸沢の谷が深くまで見渡せる
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次第にクマザサが低くなり、右手に井戸沢の谷が深くまで見渡せる
雲取山
手前の影は三ツ山に伸びる1,820ピーク周辺だろうか
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雲取山
手前の影は三ツ山に伸びる1,820ピーク周辺だろうか
おそらく竜喰山。
ところで、昭文社の地図に「水」書いてあったけど発見できませんでした
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おそらく竜喰山。
ところで、昭文社の地図に「水」書いてあったけど発見できませんでした
1,940くらいのプチピークの裏
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1,940くらいのプチピークの裏
リンノ峰の裏あたり
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リンノ峰の裏あたり
仙波ノタルを抜けて、西仙波へ向かう
西仙波はピークの南側を抜けるが、5万分の1ではそれが分からない
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仙波ノタルを抜けて、西仙波へ向かう
西仙波はピークの南側を抜けるが、5万分の1ではそれが分からない
8:40 西仙波に到着
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8:40 西仙波に到着
西仙波から東仙波に向けて。
ちょっとした岩場が面白い
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西仙波から東仙波に向けて。
ちょっとした岩場が面白い
来た道を振り返る
一番右が唐松尾山
左の2から3個連なる中で一番高い、中央(左)が2,075西御殿岩
中央手前のぽっかり開いた穴が今来たルート
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来た道を振り返る
一番右が唐松尾山
左の2から3個連なる中で一番高い、中央(左)が2,075西御殿岩
中央手前のぽっかり開いた穴が今来たルート
和名倉山方面
手前の赤いのはただの丘。その左に吹上の頭。木の陰が八百平付近で、一番遠くの水平な稜線が、二瀬分岐から和名倉山にかけて。
まだ結構あるなあ
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和名倉山方面
手前の赤いのはただの丘。その左に吹上の頭。木の陰が八百平付近で、一番遠くの水平な稜線が、二瀬分岐から和名倉山にかけて。
まだ結構あるなあ
東仙波はまでもうすぐ
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東仙波はまでもうすぐ
東仙波
もう少し頂上らしいのを期待してたけど、言われなければただの通過点
というより看板ないんかい! いや、んなワケないか。見落としただけだな、きっと
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東仙波
もう少し頂上らしいのを期待してたけど、言われなければただの通過点
というより看板ないんかい! いや、んなワケないか。見落としただけだな、きっと
悲しみに暮れている余裕はないので次行きまーす
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悲しみに暮れている余裕はないので次行きまーす
吹上の頭付近
このあたりで、一人目のクマに会う
カメラを取る時に音を立ててしまい、逃げられてしまいました
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吹上の頭付近
このあたりで、一人目のクマに会う
カメラを取る時に音を立ててしまい、逃げられてしまいました
川又分岐
このあと二瀬分岐にたどり着くことなく、水場方面の側道に迷い込むのでした
了解。言われたとおり水補給しときます
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川又分岐
このあと二瀬分岐にたどり着くことなく、水場方面の側道に迷い込むのでした
了解。言われたとおり水補給しときます
11:00 今までに比べたら若干少なめだけど、それでも十分な量
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11:00 今までに比べたら若干少なめだけど、それでも十分な量
和名倉山へは、稜線を東に向かったあと、直角に北へ曲がる
和名倉山へは、稜線を東に向かったあと、直角に北へ曲がる
頂上直下。
そして悲しみの和名倉山山頂
これが、200名山の山頂です!どうだっ!!
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そして悲しみの和名倉山山頂
これが、200名山の山頂です!どうだっ!!
