戸台川/イワンヤ沢ゴルジュ(左俣・右俣)

天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イワンヤ沢の出合は鬱蒼としていて分かりにくい。 |
写真
感想
ワルです。
イワンヤ沢、去年行ったRルンゼの異空間ゴルジュの楽しさが忘れられず、yuuma氏計画で同じ匂いがするこの沢を知りメンバーに加えてもらった。
◼︎左俣
F1 3mチョックストーン滝
ジャンケンでありがたく私が勝ち
最初に取り付く。
あまり手がかりが登り口付近になく
手探りしている内に手が寒さで
かじかみ交代…
その後、y氏、h氏と立て続けに敗退。
おい、そんな物か!自分らは!
と最後に取り付いたK氏。
流水の中のホールドを掴み
ダイナミックなムーブを決める
見事なメンタルと身体の強さを
見せつけやがる。
社会人化して更にいい男になりやがって
登りもカッコいいぞ!
後続はロープ確保をしてもらい登る
メンバー最年少K氏の世話になる…
F2 8m 滝
左の核心?
滝の右側から登れそうだが釜が浅い
ので落ちるとやばそうだ。
これまたジャンケンで登る順番を
決める。
これはh氏が勝つ。
出だしから微妙な滝なのでカムエイド
を提案したが、そんなビビり登りは
不要とばかりに中段までいっきに登る
ハーケンを1枚決めて慎重な登りをみせる、ランナウト距離をみると滝抜け口までけっこうあるよ。
いやー自分ならもう一箇所ランナー取るな〜
と思うがh氏、最後までビビり感を見せず突破。
抜け口には残置ハーケン2枚あり。
私はロープ確保してもらい登るが上部は足おき箇所で滑る場所あり。
こりゃリードしたらしびれそうやな。
F3 6m滝
ここもジャンケン、なんとh氏連勝。
彼は登りも強いがこっちも強いらしい。今後、彼とのジャンケンする場合の対策が必須とつくづく感じる。
釜から泳ぎ気味に取り付き上がる。
そこからボルダージムっぽいムーブで突破。
後続y氏、ここまで全く見せ場なし
ジャンケンでも連チャンで最初に敗退中、その悔しさからか、ロープを拒否。
フリー突破やろうや!
気持ちは解るが…ムーブを見てしまった僕らはh氏が感じた登りの気持ちよさはえられないのよ…
しかし、見せ場無しは私も一緒。
慰めとして私もフリー突破に続く。
取り付くと案外良くないやん…
途中、落ちそうになるも、無事突破。
上がった直後、最後のF4をK氏が
登っちょるやん。
おい、ジャンケンじゃねえのかよ!
と思うがまあ結果自分がやらんで良かった。
出だしはガバのハングボルダーだけど抜け口側は細かく抜けてしましそうな
モロい岩ばかり、結構しょっぱい。
ま〜見せつけられっぱなし。
ここで12時、左俣のゴルジュは終了と
なったので下降ルートを確認するが
私とY氏は4時間かけて来て収穫なし
には納得できず、帰宅時間の制限を決めて右俣を攻める事にする。
同ルートを2回の懸垂で下降し右俣を
攻める。
◼︎右俣
F1 4m
気持ち良い登りをしたK氏とH氏には
ジャンケンに加わらないでくれとお願いし、Y氏と一騎討ち。
過去彼にはジャンケンではあまり負けた記憶がない。
これは勝てる!予想通り私の勝ち!
リードを勝ちとった。
出たし縦ミゾが右側にあるのみ、足おきが外径してヌメヌメした場所しかないカムにアブミを掛けて登る戦法で
トライ、4個所ほどカムアブミでステップをきざむ。
しかし、滝抜け口近くにはカムを入れ
るミゾがない…
ここから抜け口近くにガバが見えるの
でそこを掴みマントル返しで突破。
やった〜よーやく登れた充実感が得られた!
しかし、後続ビレイをするのに良いものがない。
ボルトを回収された支点があるも
その支店で固定を
仕方なく1m程の落石にメインロープを
巻いてスリングも念のため巻き支点を
とる。
引っ張りチェックするが怪しいが大丈夫そう。
不安定ながら後続を引き上げる。
その後H氏から残置支点にナッツ後ろの針金を使うと
支点として使える事を教わる。
いやはや後輩に教えてもらえう様になるなんて
有難い。
その後、短いすべすべぬめぬめの滝をいくつか越えると
どうみても登れそうにない滝があらわれる。
手掛かり、足がかりが無い、流水もある。
残置は滝の落口のみ。
どー登るの?寒さでギブアップ気味の私意外みな
挑むも惜しい所まですら届かず。
唯一K氏が2mほど上がるが半分も登れず…
ここでタイムアップとなった。
いやーゴルジュには男のロマンが詰まってるなと改めて感じた。
ぬめぬめツルツル最高!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する