チャレンジ北海道2015 その�Α�利尻山（鴛泊コース）
muraken
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,627m
- 下り
- 1,617m
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- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 7:40
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー
船
今回宿泊先の方に送って頂きましたので、駐車場の利用はありませんでしたが、4:30の時点でかなり余裕ありました 登山届：宿泊先にて提出（着用するウェアやザックの色なども記入します） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
頂上直下のガレ場、ザレ場が下りの時に滑りやすいので神経を使います。 |
| その他周辺情報 | 前泊：ペンション群林風（ぐり〜んうぃんど） http://greenwind.sakura.ne.jp 絶対のオススメです！施設、トランスポーテーション、食事（最高）、そしてスタッフのあたたかさ。最高です。田中陽希さんも泊まったのは予約してから知りました。 下山後の温泉：利尻富士温泉（日帰り温泉）500円 |
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おっしゃ〜行ったるぞ〜！
僕が偉業を達成したわけではないですが、なぜか海に向かって「やったぞ〜」と叫んでしまいました。
感想
「北海道にある日本百名山9座全山を一気に登っちゃおぅ‼︎」という旅の第六弾として、利尻山に登ってきました。
第五弾として早朝に登った大雪山旭岳から眠気と戦いつつ稚内へ。予定より早く到着できたので、日本最北端の線路、納沙布岬（宗谷岬は利尻島から帰ってきたらのお預け）、稚内港北防波堤ドームを観光し利尻島に渡るフェリーに乗り込みます。しかし稚内は街中にロシア語があふれてますね。びっくりしました。
船中ではゆっくりお昼寝でもする予定でしたが、見えちゃいました。利尻島。見え始めてからは、フェリーの右舷に行ったり、左舷に行ったり、ウロウロうろうろしながら何枚も利尻島の写真を撮ります。無事利尻島に到着し、宿のお迎えで宿に入ります。直ぐに夕食。ものすごい豪華で2種類のウニとウニの茶碗蒸しまで頂き大満足です。翌日が登山でなければもっともっともっとお酒を飲んじゃっていたかと思います。グレートトラバース日本百名山一筆書きの田中陽希さんも泊まられたようで、いろいろお話を伺い、テンションを上げて翌日の山行に備えます。
4:30に宿を出発。宿の車で登山口まで送って頂きます。島外の雑草などを利尻山に入れないように、登山口に靴を洗う場所があり、そこを通って入山します。とても整備された道を10分ほど歩き、日本名水百選である甘露泉水に到着。冷たくおいしいお水を飲み本格的な登山に。6合目までは緩やかに登ります。6合目以降ガスガスで、風も強くなり、そして急登になりました。しかし登山道の両側に木が生えているので、風に当たることもなく、急ということを除けばお花も豊富ですし、気持ちよく歩けます。8合目の長官山で宿が準備してくれたおにぎりを半分頂きます。避難小屋に到着したころには風が非常に強くなり、ガスもかかっているのでこれ以降特に山頂直下の稜線を考え、少しビビりました。でもここまできたから！という気持ちだけでなんとか山頂に到着。切望していたローソク岩は見ることができませんでしたがとても達成感がありました。とにかく風が強いので、写真を撮り下山へ。途中避難小屋でお弁当の残りを食べつつ、無事6時間程度で下山することができました。
お宿のお迎えは午前中は無理とのことで、登山口から舗装路をひたすら歩き宿に向かいます。その後宿の車で温泉まで送って頂き、入浴。タクシーで富士野園地に向かい、田中陽希さんのゴール地点をみて、港に向かい、海鮮利尻ラーメンを食し、お土産を購入し稚内へ戻りました。港を出港するころから利尻山の山頂も見えてきてがっかりしますが、また来なねということを意味しているのかな？という解釈をすることにしました。
稚内に到着後宿に入りニュースを観たところ、明後日登る予定の雌阿寒岳の噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口周辺は入山規制がされるとのことで、雌阿寒岳の登山はキャンセルすることにしました。そしてその後登る予定だった斜里岳、羅臼岳の天候も危ぶまれ、なにか利尻島、利尻山に登ったことがゴールのような気がして、一気に冷めてしまい、急遽フェリーの予約を変更、翌日苫小牧を出港し帰宅することにしました。クマの出没を気にして神経を使って歩く山行にも正直疲れ、今後の2座は特にその危険性があるので、なおさら敬遠してしまう自分がいました...。
当初、北海道にある日本百名山9座全座...という目標を立てましたが、今回は6座達成にて帰宅となりました。とにかく天候に左右され、どうしてもせっかく北海道に来たのだから雨だろうと登りたい！という気持ちで登っていたところも正直ありましたが、無理せず、逆に何回も来れば良いんだ、また来る機会を与えてくれたんだと自分に言い聞かせ苫小牧を出港しました。そして今回のチャレンジでは、いろんな人に出会うことができ、学ぶことができ非常に良い経験となりました。まさに旅は出会い。ありがとうございました。
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