11:30 そこの倒木に座り込み、しばし悲しみに打ちひしがれていたわけです
11:30 そこの倒木に座り込み、しばし悲しみに打ちひしがれていたわけです
今日、何人目かの鹿。ようやく写真に収まってくれました
このあと、西に曲がるべきポイントを見落として通過。
少しばかし南に下りすぎてしまいました。
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今日、何人目かの鹿。ようやく写真に収まってくれました
このあと、西に曲がるべきポイントを見落として通過。
少しばかし南に下りすぎてしまいました。
12:25 二瀬分岐
気を取り直して下山開始。
昨夜テントでじっくり計算した限りでは、ここから4時間はあるはず。
あまりのんびりもしていられない
気を取り直して下山開始。
昨夜テントでじっくり計算した限りでは、ここから4時間はあるはず。
あまりのんびりもしていられない
破線の出だしにしてはルートが明確
破線の出だしにしてはルートが明確
12:40 北ノタル
このあと、間違って獣道に入り込む。
12:40 北ノタル
このあと、間違って獣道に入り込む。
さあて、だんだん分かりづらくなってきましたよ
さあて、だんだん分かりづらくなってきましたよ
「この先、スズタケのヤブ。遭難多し」
・・・スズタケのヤブなんてなかったぞ?
というか、枯れてたアレか?
山ノ神土付近の方がよほど群生してました
「この先、スズタケのヤブ。遭難多し」
・・・スズタケのヤブなんてなかったぞ?
というか、枯れてたアレか?
山ノ神土付近の方がよほど群生してました
ギンレイソウ
ときどき見かける
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ギンレイソウ
ときどき見かける
造林小屋へ向かう下り
ここの下りがキツかった・・・と思ったけど、ここで終わりではありませんでしたとさ
造林小屋へ向かう下り
ここの下りがキツかった・・・と思ったけど、ここで終わりではありませんでしたとさ
造林小屋の少し上に水場。
ペットボトルを追加で1本補充しました
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造林小屋の少し上に水場。
ペットボトルを追加で1本補充しました
水場より。
苔生した名も無き谷
水場より。
苔生した名も無き谷
14:50 造林小屋跡。
というより、ただのガレキ。だいぶ疲れてきた
14:50 造林小屋跡。
というより、ただのガレキ。だいぶ疲れてきた
森林軌道も特になし! ちょっと楽しみにしてたのに
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森林軌道も特になし! ちょっと楽しみにしてたのに
そしてクマにあう。
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そしてクマにあう。
疲れて倒木に座りながら、ビーフジャーキーを食べながら、ビール飲みたいなんて考えながら、ふとガサゴソと音のする方に目をやるとクマでした。本日2人目。
今度はゆっくりカメラを取り出して激写に成功したわけです
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疲れて倒木に座りながら、ビーフジャーキーを食べながら、ビール飲みたいなんて考えながら、ふとガサゴソと音のする方に目をやるとクマでした。本日2人目。
今度はゆっくりカメラを取り出して激写に成功したわけです
数分、遠くから見てたけど、そろそろ退散いただこうと、指笛で気づいていただきました。
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数分、遠くから見てたけど、そろそろ退散いただこうと、指笛で気づいていただきました。
さっきまでクマがいたところ。
ルート上を谷側から左の稜線に横切って走り去っていきました
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さっきまでクマがいたところ。
ルート上を谷側から左の稜線に横切って走り去っていきました
まだまだ続く長い下り
さすがにヘコタレそうだ
まだまだ続く長い下り
さすがにヘコタレそうだ
倒木に仰向けになって休憩中
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倒木に仰向けになって休憩中
そして最後の希望が見えたのであります
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そして最後の希望が見えたのであります
到着だあー!
と思ったのは勘違いで、ここからさらに対岸を2-30分、秩父湖を抜けるまで続くのでした
でも過激な下りは終わったので良しとしましょう
と思ったのは勘違いで、ここからさらに対岸を2-30分、秩父湖を抜けるまで続くのでした
でも過激な下りは終わったので良しとしましょう

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ テント シェラフ
備考 出発時13kg, 水食料を除いても、ベース重量が重すぎるわ
久々のテント縦走で感覚鈍ってんじゃん!
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
和名倉山(二瀬尾根ルートピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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