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記録ID: 686999
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ハイキング
飯豊山

梶川尾根〜門内岳・ギルダ原

2015年07月29日(水) [日帰り]
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GPS
10:43
距離
15.6km
登り
1,747m
下り
1,728m

コースタイム

日帰り
山行
10:05
休憩
0:37
合計
10:42
7:38
7:38
167
10:25
10:25
58
11:23
11:24
29
11:53
11:53
2
11:55
12:00
15
12:15
12:15
14
ギルダ原
12:29
12:29
2
12:31
12:32
25
12:57
13:10
39
13:49
13:50
88
15:18
15:34
71
天候 曇のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯豊山荘奥の登山者用駐車場に多数停められます。
シーズン中は、JR米坂線小国駅から飯豊山荘まで小国町営バスあり。
http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/time.html
コース状況/
危険箇所等
●御手洗いは門内小屋にあり。
●登山口に登山ポストあり。
●梶川尾根は登山口〜湯沢峰手前が細尾根の急斜面になっており、特に下山時は転落注意。
過去3年間で2件の転落死亡事故あり。
広々した駐車場。
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広々した駐車場。
橋を渡るとすぐ登山口。
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橋を渡るとすぐ登山口。
いきなりの急登で始まります。
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いきなりの急登で始まります。
ロープを使って登る所も。
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ロープを使って登る所も。
あっという間に高度を稼ぎます。
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あっという間に高度を稼ぎます。
枯れ木のオブジェと丸森尾根。
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枯れ木のオブジェと丸森尾根。
巨木もありますよ。
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巨木もありますよ。
ようやく湯沢峰。
ここを過ぎると急登は落ち着く。
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ようやく湯沢峰。
ここを過ぎると急登は落ち着く。
稜線のガスは未だ晴れず。
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稜線のガスは未だ晴れず。
なだらかな道にホッと一息。
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なだらかな道にホッと一息。
視界が良くないので滝見台は立ち寄らず通過。
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視界が良くないので滝見台は立ち寄らず通過。
五郎清水は細々とした水量ながらも、冷たくて美味でした。
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五郎清水は細々とした水量ながらも、冷たくて美味でした。
でも、水を得るには登山道からロープを伝って数分下る必要があります。
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でも、水を得るには登山道からロープを伝って数分下る必要があります。
ちょっと気の早いナナカマド。
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ちょっと気の早いナナカマド。
梶川峰からは伸びやかな稜線を歩きます。
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梶川峰からは伸びやかな稜線を歩きます。
これは見事なマツムシソウロード。
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これは見事なマツムシソウロード。
キンコウカも見頃です。
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キンコウカも見頃です。
チングルマもまだ頑張っています。
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チングルマもまだ頑張っています。
華やかですねー。
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華やかですねー。
風になびく傾斜草原。
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風になびく傾斜草原。
主稜線との分岐である扇ノ地紙。
こんなに太い柱、腐ってもいないのにどうやって折れたのだろう…。
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主稜線との分岐である扇ノ地紙。
こんなに太い柱、腐ってもいないのにどうやって折れたのだろう…。
今晩いけそう、も元気に咲いてる。
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今晩いけそう、も元気に咲いてる。
稜線上の小ピークである胎内山を通過。
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稜線上の小ピークである胎内山を通過。
視界はイマイチ。
でも稜線を歩く気分はスッキリ。
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視界はイマイチ。
でも稜線を歩く気分はスッキリ。
こちらはハクサンシャジンロード。
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こちらはハクサンシャジンロード。
いつの間にか見上げれば門内小屋。
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いつの間にか見上げれば門内小屋。
振り向けば門内小屋。
更に少し進んでみます。
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振り向けば門内小屋。
更に少し進んでみます。
門内岳で祠に手を合わせる。
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門内岳で祠に手を合わせる。
北股岳方面に進みます。
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北股岳方面に進みます。
ギルダ原の草原と、奥にうっすらと北股岳。
もう少し先に進みたいのですが…
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ギルダ原の草原と、奥にうっすらと北股岳。
もう少し先に進みたいのですが…
真っ白けになったので、撤収します。
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真っ白けになったので、撤収します。
ひときわ目立つアキノキリンソウ。
もうそんな季節なんですね。
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ひときわ目立つアキノキリンソウ。
もうそんな季節なんですね。
ギルダ池を右に見て帰路につきます。
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ギルダ池を右に見て帰路につきます。
いつ見ても、あなたはフサフサで羨ましい。
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いつ見ても、あなたはフサフサで羨ましい。
このブルーが好き。
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このブルーが好き。
そのうちゆっくり一晩過ごしてみたいですね。
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そのうちゆっくり一晩過ごしてみたいですね。
上空は青空なのにね。
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上空は青空なのにね。
門内小屋に別れを告げて。
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門内小屋に別れを告げて。
湧き上がる曇もまたをかし。
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湧き上がる曇もまたをかし。
杁差岳は最後まで姿を現さず。
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杁差岳は最後まで姿を現さず。
これにて主稜線は見納め。
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これにて主稜線は見納め。
かろうじて麓の長者原集落が見える。
と、遠い…。
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かろうじて麓の長者原集落が見える。
と、遠い…。
谷を挟んで、微かにクサイグラ尾根が見えた。
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谷を挟んで、微かにクサイグラ尾根が見えた。
樹林帯に入ると汗が止まらない(^_^;)
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樹林帯に入ると汗が止まらない(^_^;)
帰りは滝見台に寄ってみます。
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帰りは滝見台に寄ってみます。
あれが噂の石転び雪渓!
長大ですね。
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あれが噂の石転び雪渓!
長大ですね。
小国って山深いなあと改めて思う。
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小国って山深いなあと改めて思う。
バテバテで湯沢峰まで戻りました。
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バテバテで湯沢峰まで戻りました。
すっかり晴れて主稜線を望むことができます。
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すっかり晴れて主稜線を望むことができます。
ダイグラ尾根と飯豊本山。
最後に姿を見ることができました。
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ダイグラ尾根と飯豊本山。
最後に姿を見ることができました。
飯豊山荘の屋根は見えますが、なかなか近くなりません。
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飯豊山荘の屋根は見えますが、なかなか近くなりません。
ひたすら下ると、いつの間にか舗装路に。
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ひたすら下ると、いつの間にか舗装路に。
ゲートに戻っておしまい♪。
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ゲートに戻っておしまい♪。

