大源太山、平標山、仙ノ倉山とその高山植物
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り、霧、雷雨、雹 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路のバス停は浅貝 復路のバス停は平標登山口 |
写真
感想
【久しぶりの泊りの山登り】
一泊の山行きは久しぶりである。この間、高尾山を中心に歩き、足が鈍るのを防いできたが、さすがに、違う山域に行ってみたくなった。
【大雨】
出発前の平日、大雨で上越線が不通となっており、更に暑さは続くとのことで、雷雨の心配がかなりあった。こんなことから、有人の山小屋は心強いので、平標山ノ家を中心に登ることにした。
山小屋の主人から聞いて初めて知ったことだが、谷川岳ロープーウェイも7月下旬の大雨でずっと止まったままとのこと。
【コース】
平標山ノ家には平元新道登山口コースや松手山を通るコースが考えられたが、いずれも過去に歩いているので、今回は浅貝BSから毛無山、三角山を通るコースを選んだ。大源太山を経由して小屋に向かう予定であったが、バテテ遅くなったことと、雷雲が南に出ていることから一日目は大源太山には寄らず、二日目に行くことにした。
前回、平標山の北側に池塘が見えたので、仙ノ倉山の帰りに寄ってみることにした。
当初は仙ノ倉山-平標山-池塘-平標山から松手山コースで下山予定だったが、機動性を考え、平標山の家に荷物をデボして、最低限の荷物で登り、一旦、小屋に戻るルートとした。最悪、雷雲が早目に来れば小屋泊りでもいいという考えと、暑さでバテていたので、荷物を軽くしたかったこともあった。
【暑い、強い日差し、雷雲】
標高があるとはいえ日中は暑く、加えて強い日差しにバテてしまい、足が伸びなかった。また真黒な雷雲と雷の音が近いことにも悩まされた。とはいえ、降られたのは下山時の後半で、林道までわずかなところであったため、大事には至らなかった。
この時に久しぶりに雹が降った。5〜7mm径であった。降り初めにひ雹が降り、その後、大きな雷の音と大雨に見舞われた。雷は光ってから雷の落ちる大音響まで3秒程度と1km以内に落ちていたと思われ、非常に不安であった。
その後、再度、雹が降り、その後、止んでいった。
バス停に着くころには、晴れ間も顔を見せた。
【雷雲の湧き上がり】
8月1日(一日目)の夕方、平標山の家より南側の雷雲を眺めていたが、噴煙のごとき勢いで湧き上がっていた。このような上昇気流を見たのは初めてであった。
【星空】
雷雲が広がっていて、夜空の眺めはよくなかった。平標山ノ家から東側の雷雲は19時を過ぎてもまだ光っていた。こんな中、19:45頃、東の空に国際宇宙ステーションが一瞬見えた。
その後、20:20頃、西空に測地実験衛星あじさいも見ることができた。
そのあと、北極星の上部に明るい流星が東側から流れた。さかのぼると昇り始めたみずがめ座方向から流れたことより、みずがめ座流星群と思われる。
天頂には夏の三角形と天の川、北には北斗七星と北極星、西にはうしかい座、南のさそり座は上部のみであった。
さそり座の東部にある4つの星の西側には土星が輝いていた。
この後、大きな月が出てきて、星の観察、みずがめ座流星群の観察は終了となった。
(記:Tokenzkai-Yontousankakuten)
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