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Yamareco

記録ID: 6817943
全員に公開
ハイキング
甲信越

宝珠山。ブナの森

2024年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:02
距離
4.7km
登り
459m
下り
480m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:48
休憩
0:15
合計
2:03
5:18
63
スタート地点
6:21
6:36
45
7:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立派な登山口の標識。ここまで車で来ることができた。
すでに三合目らしい、ここ石間口よりスタート
2024年05月18日 05:19撮影
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5/18 5:19
立派な登山口の標識。ここまで車で来ることができた。
すでに三合目らしい、ここ石間口よりスタート
春らしいきれいな沢を越えて進む
2024年05月18日 05:20撮影
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5/18 5:20
春らしいきれいな沢を越えて進む
しばらく標高を稼いで登って行くと尾根に乗った。
やっぱりクマが多いよう
2024年05月18日 05:30撮影
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5/18 5:30
しばらく標高を稼いで登って行くと尾根に乗った。
やっぱりクマが多いよう
おー、すばらしいブナの自然林。
登山道は深い樹林の中を進みます
2024年05月18日 05:47撮影
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5/18 5:47
おー、すばらしいブナの自然林。
登山道は深い樹林の中を進みます
朝日が差し込み樹皮が引き立つ
2024年05月18日 05:50撮影
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5/18 5:50
朝日が差し込み樹皮が引き立つ
ブナの森がずっと続いている
2024年05月18日 05:51撮影
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5/18 5:51
ブナの森がずっと続いている
どうやら貴重なブナの森のようです
2024年05月18日 05:54撮影
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5/18 5:54
どうやら貴重なブナの森のようです
こんなふうにブナに見惚れていると
2024年05月18日 05:54撮影
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5/18 5:54
こんなふうにブナに見惚れていると
前を歩く猿の集団に出会った。適当な距離をあけて先を進み、こんな風に何度も振りかえってはこちらとの間を確認したりしていた。ずいぶん人間慣れしている様子
2024年05月18日 05:58撮影
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5/18 5:58
前を歩く猿の集団に出会った。適当な距離をあけて先を進み、こんな風に何度も振りかえってはこちらとの間を確認したりしていた。ずいぶん人間慣れしている様子
しばし一緒に歩いたがもう先へは進めないのか、このあたりで両脇へと登山道から離れた。間近の木の枝によけた親子猿がいたりした
2024年05月18日 06:00撮影
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5/18 6:00
しばし一緒に歩いたがもう先へは進めないのか、このあたりで両脇へと登山道から離れた。間近の木の枝によけた親子猿がいたりした
猿の集団をうしろに置いて進むと、展望が開ける場所があり、どうやらあの山頂が宝珠山のようです
2024年05月18日 06:04撮影
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5/18 6:04
猿の集団をうしろに置いて進むと、展望が開ける場所があり、どうやらあの山頂が宝珠山のようです
地を這うようにクマイチゴ
2024年05月18日 06:18撮影
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5/18 6:18
地を這うようにクマイチゴ
サワフタギでしょう
2024年05月18日 06:39撮影
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サワフタギでしょう
そうして宝珠山に到着です
2024年05月18日 06:33撮影
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5/18 6:33
そうして宝珠山に到着です
陽の登っている方向に五頭山
2024年05月18日 06:13撮影
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5/18 6:13
陽の登っている方向に五頭山
朝の光があふれていた
2024年05月18日 06:21撮影
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5/18 6:21
朝の光があふれていた
どうやら向こうは雲海のようです
2024年05月18日 06:22撮影
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5/18 6:22
どうやら向こうは雲海のようです
ちょっとアップで、三川の方でしょうか。
なかなかいい眺めです
2024年05月18日 06:26撮影
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5/18 6:26
ちょっとアップで、三川の方でしょうか。
なかなかいい眺めです
山頂のお地蔵さん
2024年05月18日 06:23撮影
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5/18 6:23
山頂のお地蔵さん
天空のお地蔵さんは何やらさわやか
2024年05月18日 06:27撮影
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5/18 6:27
天空のお地蔵さんは何やらさわやか
遠くに弥彦山、ちょっと霞みぎみですが。
新津丘陵がよくわかる。そのまわりはもちろん新潟平野
2024年05月18日 06:30撮影
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5/18 6:30
遠くに弥彦山、ちょっと霞みぎみですが。
新津丘陵がよくわかる。そのまわりはもちろん新潟平野
高いところからのお地蔵さんとツツジ
2024年05月18日 06:31撮影
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5/18 6:31
高いところからのお地蔵さんとツツジ
菅名岳と。とってものどかな、いい風景です
2024年05月18日 06:33撮影
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5/18 6:33
菅名岳と。とってものどかな、いい風景です
それでは帰りましょう
2024年05月18日 06:35撮影
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5/18 6:35
それでは帰りましょう
空の青さと新緑を撮っておこうと
2024年05月18日 06:41撮影
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5/18 6:41
空の青さと新緑を撮っておこうと
帰りも陽の差すブナ林を楽しんで
2024年05月18日 06:56撮影
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5/18 6:56
帰りも陽の差すブナ林を楽しんで
展望場から木の間ごしに菅名岳と咲花温泉
2024年05月18日 07:08撮影
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5/18 7:08
展望場から木の間ごしに菅名岳と咲花温泉
青空と新緑林
2024年05月18日 07:16撮影
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5/18 7:16
青空と新緑林
上から登山口を見る
2024年05月18日 07:17撮影
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5/18 7:17
上から登山口を見る
咲き始めたミズキの花
2024年05月18日 07:19撮影
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5/18 7:19
咲き始めたミズキの花
タニウツギもところどころに。
無事下山
2024年05月18日 07:20撮影
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5/18 7:20
タニウツギもところどころに。
無事下山
帰りには、谷川連峰が夕焼けに染まった
2024年05月18日 19:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/18 19:03
帰りには、谷川連峰が夕焼けに染まった
【前日】
小千谷の小栗山観音堂へ
2024年05月17日 14:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:43
【前日】
小千谷の小栗山観音堂へ
毎月17日が開帳日。
堂内中央には、如意輪観音像。思ったよりずいぶん大きい
2024年05月17日 14:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:00
毎月17日が開帳日。
堂内中央には、如意輪観音像。思ったよりずいぶん大きい
左手堂内に16体の像。
2024年05月17日 13:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 13:57
左手堂内に16体の像。
右手にも16体。とってもすばらしくずっと見ていられそうだけど……
2024年05月17日 13:58撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 13:58
右手にも16体。とってもすばらしくずっと見ていられそうだけど……
気持ちを落ち着かせるために一度、外に出てあたりを散歩。
裏山に咲いていたオダマキ
2024年05月17日 14:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:14
気持ちを落ち着かせるために一度、外に出てあたりを散歩。
裏山に咲いていたオダマキ
またシャクの群落もすばらしかった
2024年05月17日 14:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:16
またシャクの群落もすばらしかった
のぼせそうな気持を落ち着けて再び御堂へ。
いやー、あり得ないほどすばらしい表情に圧倒されます
2024年05月17日 14:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:38
のぼせそうな気持を落ち着けて再び御堂へ。
いやー、あり得ないほどすばらしい表情に圧倒されます
何と言うのでしょう、こちらの現世的妄執を鷲掴みにされたような、そんな見透かすような、それでいてとっても柔和な表情とは。後ろ髪をひかれながらも帰ります
2024年05月17日 14:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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5/17 14:35
何と言うのでしょう、こちらの現世的妄執を鷲掴みにされたような、そんな見透かすような、それでいてとっても柔和な表情とは。後ろ髪をひかれながらも帰ります
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(S/G小) シューズ(S/L) 半袖シャツ(W) 夏帽子(M) 手ぬぐい

感想

 早朝に宝珠山へ。最も短時間で登れる石間の登山口から。さほど山深くはないはずなのだが、このあたりは人気が少なく深山の感じがとっても色濃い。人手が加わっているという印がなんとなく少ないからだろうが、といっても合目標識は各合目にありクマ避けの処置も多いが、きっと山自体が自然林でその森に手が入っていないからだろう。そんなわけで、他の生き物が生存している雰囲気もまた大きい。
 誰もいない早朝、ちょっと静かすぎる樹林内の登山道を登って行く。尾根に乗って進んで行くと、この山ずっとブナの森が続きその新緑がとてもきれいだった。朝の光が林内を抜けると樹皮が白く明るくなり、揺れる葉むらも若緑に輝いた。途中猿の群れと一緒に歩く場面もあったが、ここのサルは人間の姿を見て逃げるわけでもなく、こちらの様子を慎重にうかがっている場面などを見るとまったく人慣れしている。それならこの猿集団は里の作物を狙っているのかもしれない。
 山頂は展望が開けなかなか眺めがよい。眼下の水の張った広大な田んぼの眺めは、まさに春の風物詩といってよく、このすばらしい風景が毎年永続的に繰り返されることを願う。

木喰さん
 小千谷の小栗山観音堂の木喰さんの木像を初めて見た。仏像を見るのは好きで、これまでも機があればそれなりに見てきたが、木喰さんの木彫りはやはり他の仏像とは似ても似つかぬ一線を画している。真面目とか真剣味とかが前面に出る若い時代には理解しがたいところが多かったに違いない、なんとなく忌避感があったような気もする。その良さは歳を重ねるとともにわかってくる、きっとそうに違いない。そう木喰さんが彫りはじめたのはもう六十に近かったのだから。
 表情、肢体どれも皆すばらしく、生きて目前にいるようだ。昔の子供たちはこの像を浮き輪にしたり、相撲をとったり、投げて遊んだりと……、そうさせる魔力がこの像には宿っている。木喰さんはまったくもって民衆の中にいたのだったに違いない。

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