ぐるり船形山
- GPS
- 14:11
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 2,352m
- 下り
- 2,345m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:31
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:38
天候 | 一日目朝のうち雨のち曇り二日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
泉ヶ岳スキー場〜泉ヶ岳(滑降コース)〜北泉ヶ岳 濡れて滑りやすくなってましたが、コース整備が行き届いていて快適に歩けます。 長倉尾根 コース上 若干笹などが被っているところがありましたが問題となるほどではありませんでした。 三峰山周辺 藪が結構うるさくなってます。足元が見えづらいところがありますので慎重に進みましょう。 後白髪コースとの分岐〜蛇が岳〜船形山 藪もほぼ無く快適に進めます。 後白髪コース分岐〜後白髪山 問題ありません。 後白髪山〜横川コース分岐 分岐付近は地塘状態です。 横川コース分岐〜定義 分岐あたりは川になってますが、過ぎるとしっかりした道になります。林道4kmポイント辺りも繋がり部分が整備されてヤブ漕ぎするところはありません。後白髪コース入口から林道歩きになります。 定義〜ふるさと緑の道〜泉ヶ岳スキー場 定義の釣堀からふるさと緑の道へ入りますが1kmくらい林道歩き。草が生い茂ってますが歩くのには問題ありません。「ふるさと緑の道」の標識とコンクリートの階段が出現してハイキングコースになりますが所々藪が濃くなります。一部道そのものが見えないくらい生えているところがあります。(おそらく100m位)半分以上進んで林道と合流になります。泉ヶ岳方面から来ると標識等無く入り口がわかりづらいです。林道は問題ありません。 |
その他周辺情報 | 定義豆腐店の油揚げ\120 オーエンスの休憩所はエアコンが効いてて快適でした |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
水5L
|
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感想
土曜日の天気予報がいまいちパッとしなかったのでテントはやめて小屋泊まりにしました。山頂小屋に泊まろうと思ったのですが、最高気温が30度overの予報で水の消費も激しいだろうと担いだ水の消費量によっては升沢小屋かなと思いながら出発。
朝のうち雨が降っていたので、止む頃合を見計らって家を出ます。駐車場はさすがにガラガラ。
船形山に行くのに泉ヶ岳を素通りするのはズルしたような気になるので今回は滑降コース経由で登ります。濡れているので少し滑るのでゆっくり進みます。学校関係のハイキングルートだけあって整備された登りやすい良いコースです。
山頂はそのままスルー。三叉路を抜けて北泉ヶ岳へ。ここまで数人と会ったのみ。時間もちょうど良いので山頂でお昼を取ります。
北泉から先はブナ林の静かな道を気持ちよく進みます。水源まで来ましたが思ったより水の消費が少ないのでそのまま通過。水場の確認はしていません。ここまでほんの少しだけ道が低い笹で隠れていましたが踏み跡がしっかりしてるので問題ありません。
三峰の登りに入ると藪がうるさくなってきます。顔の辺りまで伸びているので腕を上げながらの進行です。山頂付近は足元が見えないくらい茂っているので段差や木の根に気をつけながら行きます。ここから視界が開け周囲の山々や山頂小屋が見えてきます。雲は高いところにあるので周りがすっかり見えました。気温は高いようですが直射日光が無いので稜線に出てもそれほど暑くありません。
結局 蛇が岳を過ぎて山頂に至るまで誰とも会うことはありませんでした。小屋にも誰も居らず北泉ヶ岳から先はコースも眺めも貸切でした。
蛇が岳に着いた頃から風が強く吹きはじめ火照った体に気持ちよかったのですが小屋に着いてからは更に強くなっていき外に出る気にもなりませんでした。早々に食事し寝たのですが風が煙突に入る音が「ビョービョー」と一晩中大きく泣いていました。小屋の中は結構寒く防寒着が必要でした。水の消費量は思いのほか少なく500ccと昼に飲んだ小さいジュースのパックだけでした。
翌日も風は残っていましたが天気は晴れ。小屋の中は寒かったものの外に出たらすでに暑くなりそうな雰囲気。ラジオでは予報32度と言ってたので残った水3L弱を捨てずに携行。下山コースはあまり荒れておらず歩きやすかったですが横川コースの分岐だけはいつ通っても歩くところがありません。あの水溜りを見ると「分岐まで来たな」と実感します。
わさび沢の下の林道との交差点から下ですがすっかり整備されて歩きやすくなりました。もうヤブ漕ぎするところはありません。
後白髪コース入口から下は長い林道歩きになります。林道が終わっても今度は舗装路歩きになるので登山靴のほかにジョギングシューズも持って行きました。やはり舗装路だとスピードが違います。
今回の目的の一つ、油揚げを食べるために定義を目指します。しかしやはりアスファルトの上は「暑い!」の一言です。ようやくの思いで店に着きました。幸いなことにまだ混雑してなかったので並ばずに買えました。
油揚げを戴いて満足したところで今回のメインである「ふるさと緑の道」。泉ヶ岳に来るたびに看板だけは目にしてましたが、誰も通る人が居なくて道とも言えないジャングルを想像してました。木や草ものびのびと茂る季節、そこでヤブ漕ぎ覚悟で突撃しましたが思ったよりちゃんとした道でした。(笑
定義からの入り口は釣堀の前の道から。入口にロープが張られてましたが車両の通行を止めるためのようで跨いで進みます。しばらく砂利敷きの作業道路ですが、誰も手入れしないと見えて草が生え放題です。分岐に標識が立っており 横に立派なコンクリートの階段が備えられています。ここからが本当のふるさと緑の道のスタートのようです。所々草で隠されていますがかなりしっかりした登山道です。ただ途中一箇所だけ猛烈な草で覆われてもはや道とは言えない箇所があるので、そこの通過が問題といえば問題です。とくにトゲがある草が腕に刺さりまくります。しばらく腕をさすりながら歩きましたが、短い区間なのでそこだけ合羽でも着たほうが良いかもしれません。
途中で何箇所か道が分岐しますが、すべてロープが張ってあり進入できないようになっています。案内看板も結構立っているので道迷いは余り心配は無いかもしれません。ただ芳の平から来るときは林道から登山道(点線ルート)へ入るところに案内板が無いため判り辛くなっています。注意が必要です。
ふるさと緑の道は芳の平がゴールのため案内板はそちらへ誘導していますが、スキー場下の駐車場に停めた場合は遠回りになりますのでオーエンスのほうに真っ直ぐ進むのがお勧めです。
今回のコースでは車道歩き対策でジョギングシューズを持っていったのは正解でした。また水の計画が立てづらいコースなので盛夏はきついかもしれません。
今回のコースにMAX155さんのレコを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
コメント
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はじめまして、MAX155です。
地図を見て大分長い距離だったので、トレランの選手かと思いましたが、
レコの最後に私のユーザー名が出てきたのでビックリしました。
私が去年の9月に計画したルートでしたが、私は疲れたので、定義からタクシーで泉ヶ岳まで戻りました。
その時、船形山避難小屋で一緒になった登山者の方の話では、トレランの大会があると、コース整備が行われるそうです。
今年の9月26日〜27日に泉ヶ岳のトレラン大会があります。
http://www.spf-sendai.jp/event/pdf/course.pdf
三峰山とか定義から泉ヶ岳間の藪を整備してもらいたいですね。
レコありがとうござました
行ったことの無いコースで情報が無いと不安になってしまいますが、行けたという情報のおかげで安心して突入できました。とても助かりました。
定義から先は平坦な道だったのでそれほど苦労も無く歩けましたが、これほど距離が伸びると思わずに居たので帰ると筋肉痛になっていました。
三峰は今年のトレランのときに整備してくださるとうれしいのですが 去年もここだけは手がつけられてなかったようなのでどうなのでしょう
スゴい距離を短い時間で歩いとるのぉ〜〜〜
健脚が羨ましいわい。
いやぁ、二日目のほうは登りが少ないから距離はあってもそんなに足に来ないんですよ。
一日目も勾配がきつくないコースだし思ったより行けました
何より途中で食べた油揚げ(地元じゃ有名)がガソリンになりました(笑
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