ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6836186
全員に公開
ハイキング
北陸

荒島岳 / アニバーサリーイブを百名山で!

2024年05月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:36
距離
10.7km
登り
1,343m
下り
1,337m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
1:02
合計
7:37
7:56
8:02
24
8:26
8:26
34
9:00
9:02
25
9:27
9:32
18
9:50
9:50
5
9:55
9:55
7
10:02
10:18
13
10:31
10:32
7
10:39
10:39
21
11:00
11:06
21
11:27
11:27
18
11:45
11:55
20
12:15
12:31
29
13:00
13:00
26
13:26
13:26
61
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
勝原スキー場跡に無料駐車場あり
コース状況/
危険箇所等
勝原スキー場〜シャクナゲ平は場所によって歩きにくいところあり。
もちが壁は岩場やクサリなどのある急登。滑落注意。
その他周辺情報 勝原スキー場跡より車で20分のところに九頭竜温泉あり
勝原スキー場跡の登山口。
2024年05月22日 06:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 6:51
勝原スキー場跡の登山口。
最初はコンクリート舗装の坂道を登っていく。
2024年05月22日 06:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 6:53
最初はコンクリート舗装の坂道を登っていく。
岩くずだらけの歩きにくい道。
2024年05月22日 07:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 7:14
岩くずだらけの歩きにくい道。
40分でリフト跡に到着。
2024年05月22日 07:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 7:32
40分でリフト跡に到着。
いやここが登山口なんかーい。
2024年05月22日 07:33撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 7:33
いやここが登山口なんかーい。
ズルズル滑りたおすドログチョ粘土の道。受験生は行ってはいけない!
2024年05月22日 07:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 7:44
ズルズル滑りたおすドログチョ粘土の道。受験生は行ってはいけない!
トトロの木。どのへんがトトロなんだろう?
2024年05月22日 07:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 7:57
トトロの木。どのへんがトトロなんだろう?
美しいブナ林の中を歩く。
2024年05月22日 08:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 8:41
美しいブナ林の中を歩く。
シャクナゲ平への急登。
2024年05月22日 08:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 8:45
シャクナゲ平への急登。
9:00、シャクナゲ平に到着。
2024年05月22日 09:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5/22 9:00
9:00、シャクナゲ平に到着。
うええ、そんなに怖いとこなのか!?
2024年05月22日 09:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5/22 9:13
うええ、そんなに怖いとこなのか!?
やってきました、もちが壁。
2024年05月22日 09:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 9:20
やってきました、もちが壁。
かなり本格的な岩登りを強いられる。
2024年05月22日 09:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 9:25
かなり本格的な岩登りを強いられる。
振り返れば小荒島岳の向こうに大野平野。
2024年05月22日 09:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 9:25
振り返れば小荒島岳の向こうに大野平野。
もはやただのハードルと化した階段。
2024年05月22日 09:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5/22 9:31
もはやただのハードルと化した階段。
段差がデカい!
2024年05月22日 09:40撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 9:40
段差がデカい!
山頂が見えて来た。
2024年05月22日 09:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
5/22 9:47
山頂が見えて来た。
おお、雪が残ってる。
2024年05月22日 09:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 9:54
おお、雪が残ってる。
もうすぐ。
2024年05月22日 10:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 10:03
もうすぐ。
10:00、荒島岳(1,523m)登頂。
2024年05月22日 10:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
5/22 10:06
10:00、荒島岳(1,523m)登頂。
白山はちょっと雲に隠れてる。
2024年05月22日 10:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 10:26
白山はちょっと雲に隠れてる。
パッチワークみたいな大野平野の眺め。
2024年05月22日 10:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 10:13
パッチワークみたいな大野平野の眺め。
さあ下りるか。
2024年05月22日 10:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 10:32
さあ下りるか。
白山ちょっと顔出した。
2024年05月22日 11:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 11:06
白山ちょっと顔出した。
小荒島岳へ向かいます。
2024年05月22日 11:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 11:34
小荒島岳へ向かいます。
コアラから仰ぎ見る荒島岳の雄姿。
2024年05月22日 11:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 11:50
コアラから仰ぎ見る荒島岳の雄姿。
下山。
2024年05月22日 14:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 14:26
下山。
九頭竜温泉に汗を流しに来た。
2024年05月22日 15:40撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 15:40
九頭竜温泉に汗を流しに来た。
九頭竜ダム。デカい!
2024年05月22日 16:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5/22 16:02
九頭竜ダム。デカい!
ダムからの眺め。あれは荒島岳だろうか?
2024年05月22日 16:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 16:17
ダムからの眺め。あれは荒島岳だろうか?
九頭竜道の駅にある恐竜。動いて鳴く。
2024年05月22日 16:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 16:28
九頭竜道の駅にある恐竜。動いて鳴く。
加賀にやって来た。柴山潟からの白山。
2024年05月22日 19:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
5/22 19:05
加賀にやって来た。柴山潟からの白山。
北陸の海の幸をいただきます。
2024年05月22日 19:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/22 19:10
北陸の海の幸をいただきます。
深田久弥ゆかりだという富士写ヶ岳の登山口。
2024年05月23日 09:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5/23 9:16
深田久弥ゆかりだという富士写ヶ岳の登山口。
我谷吊り橋。美しい。
2024年05月23日 09:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/23 9:20
我谷吊り橋。美しい。
東尋坊へ観光に来た。
2024年05月23日 10:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/23 10:36
東尋坊へ観光に来た。
柱状節理が見事。
2024年05月23日 10:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/23 10:26
柱状節理が見事。
小浜で海鮮丼を食って帰る。
2024年05月23日 13:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
5/23 13:14
小浜で海鮮丼を食って帰る。