感想

実に22年振りの飯豊連峰。
前回は高校山岳部の夏山合宿で訪れ、大日杉〜本山〜梶川尾根〜天狗平のルートで縦走した。
その年は冷夏で長雨が続き、タイ米の緊急輸入などで騒がれた年である。
我々の合宿期間中も悪天候に見舞われ、晴れたのはわずか1日のみ。
その一日は最終日で、残念ながら山中ではなく前日に下山した天狗平から酒田に戻るだけの日程だった。
山中でかろうじて視界があったのは、初日の大日杉〜切合の間のみ。
地蔵山から遥か彼方に見えた飯豊本山の姿が唯一の絶景だったと思う。
部の悪しき伝統で「男子は夏山合宿時に各自スイカ1個持参のこと」という決まりがあり、幕営装備や食料等でただでさえ重いザックに更に余計なものを背負うことになった。
ちなみに冬山合宿に課せられるノルマは、「3年生が買ってくれた6号のクリスマスケーキ1個」である。
それに加えて連日の雨や霧である。テントやシュラフは水を吸って重くなる上に、ザックにしまいきれなくなるほどに大きく嵩張ってゆく。ついにはスイカは手持ちになる。
結局、天気も天気なので誰もスイカを食べたがらず、私が背負ったスイカは部員共々無事に我が高校の部室に帰還するのであった・・・。
そんなスイカの思い出しか残らなかったためか、何となく飯豊は足が向かなかった。

30キロ近い大型ザックを背負い梶川尾根を駆け下りていた22年前の自分に改めて感心してしまう。
今の私ですか?その面影は全くありません(涙)

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コメント

西瓜のおもひで
しかしウケる〜(^-^;
自分も含めその当時の高校生って先輩後輩の関係がハッキリ別れてて
嫌がらせとも思える叱咤激励を楽しみにしてる感がありました

きっとこの時の負荷がその長く歩ける足腰をつくったんでしょうね!?
自分はそんな上下関係が嫌で部には所属していませんでしたが・・・

ガスの中のハードな登山の様でしたが
時折のぞく飯豊の雄大な稜線は大変美しいですね!
憧れちゃいます(^O^)
2015/8/1 11:11
D-Metalさん
その件以来、尾花沢の方には申し訳ないですがスイカがキライになりました(笑)
当時は、ほぼ毎日キチンとトレーニングしておりましたので、ある程度の負荷でも耐えることができたのです。
もう少しその頃の体力に戻せたら、山行がとっても楽になるのですが…

うちの部は高校から本格的に山を始めるメンバーばかりでしたから、山に関しては顧問や先輩の言うことは絶対でした。
経験者と未経験者の差は歴然としており、かないっこありませんからね。
他のことは上下関係は厳しくなく、和気藹々としてましたよ。
細かい所も気軽に何度も教えて貰えたので、当時の教えは今でも大いに役立っています。

ちょっと遠いですが、D-Metalさんも飯豊に是非!
2015/8/2 10:04
22年ぶりでしたか
ザックにしまい切れないスイカを手に持って歩いているモッケさんを想像して、ニカッとしてしまいました 30キロのザックを背負いながら、梶川尾根の下りでもスイカを抱えていたのですか?
良きにしろ、ほろ苦いものにしろ、飯豊は強烈な思い出を残してくれますね
2015/8/2 7:59
kamadamさん
スイカを手に持ったり首からぶら下げたりして、雨の飯豊を歩きました(泣)
梶川尾根の下りは、見るに見かねた同行のOBが装備の一部を持ってくれたので、スイカ手持ちは避けることができました(  ̄▽ ̄)
ですので、私でもバランスを取りながら走って下りられた訳です。

飯豊の印象は確かに強烈なものがありますね。
次回は良い思い出に満たされたいものです。
2015/8/2 10:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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