会津駒ヶ岳 間隙狙っての残雪山行


- GPS
- 07:54
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 7:57
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:51
天候 | おおむね晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪解けが早いとのことで、結局軽アイゼン使う局面ナシ |
その他周辺情報 | 🥢裁ちそば まる家 もりそば1000円 ♨️駒の湯 駒の小屋で500円の入浴券購入 |
写真
感想
いよいよ本格的な登山シーズン(私個人として2000m超のこと)になったので、残雪の会津駒ヶ岳に行ってきました。久しぶりの日本百名山です。
とりあえず公共交通機関でのアクセスがなかなか大変で、電車、バスを乗り継いで11時前に檜枝岐役場前に到着。隣接する歴史民俗資料館で少し学んでからというつもりが、あいにくの休館日。リサーチ不足を反省しつつ、仕方ががないので早速出発することにする。
滝沢登山口で登山届を書いて登り始める。晴れ渡る空からの陽光で新緑はまぶしく、蝉の声も騒がしいくらい鳴り響く。
ヘリポート跡、水場と問題なく順調に登っていくが、標高が上がるにつれ前日の雨水と雪解け水で道が小さな沢状態。足元がビチャビチャグチョグチョになるのが避けられない。
更に標高が上がると残雪帯に入る。おそらく雨で踏み跡が消えているので、ルートを見極めながら進んでいく。
駒の小屋直下あたりからガスがかかる。
15時前に宿泊手続きを済ませ、目の前にあるはずなのに真っ白で見えない山頂を自炊室から眺めながら過ごす。
夕飯を食べ終わった17時半前頃に山頂のガス雲が取れる。
日没まで時間があるので慌てて外に出る。とりあえず山頂を踏んで、中門岳の方へ下ってみる。先に広がるのは雪原の尾根。適度に柔らかく歩きやすい。
徐々に西日が強くなる中、中門岳までピストン。慌しいながらフォトジェニックな景色の数々を楽しむ。
小屋に戻ったのは19時過ぎ。20時消灯。
2日目、4時起床。
小屋から一段下がった所からご来光を望む。絵に描いたような真っ赤な日の出。
その後朝食を食べ、5時半過ぎに出発。
富士見尾根に向かう。正面に燧ヶ岳を見る形の眺めが良い緩やかなアップダウンの道を進む。何度か残雪上を歩けて、かなり楽。
大津岐峠からひたすら下りだが、斜度が緩くて歩きやすい。
途中笹に覆われた九十九折りの道で獣の足音を耳にする。重量がある足裏が平たい感じで、明らかに鹿のそれとは違う。視界が悪く姿は確認出来ず、それから30分ほどは声を出しながらの緊張を強いられる下りになる。
見通しがきく道に変わってからは多少ゆったりモードに。
8時半、キリンテバス停に山行ゴール。朝一の時刻がまもなくだったので、それに乗って檜枝岐に戻る。
次のバスの時間まで4時半、名所巡り、ランチ、温泉、お土産購入やらでのんびりとお過ごす。
最近雨模様が続いていたのですが、急遽決まった休みがうまくハマって好天の山行になりました。
残雪を歩くなど通常とは異なる場面もあり、4月頭に負った左足首の捻挫箇所が少し疼く時もありましたが、無事に歩ききりました。温泉効果か、いっぱい動いた結果か、下山後足首の具合改善されました。
幸先良いスタートで、楽しい夏シーズンを迎えられそうです。
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