感想

このたび結婚20周年を迎えることと相成った。せっかくなので連休を取って記念に旅行でもすっかとなり、どうせなら遠征で登りに行こうという話で夫婦間のコンセンサスは比較的容易にまとまったのである。
目的地は当初は妙高か御嶽山がいいなと思っていたのだが、5月はどちらも結構な残雪があるようなので断念。大阪から比較的近い福井の百名山・荒島岳に登り、晩は石川県で泊まろうということに決定する。

夜中の3時に堺を出発、近畿道から第二京阪、京滋バイパス、名神から北陸道と明けてゆく高速を爆走して福井へ。北鯖江PAで朝メシを食って中部縦貫道へ入り勝原(かどはら)へ向かう。
荒島岳は大野富士とも呼ばれる日本百名山の一座で、平安時代の書物にも「阿羅志摩我多気(あらしまがたけ)」との記載がある。大昔の巨大カルデラ火山が2000万年ものあいだ浸食された残骸の一部がこの荒島岳なのだそうだ。

6時半に登山口の勝原スキー場跡に到着、トイレをすませ装備を整えて6:50登山開始。
初っ端はコンクリート舗装されたダラダラ長い上り坂。写真ではわかりにくいがまあまあの傾斜だ。これは帰ってくる時しんどいぞ〜。
舗装路を10分ほど登れば今度は岩くずがゴロゴロ転がるとても歩きにくい山道となる。これも帰ってくる時にヒザや足首にきそうだ。
7:30にリフトの残骸があるリフト終点跡に到着。「荒島岳登山口」と書かれた立派な標識が立っていてズッこける。いや今までの道は何やってん。スキー場が営業していたころはここまでリフトで上がって来れた名残なのだろうか。
リフト跡から上はドログチョ粘土の道。靴もストックもズルズル滑る。これまた下りが思いやられる。標高800mより上は日当たりと風通しが良い場所が増えて多少は地面が乾いて歩きやすくなる。
途中「トトロの木」と看板のある木の根っこの残骸のようなものがあるが、一体なにがどうトトロなのかどの角度から見ても一向にわからない。誰か詳しい人教えて。

