記録ID: 6871371
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
道路が開通したのでえぶり差岳へ 今年も飯豊通いが始まる【奥胎内ヒュッテからの往復】(新潟県胎内市 関川村)
2024年06月01日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:28
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,974m
- 下り
- 1,965m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:28
距離 19.8km
登り 1,974m
下り 1,965m
14:28
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は奥胎内ヒュッテの手前に50台ほど(無料)。入りきらない場合は路肩の広くなったところに路駐。トイレ靴洗い場あり。携帯の電波はまったく入りません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
『山と高原地図 飯豊山』によりますと、奥胎内ヒュッテ〜大石山〜えぶり差岳のコースタイムは、上り7時間50分、下り6時間30分です。縦走の大荷物背負った登山者を意識して作られているのかかなり甘め(長め)。日帰り装備ならある程度短縮できるはずです。 奥胎内ヒュッテから足ノ松尾根登山口へは林道歩きが約3km。半分は舗装道路、もう半分はダートです。奥胎内ダムの工事車両が通ることがあるので、注意しながらの歩きとなります(特に平日)。 飯豊連峰の主稜線に上がるコースとしては、おそらく川入(御沢野営場)から三国岳へ上がる道の次くらいに歩きやすいルートです(私の独断と偏見)。なお、決して「楽」というわけではありません。それなりに大変です。朳差岳へ登るときに利用される「梶川尾根」「丸森尾根」「権内尾根」などより傾斜が緩い分上りやすいし下りやすいですが、随所に飯豊らしいえげつない急登もあります。心してかかる必要があります。 登山道は全区間明瞭。危険箇所もほとんどありません。標高700m付近と850m付近に細尾根の岩場、標高1400m付近に登山道が崩れてザレたトラバースになっているところがありますが、ロープも設置されていますし気をつけて通行すれば問題になるほどではないと思います。 水場は奥胎内ヒュッテからの林道歩きの途中に1か所、あとはヒドノ峰から脇道に入って10分ほど下ったところ、そして朳差岳避難小屋からだいぶ下ったところの湧水の計3箇所。ですが林道歩き以外の場所は汲みにいくのも大変な箇所ばかりですので多めに持った方がいいです。 この日はヒドノ峰付近でほんの少しだけ雪を踏む箇所がありましたが、滑り止めは不要です。 |
その他周辺情報 | 奥胎内ヒュッテ http://okutainai.com/ 2024年の奥胎内ヒュッテは、6月14日(金)に営業開始です。 ヒュッテという名前ながら、中身は完全にリゾートホテルです。レストランでの食事、宿泊、日帰り入浴(温泉ではない)ができます。またガイドさんによる周辺の散策や野鳥観察などのイベントも随時おこなわれています。「飯豊連峰登山者限定宿泊プラン」というものもありますので、登山の前泊後泊にもおすすめ。 下山後の温泉は ロイヤル胎内パークホテル https://royal-tainai.jp/spa/ 日帰り温泉11:00〜14:30(最終受付13:30) 一 般/大人900円 小学生400円 胎内市民/大人600円 小学生300円 毎週月曜日は清掃日の為、休業となります ※祝日の場合は翌日 ※ハイシーズンは変更あり 新樽ヶ橋温泉 クアハウスたいない https://niigata-kankou.or.jp/spot/11587 ●営業時間 ・平日:11:00〜21:00 ・土休祝:10:00〜21:00 【日帰り入浴料金】 ●大人:520円 ●小学生:310円 ●定休日:第3水曜日(8月無休) |
写真
おはようございます。新潟県胎内市の奥胎内ヒュッテです。今日は蒜場山と光明山で迷ったのですが、奥胎内ヒュッテへの道が開通したと聞いて「こりゃ行かないと」ということで急遽朳差岳に矛先を向けて参戦です(当日午前2時頃到着し睡眠)。めちゃめちゃ車おるわ〜。みんな早々に出発していきますが、歩き慣れたコースですしゆっくりでいいです。もうちょっと寝よ
さーて、6時になるのでそろそろ行きますか。奥胎内ヒュッテは6月14日(金)からの営業だそうです。私が出発するとき、車はざっと70台くらいいましたwまあタモギ方面へ行く人もいるでしょうから、全員が全員えぶりへ向かうわけではなさそう
もうね、絶対「ヤマスタ」のチェックイン忘れるんですよ。あれクソアプリすぎてダメですわ。都会の山だったらたくさんチェックイン場所あるので楽しめるのかもしれませんが、せめて300名山はカバーしてほしいんだけどな
大石山から足ノ松尾根の下りに入ります。これは足ノ松尾根から望む鉾立峰。ここでなんと下りにもかかわらず両ふくらはぎが痙攣。たぶんミネラル不足、あとは水分不足です。涼しいのでほとんど水分摂らなかったわりには結構汗かいたからなあ
自販機側面。この付近はアカショウビンがいるんですよ。今日も美声が聞こえていました。このイラストは「会えるかな?」「見つけてね!」って言ってますがアカショウビンってまだ見かけたことがないんですよねえ。カワセミとヤマセミならあるんですが、アカショウビンは難易度高い
夏季の土日祝は奥胎内ヒュッテから足ノ松尾根の入口までの林道に乗り合いタクシーが走ります。「飯豊連峰に入る健脚なら3kmくらい歩くだろ」と思いますが、意外や意外けっこう利用があるようです。泊まりの荷物持ってたらありがたいのかもしれない
感想
今年もついに飯豊連峰通いが始まる〜。
昨年10回も入山した飯豊連峰。新潟市の自宅から近い(といっても1時間以上かかりますが)奥胎内ヒュッテへの道が開通し足ノ松尾根へアクセスできるようになったので、思考停止でとりあえず行ってみることにしました。
ということで今回の山行を箇条書きてまとめますと
・めちゃめちゃ車多く混んでた
・大石山と朳差岳の上りがきつい(鉾立峰は言うに及ばず)
・朳差岳のハクサンイチゲ群落は小さくなってる気がする
・山頂で2時間晴れ待ちしたものの晴れず😢
・足ノ松尾根の下降でふくらはぎが痙攣し大苦戦。足が前に出ない
・温泉で服を脱ぐとき腹筋も痙った
・痙攣対策を考えなければ(水分、ミネラルなど)
・この夏は足ノ松尾根から北股岳を日帰りで狙いたい
というところでしょうか。
今年は何度飯豊に入れるかな?たぶん朝日連峰、越後三山、北アルプス(具体的には剱岳)に浮気することになりそうなので、昨年ほどは入山できないかも。次回は天気の良い日に、痙攣対策万全にして飯豊本山狙おうかと考えています。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:951人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する