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Yamareco

記録ID: 68391
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積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

芦別岳

2010年06月13日(日) [日帰り]
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pah01510 その他6人
GPS
10:15
距離
11.9km
登り
1,546m
下り
1,572m

コースタイム

 起床(3:00)-旧道口発 (Co400m)(4:30)-ユーフレ小屋 (Co630m)(6:00)-稜線(Co1650m)(10:35〜50)- 芦別岳(Co1726m)(11:05〜40)-半面山(12:08)-鶯谷(13:16)-新道登山口(Co330m)(14:45)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
○雪渓が切れているところや、厚さはあるものの細いスノーブリッジなど、来週は本谷は無理であると思います。

登山ポストは旧道・新道の両方にあります。

下山後、富良野デリスでフロマージュなんちゃらというチーズケーキとプリンを買いました。案内看板も出てないのに満員です。
登山後のこ汚いカッコでは行きたくないお店ではありました。

温泉は十勝に帰る途中に南富良野のかなやま湖保養センター。
夕飯を食べながら明日の天気の良さを確信(暑さも覚悟・・・)
夕飯を食べながら明日の天気の良さを確信(暑さも覚悟・・・)
朝の富良野太陽の里キャンプ場と芦別岳山塊
朝の富良野太陽の里キャンプ場と芦別岳山塊
林道終点から出発
林道終点から出発
旧道をいきます
旧道のユーフレ川横を行きます。
旧道のユーフレ川横を行きます。
ご存じ三段の滝。写真では分かりませんが上から見ると迫力あります
ご存じ三段の滝。写真では分かりませんが上から見ると迫力あります
ユーフレ小屋が見えてきました。
ユーフレ小屋が見えてきました。
幽玄たるたたずまいのユーフレ小屋
幽玄たるたたずまいのユーフレ小屋
ユーフレ小屋からしばらくは河原を高巻いたりとしょうしたりです。
ユーフレ小屋からしばらくは河原を高巻いたりとしょうしたりです。
おお!!雪渓が現る。
おお!!雪渓が現る。
雪渓切れて、再び雪渓
雪渓切れて、再び雪渓
ここでアイゼン装着です。
ここでアイゼン装着です。
雪に埋まるゴルジュ。
しかし、高度あがりません。
雪に埋まるゴルジュ。
しかし、高度あがりません。
じぇんじぇん高度があがりません。
じぇんじぇん高度があがりません。
両岸には目にも爽やかな滝の姿も楽しめます。
両岸には目にも爽やかな滝の姿も楽しめます。
ここのスノーブリッジは細くておっかなかった。
厚さはありましたが。
ここのスノーブリッジは細くておっかなかった。
厚さはありましたが。
まだ続くだらだら雪渓
まだ続くだらだら雪渓
5稜を臨みながら登行
5稜を臨みながら登行
なんだかんだと近づく5稜
なんだかんだと近づく5稜
こきたない雪渓もありました
こきたない雪渓もありました
それでも着実に近づく5稜
それでも着実に近づく5稜
急登になってから夫婦岩など素晴らしい岩陵の風景が迫ってくる。
急登になってから夫婦岩など素晴らしい岩陵の風景が迫ってくる。
本谷上部
本谷をふり返るリーダー
本谷をふり返るリーダー
迫り来る5稜(でもこの後雪渓は折れちゃうんだけどね)
迫り来る5稜(でもこの後雪渓は折れちゃうんだけどね)
この上あたりで岩が転がり落ちてきた。
この後、急登。
この上あたりで岩が転がり落ちてきた。
この後、急登。
こちらは1稜の稜線から望む富良野盆地
こちらは1稜の稜線から望む富良野盆地
ぼけちゃってますが本谷上部から下を見る
ぼけちゃってますが本谷上部から下を見る
そこから上を見る
そこから上を見る
さて、本谷から夏道に出ます。
見えてきた芦別頂上
さて、本谷から夏道に出ます。
見えてきた芦別頂上
ポントシナベツ方面
ポントシナベツ方面
新道越しに富良野盆地
新道越しに富良野盆地
遠くに見る十勝連峰
遠くに見る十勝連峰
続々到着。我がパーティ
続々到着。我がパーティ
本谷越しに西富良野岳を望みます。
本谷越しに西富良野岳を望みます。
で本谷アップ
新道下山で見えた夫婦岩のXルンゼ
新道下山で見えた夫婦岩のXルンゼ
やれやれ。新道登山口だぜ
やれやれ。新道登山口だぜ