標高1,015mと標識のある深谷の頭からは若干傾斜が緩やかになり、美しいブナの森を抜けてゆく歩きやすい快適な道が続く。小さなピークを越えて下ればシャクナゲ平に向かって恐怖の急登が始まる。
偽シャクナゲ平にガッカリさせられながら鬼のような急坂をゼエゼエ言って登り切り、9時にシャクナゲ平に到着。中出(なかんで)コースや佐開(さびらき)コースと合流する、荒島岳登山の要衝だ。
シャクナゲ平から少し下って登り返すと「この先滑落死亡事故多発」みたいな看板があり、長いクサリが登場すればいよいよ荒島岳の核心部、もちが壁の登りとなる。
道が崩落している箇所や岩場の登攀など文字通り壁のごとき急登。技術的にはさほど難しいわけではないので、三点支持など基本を押さえていれば通過に問題はなさそうだが、木の根や岩を掴んでよじ登ったりと両手を使うことが多いのでストックは片付けて臨むことを推奨する。
もちが壁を越えて標識の立つ前荒島岳のピークを過ぎると、目の前に荒島岳の山頂が大きく姿を現す。

10時、荒島岳(1523m)登頂。
山頂は360度の展望で、雪をまとった白山の雄姿が素晴らしい。登ってきた方向を見れば、小荒島岳の向こうに田んぼや麦畑がパッチワークのように広がる大野平野が見渡せる。
15分ほど写真を撮ったり他の登山者と山談義に花を咲かせたりして山頂を後にする。
山頂からシャクナゲ平への下りがこれまた時間がかかった。もちが壁の下りでペースが上がらず、また次から次へと登ってくる登山者に道を譲り、または先ほどまでは山頂部に雲がかかっていた白山の雲が徐々に取れていき、その都度いちいち写真を撮っていたりして、手元の地図ではCT40分書かれているところを1時間以上かかった。って登りよりも遅いやないかい。
シャクナゲ平に戻り、そこから小荒島岳へ寄り道していく。シャクナゲ平からコアラへは緩やかで歩きやすい道を20分ほど歩き、分岐から2〜3分頑張って登れば到着する。

10:45、小荒島岳(1,186m)登頂。
ここから仰ぎ見る荒島岳の姿が秀麗で雄々しい。この景色を見たくてやってきた。勝原コースや佐開コースで登山する方も時間に余裕があるならぜひ立ち寄られることをおすすめしたい。
コアラ山頂で写真を撮り、またシャクナゲ平へと戻る。本当はコアラで荒島岳を眺めながらお昼にしようと考えていたのだが、山頂は開けていて木陰が皆無なため、日当たりが良すぎるのだ。今日みたいな日差しが強い日はちょっと暑い。
本日3度目のシャクナゲ平でランチタイム。今日のお昼は多賀SAで買ってきた柿の葉寿司とサーモン巻き。美味かった。

昼メシを食って下山にかかる。急坂をのろのろと下り、ドログチャ粘土に足を滑らせ、岩くず地帯で足首と膝に負担をかけ、コンクリート急坂でとどめをさされながらも14時半に駐車場に戻ってくる。トイレ前に水道とタワシが備え付けられていることに感謝しながら粘土地帯で泥だらけになった登山靴を軽く洗って勝原を後にする。
このまま宿へ直行してもよかったのだが、意外と時間が余ったので勝原から20分ほど車を走らせたところにある九頭竜温泉というところに汗を流しに行く。サッパリした後はそこから15kmほど上流にある九頭竜ダムを見学に行く。九頭竜ダムは堤高128mのロックフィル式ダム。なかなかの迫力だ。これだけの岩石を持ってきて積み上げるのは大変であったろうな。

それから石川県加賀市に向かい、片山津温泉にて宿泊する。北陸の海の幸と地酒を堪能する。長距離運転と登山の疲れからかめっさよう寝た。
翌日は我谷吊橋や東尋坊などを観光し、小浜まで足を伸ばして海鮮丼を食って堺へ帰る。楽しかった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:108人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
荒島岳(勝原コース・中出コース )
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
カドハラスキー場跡駐車場から荒島岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 北陸 [日帰り]
新下山から勝原への周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら