燕岳(2763m) 人の親切に感謝の山旅


- GPS
- 23:30
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
テント設営-13:30燕山荘-14:00燕岳山頂14:30-15:00燕山荘
6/13 6:30燕山荘-7:00合戦小屋7:05-8:00第二ベンチ8:10-8:40中房温泉登山口
天候 | 6/12 曇り時々晴れ 6/13 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道全体は良く整備され、残雪路もステップが形成されており歩きやすい。 しかし、燕山荘近くの残雪路は、急峻な雪渓上を歩くことになるので、滑落 注意である。大した事無いという人も多いだろうが、油断禁物なのだ。 <中房〜合戦小屋> 北アルプス三大急登と言われているが、要は「バカ尾根」である。危険箇所も 少ないので、緩いペースで確実に歩いて欲しい。 <合戦小屋〜燕山荘> 残雪路が現れてくるが、アイゼンは必要ない。 燕山荘直下の残雪路は、急斜面の雪渓上にルートが付いているので、滑落の危 険は否定できない。もう直ぐ目的地なので焦らずゆっくりとね。 <燕山荘〜燕岳> お好きなように歩いてください。転ばぬように。 下山後は、例によって温泉。早く降りてしまったので有明荘には入れない。 しかし登山口に日帰り温泉施設があった。良い世の中になったものだ。 ゆっくりと露天風呂で汗を流し、山旅を振り返る。至福のときなのである。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
新潟から12日早朝、車を走らせ、燕岳へ。駐車場は満員なので、有明荘裏の
第三駐車場に車を停めた。これが後に、私に幸運をもたらすことなど、この
時、当然知る由も無かった。
本格的梅雨の前に是非とも北ア+テント泊をと考え、燕岳に舵を切ること
にした。天気は曇りと晴れが一進一退。晴れ男が来たんだから、なんとか頑
張れと言いながら「バカ尾根」の合戦尾根をひたすら登る。
果たして前方は青空が出てきている。合戦小屋を超えると、大天井、東天井
などが見えてくる。ひと登りすると、ついに天下の槍ケ岳が飛び込んでくる。
さすが晴れ男!
翌日、朝から天気は期待できそうにない。さっさと下山開始。しかし、槍
もなんとか見え、結果的には満足行く山行だった。
登山口にある温泉に入り、満足感の衰えぬまま自宅に到着。ここで、大き
なショックが私を襲うことになる。なんとカメラ、ラジオの入ったポーチが
見当たらない。おまけに安物だが杖も無い。
これはいったいどうしたことか?何度探してもない。しかし、下山終了時の
写真を撮っているので、無くしたとすれば、駐車場だ!
直ぐに有明荘に連絡したところ、なんと駐車場を見てきてくれるとのこと。
第一、第二駐車場ではそうはいかない。有明荘の直ぐ裏手だからこそできる
技だ。少しして、見つかったとの電話が入る。宅急便で送ってもらえるとの
言葉にホット安堵のため息を突く。人の親切とはありがたいものだ。
一時はあきらめたが、写真はあきらめきれない。有明荘さんには足を向けて
寝られない。本当に感謝の気持ちで一杯である。皆さん!日本はまだまだ捨
てがたいですぞ。
それから是非、有明荘に宿泊してください。私も宿泊します。
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