大惨事の鳳凰三山テント泊(白鳳峠ルート)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:40
天候 | 両日共に晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
そしてこの数十分後の下りでHP8/MP0になり写真はおろか、下山すら危機に…
感想
ずっと行きたかった鳳凰三山!…だというのに、まるで呪われたかの様にパーティー内で私ばかりにトラブルがありました笑
1日目は人生初の熱中症に登り始め早々でかかり、なんとか回復したのはよいものの、そのすぐ直後になんとザック本体とショルダーハーネスを連結しているテープがビリッと破けた!!!
ザックの構造上、取れてしまった部分の近くのストラップに壊れた箇所を連結させて応急処置ができたのでよかったものの。。。
以前、穂高縦走中に岩稜取りつき中、メンバーのザックが同じ目にあった事があり、対応を心得ていたので助かりましたが、あれは40Lのザック、しかもガチャを所持していたので応急処置は今回よりももっとしっかりしていました…
細引きでの強化も考えましたが、若干のテンションはきかせたかったのであえてそれをしませんでしたが、これが後に大惨事につながります…
2日目は人気のない白鳳峠ルートの下りでしたが、やはり壊れたショルダーハーネス、しかもテント装備(約15kg)では体が思いっきり振られてしまい、かつてない程体力も精神力も使い、体のブレを下半身で一気にセーブして下り続けた為、途中で限界が来て全く足が動かなくなりました…
思わぬトラブルが引き起こした事態とはいえ、装備不足等反省すべき点もありました…
仲間がいてくれて本当に助かりました。。
1人では恐らく最終バスの時間には間に合わなかったと思います。
今回は自らの山行を見直すよい機会になったと思います。
パーティーで山行するという事のありがたさ、誰かが一緒にいてくれる
心強さが身に染みました。
同行者の方には感謝してもしきれません…
同時に、ソロ時の装備や体の使い方等も考えさせられました。
山は懐も深いですが、危険もはらんでいる事を改めて感じました。
しかしトラブルはあって当然、不便で当然の最悪の事態をいつも
心に置く事も大切だと思いました。
しっかり勉強して、これを教訓にまた楽しい山歩きを目指します!
ちなみにオベリスク登攀は、私がうつっているロープ右下から
チムニー内を登りあげるんじゃなくて、逆側にある階段状の岩を
登るのが通常です。
今回は逆に来ちゃったので難しいルート取りをしてしまってます。
それでも2日間ともお天気に恵まれて、景色も最高でした。
やっぱりずっと行きたかった鳳凰三山は素晴らしい山でした。
それにしても、辛かった…
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