富士山(須走)撤退 体力の限界?


- GPS
- 10:33
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 10:33
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【須走口五合目駐車場〜EL2870】 ・2450までブル道を行く。雪付きを嫌い少々ヤブ漕ぎ。 【EL2870〜EL3460】 ・2780でブル道に合流。夏道には向かわず途中から雪渓を目指す。 ・2870からシール登行。雪はグズグズで早々にクトー装着。 ・脚が回らず3460で撤退。 【EL3460〜EL2870】 ・上部はフラットで滑りやすい。雪面は徐々に荒れてくるが縦溝小さく、雪も柔らかいので苦にならない。 【EL2870〜須走口五合目駐車場】 ・2510で雪付きに出る。中々の急斜でツボでは危険なためヤブに入り白樺を掴みながらのアドベンチャー。 |
写真
感想
3ヶ月振りのスキー山行は、まこっちゃんと富士山へ。
最近は全く運動をしていないので、体力に不安を感じつつも剣ヶ峰を目指す事とした。
5時過ぎ須走五合目駐車場よりスキー&ブーツの重荷を背負い、アプローチシューズで元気よくスタート。
出だしはブル道を進み、EL2450の雪付きでブル道を離れ少々ヤブ漕ぎ。火山礫の斜面は踏ん張りが効かずに歩き難く、多くの休憩を挟みのんびりと高度を稼いで行く。
上部から延びる雪渓は5本あり、どこに取付くか相談しながらEL2780で再びブル道と合流しトラバース。このまま進むと夏道に合流となるが、早く重荷から解放されたいので直登して雪渓を目指した。EL2870で雪渓の末端にドンピシャで出た。
やっと重荷から解放され、シューズをデポして雪渓にのりシール登行開始。
雪はグズグズで登り難く早々にクトーを装着する。
今日のまこっちゃんは元気で直登刃付きクトーを装着してガンガン直登して行くので追いつけない。自分は休憩中に食欲が無く、エネゼリーしか補給していなかったらシャリバテ気味となり休憩を要請。
エネバー等で補給をしたが脚が全く回らず高度を50m上げるのに15分。その後は更に亀脚となり50m上げるのに25分掛かってしまい、先行するまこっちゃんに無線で自分の事は気にせず剣ヶ峰を目指してと一報を入れる。
EL3460で完全に脚が止まった為、登行終了の一報を入れ少し下って待つ事とした。
斜面でシールを剥し100m程スキー滑走。雪面は奇麗で滑りやすく最高だ。
40分掛けて登っても滑走は1分。。。
雪渓の際でスキーを脱ぎ岩の上で景色を眺めつつまったりとエネ補給。
お鉢まで登っていたまこっちゃんから無線が入り、剣ヶ峰まで板の脱着が数回ありそうで面倒だから降りるとの事。
暫く待ち合流したらお互いパシャパシャし合いながら滑走を楽しむ。広大な斜面に人も少ないので気持ちのいい滑走となった。やっぱり独立峰の滑走は独特な雰囲気があるな。
標高を下げると雪はグズグズになり雪面も荒れだすが縦溝も小さいので問題なく滑走。雪渓末端付近では少し雪が薄い所もあり、石も出てくるので慎重に滑り雪渓末端で滑走終了。
デポしたアプローチシューズに履き替え重荷を背負って下山開始。ザクザクと下っていると火山礫がシューズの中に入り不快。
適当に降りていたら登行時と違うルートを降りてしまい、EL2500mで雪付きとなった。最初は緩斜面だったので気にせず進んで靴スキー等しながら降っていたが、その先が結構な急斜面になり斜面下方には岩もありツボでは危険。側面のヤブに入り白樺の枝を掴みながらトラバース下降。スキーが引っ掛かり煩わしく、余計なアルバイトだった。少しの雪付きを歩いたらブル道に合流。あとはひたすら降り無事駐車場へ下山。
今回は時間に余裕があれば、お釜滑走も考えていたが全くダメダメだった。途中撤退など全く考えていなかったので結果に気落ちする。笑えない。
山に対するモチベーションの低下もあるが、山に向き合う為には技術はもとより最低でも気力、体力が備わっていなければならないと認識させられる山行となった。
これが板納の儀では悲しすぎる。。。
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