大正池〜上高地〜槍沢散策 + 音楽祭(山本潤子)

2010年06月10日(木) 〜 2010年06月12日(土)

• GPS: 50:30
• 距離: 36.3km
• 登り: 579m
• 下り: 573m

コースタイム

6/10　大正池バス停12:30〜河童橋〜明神〜16:30徳沢園(泊)
6/11　徳沢園5:00〜7:00横尾8:00〜10:10槍沢ロッジ11:20〜横尾〜15:30徳沢園(泊)
6/12　徳沢園8:30〜明神〜小梨平(上高地音楽祭)〜15:00上高地バスターミナル

天候

6月10日〜12日、3日間とも、風弱く、快晴。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR高山駅前〜平湯BT〜上高地BT:　濃飛バスが運行　
路線、時刻など詳細は、濃飛バスHP　http://www.nouhibus.co.jp
(高山駅前〜上高地BT間は往復割引があります)

コース状況／危険箇所等

上高地周辺〜横尾　:　遊歩道
横尾〜一ノ俣　　　:　安全快適
一ノ俣〜二ノ俣　　:　一箇所、わずかな残雪の通過あり。
二ノ俣〜槍沢ロッジ:　ロッジ手前に残雪(デブリ)あり、沢側へ割れており、
　　　　　　　　　　ちょっとだけイヤな感じでした。

写真

6/10 10:16

飛騨側から上高地へ入りました。小さな駅舎の高山駅です。

6/10 11:49

平湯温泉バスターミナル、ここまで来ると山の清涼感が漂って来ます。

6/10 12:09

安房トンネルを抜けると、すぐに新釜トンネルの入り口です。スノーシェードの旧釜は風情があったのに・・（笑）

6/10 12:20

大正池からの定番ですが・・・

6/10 12:22

これも定番ですが・・・焼岳です。

6/10 12:23

新緑は真っ盛りでした。

6/10 12:44

早くも登場しました。

6/10 12:50

田代湿原です。

6/10 13:03

昔は大正池で降りたことがありませんでしたが、なかなかいい風情です。

6/10 13:18

六百山と霞沢岳です。

6/10 13:21

敬意を表して。

6/10 14:07

定番中の定番ですが・・・。

6/10 14:07

奥西の稜線です。

6/10 14:09

「ロバの耳」付近です。

6/10 14:32

美味しそうに若葉を食べていました。

6/10 14:49

上高地は遊びの宝庫、梓川を下っている方がいました。

6/10 15:00

明神の岩峰が見えて来ました。

6/10 15:03

高山植物も花盛り、ヤマアジサイの一種かな?

