甲斐駒 黒戸尾根
- GPS
- 14:54
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,571m
- 下り
- 2,559m
コースタイム
- 山行
- 13:04
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 14:54
天候 | 快晴 暑すぎました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところや迷いそうな所はありませんが、 とかく道が長いので頑張って下さい。 |
その他周辺情報 | 近くの温泉を探そうとしましたが、ほとんど閉まってて高根町のたかねの湯まで行くことに。。。日帰り500円で22時まで。受付は21:30まででした。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
日本三大急登の一つ、黒戸尾根。
一度は挑戦したいと思いつつ、なかなか機会が無かったのですが、
7月の日の長さと天候を考えて挑戦することに。
この時期だと7時くらいまでは明るいはずなので、
登り7時間、下り5時間だとすると休憩1時間を考えても
17時には下りれるだろう、
最悪当日下山できない事も考えて月曜を休みにしてアタック!
・・・まぁ全く駄目でしたけど。
始めは4時ころ出発する予定でしたが、駐車場到着が4時15分。
まずこの時点で駄目ですね。せめて双葉PAで前泊すれば良かったかなぁ。
4時15分の時点でまだ駐車場は半分くらい。出発する人もちらほらと。
最寄りのコンビニは車で15分くらい戻ったローソンが最後です。
結局4時40分頃にスタート。
刃渡りまで3時間くらいですが、ひたすらつづら折りの坂を上がります。
道はいたって普通の山道、なんですが、とかく暑い・・・
刃渡りまで見晴らしは全くなく、風もあまり吹かないし
天気が良すぎたせいか、Tシャツ、タオルが汗だらけでした。
刃渡り(だけ)は見晴らしがよく、少し元気が復活。
刃渡りを抜けた後はしばらく水平移動が続きます。
五合目小屋跡の直前で甲斐駒が見えてきます。まだあんなにあるんだ、と絶望。
五合目小屋跡を抜けると梯子がちらほら出てきます。
正直梯子登るのに疲れました。すでにバテバテw
スタートから5時間ちょいで七丈小屋に到着。
とりあえず水をがぶ飲み。これがまずかった気もしますが、背に腹は代えられん。
とりあえず早めの昼飯を食べて出発。あとはひたすら気力で山頂を目指す。
ご来光場を抜けて岩場を登る途中でトレラン組の方々と結構すれ違いました。
大体12時辺りに山頂についてるペースなんですかね?
途中励ましの言葉をかけて下さって本当に助かりました。
あの言葉で元気が湧いてきましたよ。
結局8時間半で到着。目標7時間だったので昼食時間を抜いても
すでに1時間オーバーでした。
まぁそんなこと、この絶景を目の前にしてはどうでも良いですがw
甲斐駒は3回目ですが、ようやく快晴の甲斐駒となりました。
いやーほんと来てよかった。疲れが一気に吹っ飛びました。
30分ほど山頂にいて下ります。
とりあえず3時に小屋まで下りて試案。
正直今から戻ると7時着くらいになるので、間違いなくヘッデン必要だろう。
この体力で戻るよりは泊まってゆっくり下りた方が良いのでは?
と考えていたのですが、途中ですれ違った方に、30分前に下りはじめた方も
いらっしゃるとの言葉を聞いて、下りることを決心。
刃渡りを抜けてしまえば危険な個所はないのでヘッデンでも十分に下りれるだろう
という目論見でした。
実際刃渡りまではそんなに苦も無く降りれ、かつ日もまだ高い位置にあったので
余裕かなーと思ってたのですが、実際は八丁登りを下りるのが辛く
かなり足を痛くして泣きながらの下山となりました。
日没は18時頃でしたが、実際は19時20分頃まで道が見える程度の明るさで、
結局ヘッデンなしで橋まで帰ってこれました。
帰る直前には翌日アタックする方々で賑わっていました。
車で10台ちょい居たかな。
さすがにこの時間では風呂入るところもなかなかなく、結局高根町のたかねの湯
まで行きました。受付21:30で22:00まで入浴可能。800円でした。
始めの登り3時間も結構辛かったですが、とかく八丁登りの下りがきつかったです。
体力が足りないのか、下りの技術が甘いのか、両方なのか、
とかく反省するべきところでしたね。
黒戸尾根を制覇した嬉しさより、体の辛さの方が完全に勝ってましたねw
あと今回は天気が良すぎて汗だくだくの水飲み過ぎ、ってのも良くなかったのかも。
でもあの暑さじゃあなぁ。熱中症になってもアレだし…
とにかく無事戻ってこれて良かったです。
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