感想

 芦別本谷は憧れのルートでいつか行きたいと思っていたのだが、雪の多い今年の山の状況により、例年では考えられないこの時期に実現することになった。
 従って、お天気最高だが非常に暑い中での山行。
 雪渓の状態から見てギリギリの日程だったと思われる。(来週は無理デス)
 
 前日は富良野太陽の里キャンプ場に前泊。
 結構、この時期からファミリーキャンプで賑わっている。

 翌日、太陽の里を4時過ぎに出発。なんだかんだと林道終点を出たのは4時半となっていた。
 まずは旧道をユーフレ小屋に向って出発。なんか昔は一生懸命河原を歩いた気がしていたのだが、まあ普通。
 体調の悪かった1ヵ月半で体重増加して体力低下。そんな私が一人、汗かいてるんだと思っていたら皆暑かったそうです。
 普通なら難なく足の上がるスタンスに足が乗らずに苦笑い。

 ユーフレ小屋はいつか泊まりたいと思っていたが、思っていた以上に幽玄たるたたずまい。

 しばらく河原の横の草むらを歩くとしばらくして雪の詰まったゴルジュ帯が見えて、うれしさのあまり吼える。(なんか今回のパーティメンバーは吼える人がいなくてひとり浮いていた。)
 雪面を歩くが川面が覗いている場所があって、そこからアイゼンを装着。

 しばらくは高度の上がらない平坦な雪渓歩きがつづく。

 そしてだだっ広い雪渓の斜度が急になり、5陵のかっこいい姿を励みに、うりゃうりゃと登り出す。(私は相変わらず体が重い。)
 地形図上では等高線が詰まっていて、地図読みがちょっとめんどくさい。

 私が先頭を切ってるときに、遠くから叫び声に似たコールが響いてきた。
 頭を雪渓の先に向けて上げるが、しばらくしてパーティメンバーから「落石がきた!!」「ラク!!ラク!!」の声で初めて二つの石がこちらに雪を散らしながら転がり落ちてくるのを見る。
 いきなり跳ねて方向が変わってはと、どちらに逃げていいか迷うが、結局、大きな一発目は右の岩壁に激突して雪渓の下に消えていった。二発目は素直な転がり方で我々の左を通過。
 これから極めて慎重に上り始める。

 長い長い登高も1稜の横の稜線が見えてきてもう終わりかと思うと結構それからも長い。
 ちょっと最後は私も足が攣りそうになり、最後尾のベテランと一緒につきあってもらう。

 雪渓から振り返る富良野盆地や夫婦岩などの岩陵帯のキリッとした美しさも素敵だったが、本谷を突き上げた場所から見下ろす本谷は本当に愛おしい。

 しばらくして頂上に到着。
 着くとまもなく栗さんとかヤマウチさん・宮王さんが旧道から登ってくる。栗さんに手を差し出すと力強い握手を返してくれた。
 
 初めての晴れた芦別頂上。
 夕張岳・ポントシナベツ岳が雪渓をまとって美しい。目を転じれば富良野の畑の向こうに十勝連峰から大雪までが見渡せます。
 しばしゆっくりと頂上で過ごす。

 頂上直下の雪の斜面は結構斜度があり、トレースを利用して安全をとる。
 あとは芦別新道のいつまでも高度の落ちない長い長い山道歩きが我々を待っていた。

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