6/10 15:48

なぜかこの場所には必ず立ち止まってしまいます。

6/10 16:03

エゾムラサキのようです？？

6/10 16:22

奥行き、スケール感のある景観は飽きることがありません。

6/10 16:31

徳沢園地に到着しました。

6/11 4:37

2日目の朝、前穂に陽光が・・・

6/11 4:45

明神峰も負けてはいません。

6/11 5:00

澄み切った秋ほどの迫力はないでしょうが・・・。

6/11 5:16

モルゲンロートを愛でながら、薄明の道を進みます、至福の時です。

6/11 5:18

早朝の空気が心地よいです。

6/11 5:18

うっすらと新村橋が見えます。

6/11 5:41

新村橋から前穂北尾根の岩峰群を眺めます。

6/11 5:56

奥上高地ならではの清涼感です。

6/11 6:36

横尾近くで左岸にも陽光が届き始めました。

6/11 7:11

横尾で出会った方、一枚板のままで背負うと風に煽られるのでご自分でカスタマイズされたそうです(撮影、掲載も快諾して下さいました)。

6/11 8:14

槍沢へ入って行きます。

6/11 8:32

槍見河原より穂先を望みます。

6/11 8:48

一ノ俣に来ました。

6/11 9:10

アカヤシオかな?　六甲のモチツツジに似ているようですが・・・。

6/11 9:20

二ノ俣にやって来ました。

6/11 9:24

沢沿いの快適な山道が続きます。

6/11 9:51

ロッジ直下のデブリを進みます。

6/11 10:07

槍足ロッジに到着です。

6/11 10:11

穂先がはっきりと見えます。

6/11 11:38

デブリの所々に割れ目が入っています。慎重に。

6/11 12:36

日がな一日でも、ぼーっとしていたいスポットが随所に在りました。

6/11 13:16

ニリンソウが各所で群生していました。

6/11 13:20

屏風岩です。

6/12 4:31

3日目の朝、前日と撮影場所を少し変えてみました。

6/12 4:39

ちょうど北尾根の岩峰群だけが浮かび上ります。

6/12 4:45

河原を歩きながら・・・

6/12 4:48

・・・

6/12 5:03

陽光が増して来ました。

6/12 5:08

辺りもすっかり明るくなって来ました。

6/12 6:43

荷物は大変ですが、思わずテン泊がしたくなる園地です。

6/12 6:46

お世話になった徳沢園、万事に行き届いた山宿で、快適な時間を過ごせます。

6/12 8:42

名残を惜しみつつ、振り返ります。

6/12 9:38

明神の手前、聖俗の結界を渉ります(笑)。

6/12 9:46

何という花だろう?・・・明神近くで。

6/12 13:09

上高地音楽祭:山本潤子ミニコンサート(ステージは撮影禁止)です。

6/12 13:53

林間に、伸びやかな歌声が心地よい ♪〜♪〜

〜♪

撮影機器：

EX-H10 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

HP pst2600 HP

感想

pokopen

リハビリを始めて早や3ヶ月、近場の日帰りハイクをくり返し、腰痛のことは
あまり意識することなく山道を歩けるまでに漕ぎつけました。先週初には、い
よいよ梅雨入りの予想も発表され、最後の「五月晴れ」をねらって遠征ハイク
に出かけてみました。

3日間の旅程なので半日程度の悪天候は覚悟しましたが、幸いにも3日間とも完
全な快晴に恵まれました。感謝!です。
旅程は腰痛対策を最優先にして小屋連泊・ザックデポ・日帰りデイパックスタ
イルという何んとも贅沢過ぎるものでしたが、それでも2日目の後半には少し
腰が重くなってしまいました。腰痛のせいにして来ましたが、やはり加齢と共
に基礎体力やバランス感覚は明らかに低下しており、縦走やピークハントの再
挑戦はもう無理なようでした。まあ、物は考えようで、1,500〜2,000m辺りが
いちばん美味しく楽しめる所かもしれませんが（笑）。

安房トンネルが開通してからもう10年以上になると思いますが、飛騨側からこ
のルートで上高地方面へ入ったのは初めてでした。トンネルの開通前は、新穂
高温泉郷に立ち寄る時以外は、信州側から入山するのが当たり前のように思っ
てました。昔、夜行の上高地直行バスやJR中央線の座席指定が取れなかったた
めに、一度だけ、高山からバスを乗り継いで上高地に入ったことを憶えていま
す。そもそも、ウェストンが徳本越えであの地域に入った時以来、北アルプス
の歴史は信州側、つまり東国の文化圏の影響下で作られて来たと思います。関
西人にすれば、むしろ立山〜剣の山域の方に親近感を覚えるのは私だけでしょ
うか・・・。

上高地に入ったのは、観光旅行について行ったのを除けば、十数年ぶりでしたが
奥上高地の新緑や高山植物、槍沢の渓流、明神〜前穂のモルゲンロート、大きな
おまけで山本潤子のミニコンサートまで楽しめました。久し振りに北ア上高地の
空気を満喫できた散策になりました。

以下参考情報　:
上高地の見どころ、飲食、宿泊、入浴、施設案内など全般
上高地公式サイト→http://www.kamikochi.co.jp/
北アルプスの登山道情報、天候、ライブカメラなど
北アルプスBBネットワークhttp://www.northalps.net/nabbn2/indexphp?language=ja
快適な山宿、徳沢園のHP→http://www.tokusawaen.com/index.html
北アルプスの山宿
北アルプス山小屋友交会HP→http://kita-alps.yamagoya.gr.jp/

コメント

northsnow

エゾムラサキ
同じころ上高地から入って山を歩きました。
エズムラサキ名前を知りませんでした。
ただきれいな輝くような花でした。
写真に撮りましたが名前を調べる時間がないままにいました。
名前を教えていただきありがとうございました。
槍までの写真はHPのほうに出してあります。

pokopen

エゾムラサキ
northsnow さん：
こんばんわ〜♪
先週末は清々しい好天でしたね　この時期はまだ登山客も少なく静かな山歩きが楽しめますね

私は全くの習い始めですが、同一の高山植物にも色々な呼び方があり、調べるのもかなり大変ですね（笑）
徳沢園で同宿になったご年配の方は「エゾムラサキ」は「勿忘草」でも通じるとおっしゃられていました。

せめて2,000ｍは越えたかったのですが、ロッジ（1,820ｍ）から上は軽装では無理だということで残念ながら自重しました