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Yamareco

記録ID: 67651
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

薬師岳 折立口 日帰り

2010年06月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
yama-chan その他1人

コースタイム

登山口4:10-7:40太郎平小屋8:05-11:00薬師岳11:50-13:25太郎平小屋13:55-16:05登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
コース状況/
危険箇所等
薬師岳登山口の折立までは、有料道路の有峰林道(1800円)を通行しないと辿りつきません。
通行時間は、6時から20時までです。
ちなみに富山県側小見線は現在通行止めの為、小口川線が開通するまでは岐阜県側飛越トンネル口が唯一のアクセス口となります。

登山口から三角点までは急な樹林帯歩き。三角点で眺望が開けます。
その後、森林限界を超えたら太郎平小屋までは、良く整備された緩やかな石畳・木道歩き。
この快適さは、まさに天空遊歩道です。
太郎平小屋からは薬師峠に一回下るけど、その後は薬師岳を目指してのひたすら登りです。

樹林帯にあった残雪は、もうじき無くなると思います。
森林限界を超えてからは残雪がまだまだあるけど、薬師峠まではアイゼン不要。
薬師峠から先で、一部急な箇所があるので、アイゼンは必要かなあとも思いました。

登山ポストは折立休憩所にあるみたいだけど、見つけれませんでした。

下山後の温泉は再び岐阜県側に戻り、神岡町の割石温泉(400円)利用
施設は古くて地元の爺ちゃん婆ちゃんの憩いの場的な、
アットホームな雰囲気を醸し出しています。
入ったあとはポカポカになるし、安いのでオススメです。

夕食は高山市内、国道41号線の国八食堂でホルモン焼き等を大量に喰らいました。
オススメです。

登山口の標柱
長い長い1日の始まりです
2010年06月04日 04:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
1
6/4 4:09
登山口の標柱
長い長い1日の始まりです
水芭蕉が咲いてたりします
2010年06月04日 05:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 5:21
水芭蕉が咲いてたりします
三角点に出て初めて薬師岳とご対面
太陽眩しい&遠いっす
2010年06月04日 05:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 5:34
三角点に出て初めて薬師岳とご対面
太陽眩しい&遠いっす
太陽に向かって歩け
2010年06月04日 06:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 6:18
太陽に向かって歩け
先月登った北ノ俣岳をバックに
いい天気だー
2010年06月04日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 6:25
先月登った北ノ俣岳をバックに
いい天気だー
有峰湖をバックに
少しは登ったかな?
2010年06月04日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 6:33
有峰湖をバックに
少しは登ったかな?
森林限界を超えるとそこに待ってたのは
石畳の道
まさに天空遊歩道
2010年06月04日 07:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 7:14
森林限界を超えるとそこに待ってたのは
石畳の道
まさに天空遊歩道
太郎平小屋まであと少し
残雪たっぷり
2010年06月04日 07:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 7:37
太郎平小屋まであと少し
残雪たっぷり
黒部五郎岳を眺めている後姿
2010年06月04日 07:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 7:41
黒部五郎岳を眺めている後姿
北アルプス奥地の絶景
贅沢な景色だ!!!
2010年06月04日 08:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 8:05
北アルプス奥地の絶景
贅沢な景色だ!!!
両手を広げて
薬師岳に向かう後姿
2010年06月04日 08:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 8:15
両手を広げて
薬師岳に向かう後姿
薬師峠
一回下ります
2010年06月04日 08:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 8:16
薬師峠
一回下ります
すってんころりん
足にきとるのかな?
2010年06月04日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 8:25
すってんころりん
足にきとるのかな?
でーれ青空
雪とのコントラストが絶妙です
2010年06月04日 08:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 8:52
でーれ青空
雪とのコントラストが絶妙です
槍ヶ岳も見えてきた
高度を稼いでいるのがよくわかります
2010年06月04日 09:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 9:17
槍ヶ岳も見えてきた
高度を稼いでいるのがよくわかります
天然記念物のカール
巨大です
2010年06月04日 09:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 9:26
天然記念物のカール
巨大です
北アルプスの絶景をバックに
2010年06月04日 09:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 9:34
北アルプスの絶景をバックに
稜線に出たー!!!
稜線上は雪も無く夏道です
2010年06月04日 09:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 9:48
稜線に出たー!!!
稜線上は雪も無く夏道です
薬師岳山荘は工事中でした
こんな標高の高いところで仕事
お疲れ様です
2010年06月04日 10:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:03
薬師岳山荘は工事中でした
こんな標高の高いところで仕事
お疲れ様です
黒部五郎岳の奥には
岐阜県の名峰、笠ケ岳の姿も
2010年06月04日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:05
黒部五郎岳の奥には
岐阜県の名峰、笠ケ岳の姿も
ここを登れば頂上なのかな?
2010年06月04日 10:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 10:11
ここを登れば頂上なのかな?
違いました。頂上かと思ったところに
あったのは石室
2010年06月04日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:37
違いました。頂上かと思ったところに
あったのは石室
石室の近くには立派なケルンも
2010年06月04日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:40
石室の近くには立派なケルンも
山頂方面はガスってきた
2010年06月04日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:42
山頂方面はガスってきた
雷鳥発見!!!
つがいでいましたー
2010年06月04日 10:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
1
6/4 10:48
雷鳥発見!!!
つがいでいましたー
ホントの山頂まであと少し
2010年06月04日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 10:55
ホントの山頂まであと少し
薬師岳登頂!!!
薬師堂をバックに2人でパシャリ
2010年06月04日 11:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
1
6/4 11:08
薬師岳登頂!!!
薬師堂をバックに2人でパシャリ
黒部の天狗さんと
記念にパシャリ
2010年06月04日 11:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 11:34
黒部の天狗さんと
記念にパシャリ
標柱と共にパシャリ
2010年06月04日 11:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 11:58
標柱と共にパシャリ
雷鳥のつがい
2010年06月04日 12:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 12:16
雷鳥のつがい
急な下りを慎重に下る師匠
2010年06月04日 12:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 12:44
急な下りを慎重に下る師匠
アイゼンを雪面にぶっさして
急斜面を下ります
2010年06月04日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 12:56
アイゼンを雪面にぶっさして
急斜面を下ります
太郎平小屋にて約束のビールをごくっと
ビールを飲む姿が似合う山ちゃんです
2010年06月04日 13:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
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6/4 13:32
太郎平小屋にて約束のビールをごくっと
ビールを飲む姿が似合う山ちゃんです
下山時はお昼寝をしたりして休みました
2010年06月04日 14:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/4 14:35
下山時はお昼寝をしたりして休みました
愛知大学大量遭難慰霊の十三重の塔
下山時撮影
2010年06月04日 16:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 16:04
愛知大学大量遭難慰霊の十三重の塔
下山時撮影
せっかくなので有峰ダムも観光
いいダムだ
2010年06月04日 16:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/4 16:37
せっかくなので有峰ダムも観光
いいダムだ
笠ヶ岳の雪形
真中にお馬さんの姿が
2010年06月04日 17:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
1
6/4 17:38
笠ヶ岳の雪形
真中にお馬さんの姿が

感想

最近、夜は飲みが続いたもんで(誘われるうちが華やでなあ)、
ちょっと時間が経ってまったけど、先週の金曜日6/4に行ってきた薬師岳登山記です。
今回の登山は、久しぶりに我が山の師匠「雷鳥屋」さんと二人で行って来ましたー!!!

ちなみに薬師岳の登山口は富山県の折立という所で、そこへ辿り着く為には、
有峰林道という有料道路を通らざるをえません。
しかし、有峰林道は6時〜20時の間しか通行出来ないんです。
普通に考えれば朝一番で行くしかないかなあって思うトコなんやけど、
せっかく日が長いこの時期、このメリットを生かさない手は無いと思い、
前日夜に登山口に入り、車中泊して翌朝早くから行動しよう!!!
そして帰りは富山で温泉入って、ラーメン食べて帰ろう!!!
という、いつもの時間を有効活用しての登山&温泉&ラーメンコラボ満喫計画を立てたのでした。
前回「御嶽山」は29時間1泊2日だったけど、今回は26時間1泊2日旅行でした。
はじまりはじまり〜!!!

前日18時頃
雷鳥屋さんをお迎えにあがって、有峰林道の料金所「飛越トンネル口」まで向かいます。
料金所は5月に登った北ノ俣岳登山口のすぐ先なので、そこまでの道中は慣れたものです。
その際は倒木の為、途中で通行止めになっていたけど、さすがに林道開通したので倒木の姿は跡形も無かったです。ありがたやー(当たり前やな)

19時40分
なんとか20時のゲート封鎖前に到着。
当然ながら料金所のおっちゃんに怪訝な顔をされたけど、一言
「登山するもんで、折立まで前日入りするんやさー」
と言ったら納得してくれたみたいです。林道を30分程走って、登山口の折立に到着。
この日は星空がでーれキレイでした。
誰もいないかと思ったけど、キャンプ場が有り、キャンプをしている人達がいました。
夕飯を喰らい、ビールを飲んで明日に備えるため、早々と就寝です。もちろん、すぐに爆睡です。

翌日は3時30分頃に起床して、朝メシを軽く喰らい、出すもの出して準備完了。

4時10分
登山口出発!!!起きた頃はまだヘッデンが必要だったけど、この時間にはもう不要。
明るいのはありがたいっ!!
登山口には昭和38年に起きた愛知大学大量遭難、慰霊の十三重塔があります。
それをパシャリしたら怪しい白い煙みたいなものが写ってたので、恐れ慄いて、慌てて削除。
幸先不安な始まりです・・・。
登り始めから1870mの三角点までは、樹林帯の中、急坂歩きが続きます。
水芭蕉が咲いてたり、残雪があったりと、なかなか変化に富んでいて面白い。
ただ、樹林帯の残雪歩きは赤布等の目印も、ほぼ皆無だったので
ルートファインディングにやや手こずりました・・・。
そして三角点まで出た所で、初めて本日の目的地「薬師岳」とご対面です。
太陽がでーれ眩しい、天気上々&薬師岳でーれデカイし遠い・・・。先は長いので急ぎます。
この先、少し歩いたら森林限界を超えたみたいで眺望が開け、
非常に良く整備された緩やかな石畳・木道歩きが太郎平小屋まで続きます。
まさに天空遊歩道。残雪を踏みしめながら、でーれ快適に歩けます。天気も相変わらず上々。
北ノ俣岳や有峰湖をバックにパシャリしながら、進みます。
小屋までも、あと少しです。
そして歩き始めから3時間半

7時40分
太郎平小屋到着です。そこには、北アルプス奥地の絶景が待ってましたー!!!
まず目の前には、城壁のようなカールを持った黒部五郎岳の姿が
すこし左に目をやると黒々とした双耳峰の水晶岳の姿が
そして小屋の目の前には目的地薬師岳の姿が、先程よりかなり近づいてそびえ立ってました。
贅沢だ、でーれいい景色。初めて太郎平小屋に来たけど、なかなかなロケーションです。
ここで小休止。そしたら小屋番さんが出てきて一言
「小屋明けしてから最初のお客さんですよー」っと。
なんと薬師岳という有名な山なのに、今シーズン初めてとは、意外や意外!!!
不思議に思ったのでもうちょっと話をしたら何でも、
有峰林道の富山県側道路が崩壊してて通行止めの為、例年よりも少ないとの事。
???
まてまて、って事は帰りは富山県側に抜けれない。
そしたら富山でラーメンを食べて帰るという計画があああ、いとも簡単に破綻してしまった・・・。
その事実を、ここで初めて知って、少しだけショックを受けてしまったのでした。
更に言うならば料金所のおっちゃん、何故に教えてくれなかったのだーっと思ってしまったのでした。
しかし、気持ちを取り直して先に進む事にします。
切り替え切り替え、一番の目的は何と言っても登山やでな。
小屋番さんに、この先の雪の状況を確認し、帰りにビールを飲みに再び立ち寄る約束をして

8時05分
太郎平小屋出発。しばらくは、快適な木道歩きです。
この先は、ひたすら薬師岳を真正面に眺めながら進みます。
峠を越えないとだしかんので、一回下って、そこから急な登り返し。
この後は、残雪上のひたすら登りになりました。ここの登り初めが、なかなか急でした。
まあ、時間も十二分にあるので休み休み、残雪上をルートファインディングしながら、
ゆっくりゆっくり進みます。登りは、でーれエライっす・・・
残雪も多く夏道も全く見えないので、ただただ薬師岳方面目指して真っすぐ進みます。
ただ、空はもの凄く綺麗な青空のまんまです。
途中から結構な急登になったのでアイゼン装着。ピッケルも相変わらず役に立ってくれます。
また、槍ヶ岳の姿もバッチシで、高度を稼いでいるのがよくわかります。
てっきり薬師岳だと思っていたピークは巻いて、今度はまた異なる景色が見えてきました。
薬師岳と言えば、何といっても天然記念物にもなっているカール。そうカールの景色です。
なかなか急なカールで、こんなところ滑落したらどこまでも落ちてくんやろうなー。雪もまだまだ深い。

緩やかになった残雪歩きをすこししたら、ようやく稜線に出ましたー。
稜線は雪も溶けてて夏道も出てたので、ここでアイゼンとはさようならして、アイゼンをデポして先を急ぎます。
少し歩いたら薬師岳山荘に到着。新館を作るかしらんけど、工事してました。
こんな高所での工事、お疲れ様です。
工事の邪魔にならないように、ささっと通り過ぎ、再びひたすら登りです。

ここを登り切れば頂上なのかな?ってな感じで何か建物らしきものも見えました。
この登りは何となく、乗鞍岳を彷彿とさせました。登りは苦手なので、師匠の姿が徐々に遠くへいってしまいます。
ようやく登り切ったけど、残念ながらまだ頂上ではなかったです。
ちなみに建物らしきものの正体は石室でした。
近くには立派なケルンもありました。
ここまで来てようやく薬師岳の頂上の姿が見えました。但し、徐々にガスってきた・・・。
まだ夏には早いけど、この感じ、夏の天気みたいだ。先を急ぎます。
そしたら師匠が立ち止まっていました。静かな声で「雷鳥おるよー」っと
やはりガスると雷鳥が出ますなああ。しばし雷鳥に癒されます。パシャリパシャリっしました。
頂上まではあと少しです。

11時00分
そして折立から歩くこと実に7時間、薬師岳到着!!!かなり遠い道のりでした。
薬師岳には薬師如来が祀ってあるので、拝んだりもしました。
肝心の眺望は残念ながら立山・剣・後立山連峰方面はガスってて、いまいち。
だけど、槍ヶ岳方面はバッチシなので、しばらくは眺望に癒されるとします。
しばらくボーっとしていたら、単独の登山者が登っている姿が目に入り、
少したったら、到着したので何時から登り始めたのか聞いてみました。そしたら驚愕の答えが。
なーんと、その方は朝の7時に折立を出たとの事。
自分らが7時間かけて辿り着いた所を、その方はなんと4時間強で着いたのでした。
でーれスゲー、この人はっと思い、しばしおしゃべりを。
その方は黒部から来た方だったので、勝手に黒部の天狗さんと名付けました。
その速さ、まさに天狗そのもの、スゲースゲー、ただただ驚嘆してしまったのでした。
しばらく粘ればガスは晴れないかなあという淡い期待も虚しく、
一向に晴れる気配はないので諦めて下山するとします。

11時50分
下山開始。下りは毎度の事だけど早い早い。体重が有る事の唯一のメリットかな?
下りは残雪がある個所は残雪を利用して下ります。残雪下りはでーれ早いです。
タッタカタッタカ下れます。
途中、多分登りで見たのと同じであろう雷鳥がおったもんで、雷鳥眺めながらゆっくり下っても、
40分位でアイゼンをデポした場所に到着。
ここから小屋までもずっと残雪下りなので、更にスピードアップしたんだけど一か所、
登って来た時はそんなに急には感じなかったんだけど、でーれ急な下りが・・・。
ようこんなところ登ったなあ、我ながら感心してしまいます。
いえいえ、感心してる場合じゃなくって下りなければ・・・。どうしよう。
ここで、ピッケルがでーれ役に立ちました。
クライマーよろしく、ピッケルを雪面にぶっさして(これがまたよく刺さるんやさなあ)
後ろ向きでそろりそろりと下りて、事なきを得ました。
その後は再び小屋目指して、ただひたすら雪上歩きです。
薬師峠の登り返しが、ちとしんどかったけど

13時25分
太郎平小屋到着。いやー、でーれ疲れた。
ここで大休止という訳で、行きで約束した通りビールを購入(500円也)して、アルコール燃料補給。
ちょっと軽い高山病で頭痛がしたけど、そんなことはお構いなしにゴクゴクっと飲みます。
でーれうめー。
師匠は、ここではダウンしてました。30分程休憩した後、登山口へ向けてラストスパート。
下りは2人とも体調があまりすぐれなかったので、口数も少なく黙々と下ります。
たまーに休憩したりして、ひたすら下ります。
行きは、凍みてて歩き易かった登山道も、この日は暖かかったので午後には緩んでしまい
一部登山道は沢と化していました。
北ノ俣岳の悪夢よ再び。やはり、ご近所のお山なので基本的には同じ地質なのでしょうか?
ただし北ノ俣岳ほどひどくはなかったので、ここの登山道は長靴は不要ですな。
沢になった登山道をクリアした後は、再び乾いた登山道を黙々と下り

16時05分
実に約12時間かけて、登山口に戻って来たのでしたー!!!
薬師岳、なかなかタフな山でしたー。
結果から言うとこの日の山ちゃんの実力だと、朝のゲート開通に合わせて登ってたら
ギリギリ時間との闘いになる山だったので、前日入りしたのはいい判断でした。

帰りはせっかくなので有峰ダムを愛でます。
とりわけ有峰ダムは、アクセスが厳しいのと形が大きなS字を描く独特の堰堤をしている
非常に個性的な点が惹きつけられるんやさなー。
その後は、富山県に下ってラーメン食べる計画が頓挫してしまったので、
しゃーないので、再び同じ料金所をおっちゃんに手を振りながら通り
飛越トンネルを抜けて山之村に出ます。
途中、笠ヶ岳の雪形をパシャリして、神岡町の割石温泉に入りに行きます。
割石温泉は入ったあとポカポカするし、地域密着というか地元の爺ちゃん婆ちゃんの為の温泉って
感じがアットホームで何気に好きな温泉です。あと料金が400円と安い!!!

そして最後に国八食堂で大量に喰らって20時頃、高山に帰ったのでした。
今回の26時間1泊2日登山も、なかなか充実した内容を満喫できましたー!!!



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