妙高山


- GPS
- 06:57
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月25日時点で。 梅雨が明けたばかりと、雪解けの水でところどころぬかるんでいます。特に長助池前後は、ヘビーです。 おニューの登山靴の初おろしは、避けた方がいいと思います。 沢の水量は、それほどではなかったので、靴を濡らすほどまでのことはありませんでした。 丸太の橋が流されている、大倉谷の沢の横断は、石を見極め「いち、にの、さんっ!」で飛び越えました。 片足の甲ぐらいまで水をかぶりましたが、ゴアテックスなので濡れた感じはありませんでした。 ただし、失敗したら全身ずぶ濡れの可能性があるので、靴を脱いで渡るのが正解かもしれません。深さは、すねぐらいか、あってもひざ下ぐらいだと思います。 雪解けがだいぶ進み、雪渓は小さくなっていると思います。 長さもそれほどではないので、しっかり、ステップを蹴りこんでいけば、アイゼンがなくても大丈夫だと思います。当然、油断は禁物ですが。 梅雨が明け、晴天が続けばどんどん道が乾くと思います。よほどの雨降りでない限りは条件は良くなるでしょう。 |
その他周辺情報 | 温泉。よりどりみどり です。 |
写真
感想
「妙高五岳 天高く 雄を競いて 立つところ」
で、始まる母校の小学校の校歌。
長野県で、黒姫山のある町の小学校なのに、「妙高」から始まるこの校歌。
妙高山の容姿は一目置かれていたんですね。
そんな、妙高山に39年ぶりに登ってきました。
高校の山岳班の新人合宿で、いきなりここに連れてこられ、それからのクラブ活動の中で一番多く登ったのがここ、妙高山です。
新人合宿から始まり、夏山の為の錬成合宿、冬山偵察合宿、雪上訓練合宿。
年間、4回は来ていました。残念ながら、雪上訓練で頂上まで行ったことは3年間の中で一度もありませんでしたが。
燕、赤倉、池の平。いろいろな所から登りました。
今回は、一番最初に登った時と同じ、燕温泉から。
赤倉源泉小屋経由と、妙仙橋を渡り、4合目付近で合流する北地獄谷コースと長助池を経由し、頂上に向かう燕新道があります。
登りは、赤倉源泉小屋経由で下りを燕新道というコースを取りました。
登っている途中、もう、四十年近く経っているので、景色とか、分岐の場所とかすっかり忘れていましたが、胸突八丁もようやく終わりという所で、そういえばこの辺で、あまりの急な登りにすっかりやられ、
「絶対、明日学校へ行ったら、退班届、出してやる」
とぶつぶつ言い出したことを思い出しました。
その後、しばらく「辞めてやる。辞めてやる」と心の中で唱えて歩いていましたが、鎖場に着いたとき、緊張からか、しゃきんとし、たぶん今みたいにステップは切ってなかったと思うのですが、岩をつかみながら登るうち、なんか楽しくなり、疲れてはいるのだけれど、やめる気は薄れてきて、ひたすら登りました。
そして、頂上に着いた途端、その景色に圧倒され、すっかり辞める気など吹っ飛んでしまい、それ以降、3年間山登りが楽しくて楽しくて。
今日も、あの日と同じように見事な晴天です。
東側に、多少の雲はありますが、なんの問題もありません。
風が強めで、汗でぬれたシャツでは冷や冷やしてしまうほど。上に一枚羽織りました。
山頂で早めの昼食をとり、景色を堪能したあと、長助池経由で下ります。
実は、妙高山へは何度か来ていますが燕新道は歩いたことがありません。
長助分岐までの急な下り。ガイドにも書いてありますが、確かに急でしたねぇ。
視界が開け、雪渓が見えたら急な下りも終わりです。
長助池がまた、いい雰囲気でした。ワタスゲが満開で。こちらに回って良かった。
ただ、ここから先は、結構長かった。
ドロドロだし、暑いし、でも沢で手を洗ったり顔を洗ったりしながらどんどん下り最後の大きな沢を渡れば、ゴールはもうすぐ。
突然、タンクトップに短パンの外人さんに追いつきビックリ。
滝の見物でしょうか。
たぶん、汗だくでビッショリになった登山者を見て、向こうはもっとビックリ。な、はず。
滝を見物に来た観光客が、ちらほら見えるようになったら長い下りも終わりです。
冒頭の小学校の校歌に出てくる「妙高五岳」
妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠連峰、飯縄山の五つの山を、こちらの方では「北信五岳」と呼びます。須坂、小布施、中野方面からだと全山きれいに見え、昔から北信五岳と呼ばれ親しまれています。
ちなみに、今回の妙高山で北信五岳、二廻りめを完了しました。46年かかりましたが。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する