初夏の花舞う秋田駒ヶ岳：ムーミン谷から女岳に立ち寄る

2024年06月14日(金) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 9.9km
• 登り: 775m
• 下り: 779m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:06

距離 9.9km 登り 775m 下り 779m

8:36 駒ヶ岳八合目小屋駐車場
8:36 8:37 駒ヶ岳八合目小屋
9:27 9:28 焼森分岐
9:31 9:32 焼森
9:44 横岳
10:05 大焼砂
10:10 男岳分岐
10:21 10:22 かたがり泉水
10:33 駒池
11:21 11:27 女岳
12:32 12:49 男岳
13:02 13:03 男岳鞍部
13:07 阿弥陀池
13:27 13:35 秋田駒ヶ岳
13:46 阿弥陀池避難小屋
13:52 13:53 阿弥陀池
14:11 片倉岳
14:33 14:34 旧日窒硫黄鉱山跡
14:39 14:41 駒ヶ岳八合目小屋
14:42 駒ヶ岳八合目小屋駐車場

天候

曇時々晴、大焼砂は暴風だった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・前日、焼石岳下山後に北上金ヶ崎ICから東北道に入り、盛岡ICで高速を下りて約51km、70分で秋田駒ヶ岳山麓のアルパこまくさに到着
・前夜、アルパこまくさの駐車場で車中泊
・朝のうちは雲が出て天気良くないので様子を見て7時半頃に出発してマイカーで八合目駐車場に向かった。約9km、20-30分。
◆秋田駒ヶ岳・乳頭山観光案内（開花情報、マイカー規制、バス時刻表）
https://akikoma.jp/

コース状況／危険箇所等

・女岳周辺以外は指導標はしっかりしていて迷うところはない
・女岳は近年登山記録が紹介されて登っても良いようになったと判断して今回初めて立ち寄ってみたが、踏み跡があるだけで案内板とかはなかった。視界が明瞭でない時は迷う危険性がある。
・秋田駒ヶ岳は何回か来ているが、今回初めて八合目小屋から焼森に向かうルートを登り、焼森〜横岳〜大焼砂〜ムーミン谷〜女岳〜五百羅漢〜男岳〜阿弥陀池（男女岳）〜片倉岳展望台〜八合目小屋と周回するコースを歩いた。膝を痛めた後で短時間で秋田駒ヶ岳を一通り見て回るには最適なコースだった。

その他周辺情報

◆アルパこまくさ・営業時間
・アルパこまくさ　9:00〜17:00
・自然ふれあい温泉館　10:00〜16:00（受付は15:30まで）
　入湯料：大人550円、小学生300円（小学生未満は無料）
・休館日：年間を通じて木曜定休日
下山後にのんびりしていたら自然ふれあい温泉館の受付時間（15:30）を過ぎてしまい、水沢温泉郷・駒ヶ岳山荘で日帰り入浴した（600円）。

写真

6/14 7:22

アルパこまくさの自販機とトイレは時間外でも利用可能。バス停は（1）乳頭温泉・田沢湖駅前方面JR と（2）駒ヶ岳八合目方面の2つあり、枠内写真は八合目行きで6/21以降は毎日運行だが他の6月は土日のみで、この日（6/14）は運休だった

6/14 8:31

マイカーで上がった八合目駐車場から八合目避難小屋方面、山は未だガスっていた

6/14 8:37

登山開始して登山道に入って八合目避難小屋を振り返る

6/14 8:38

登山道に入って直ぐに焼森方面への分岐があり左折する。片倉展望台経由で阿弥陀池に向かうルートは直進。

6/14 8:40

イワカガミ。焼森方面ルートを進むと小灌木の中の道沿いに色々な花が咲いていた。

6/14 9:00

ツバメオモト

6/14 9:01

ミネザクラ

6/14 9:03

サンカヨウ

6/14 9:04

シラネアオイ

6/14 9:09

ベニバナイチゴ

6/14 9:10

タチツボスミレ

6/14 9:19

ツマトリソウ

6/14 9:23

焼森直下は火山礫の斜面にタカネスミレが群生していた

6/14 9:31

焼森山頂、1551m

6/14 9:44

横岳山頂

6/14 9:53

タカネスミレ

6/14 9:59

大焼砂の標識、この辺りはタカネスミレだらけだったが暴風が荒れ狂っていて歩くのもやっとだった

6/14 10:10

ムーミン谷への入口。写真上部は横岳方面で遮るものがない登山道は横殴りの暴風が吹いている。

6/14 10:15

7月になればタカネスミレに代わってコマクサが咲くが、何株か気の早いコマクサが咲いていた

6/14 10:23

ショウジョウバカマ、今回の報告写真では少ししか載せていないが、ムーミン谷はチングルマよりショウジョウバカマの方が多いくらい咲いていた

6/14 10:24

ムーミン谷に差し掛かるとヒナザクラが目立って咲いていた

6/14 10:26

やっとチングルマの群生に出会えた

6/14 10:26

チングルマ

6/14 10:32

駒池とムーミン谷、木道が続く

6/14 10:36

イワハタザオ

6/14 10:40

可憐に咲くチングルマ

6/14 10:48

正面ガスの向こうにある男岳鞍部に行く道と女岳へ向かう道（背後方向）の分岐点

6/14 10:50

フキノトウ

6/14 11:00

ハクサンイチゲ、女岳へ向かうルート上も色んな花が咲いていた

6/14 11:12

イワベンケイ

6/14 11:25

女岳山頂ケルン。右下枠内は少し手前に設置されていた火山観測用恒久保存基点で1と言う番号が振られていた。

6/14 11:27

女岳山頂から先に進むと子岳を俯瞰できるようになり、火口の中に池があるのが分かる

6/14 11:30

子岳火口のアップ

6/14 11:42

女岳の頂上に立ってムーミン谷側の火山礫斜面を反時計回りに歩いて男岳鞍部方面分岐点からの登山道に戻って、これから向かう五百羅漢の尾根を望む

6/14 11:53

五百羅漢から伸びる尾根まで登って女岳を振り返る。右側のピークが女岳。

6/14 12:12

イワウメ。五百羅漢の尾根も花の宝庫だった。

6/14 12:12

五百羅漢付近からムーミン谷を俯瞰

6/14 12:25

ミヤマダイコンソウ

6/14 12:27

男岳頂上の鳥居と祠

6/14 12:48

イワカガミ

6/14 12:49

ミツバオウレン

6/14 12:50

ミヤマキンバイ

6/14 13:03

男岳鞍部から阿弥陀池俯瞰

6/14 13:08

ムシトリスミレ

6/14 13:10

阿弥陀池避難小屋

6/14 13:13

キバナノコマノツメ

6/14 13:20

チングルマ

6/14 13:25

ハクサンチドリ

6/14 13:27

秋田駒ヶ岳（男女岳）山頂

6/14 13:29

秋田駒山頂から阿弥陀池と避難小屋を俯瞰

6/14 13:47

ヒナザクラ

6/14 13:47

阿弥陀池避難小屋の水場、雪解けが終わりほとんど枯れていた

6/14 14:01

阿弥陀池を周回する登山道脇に群生するミヤマキンバイ

6/14 14:16

下山ルートの片倉展望台（片倉岳）から振り返る秋田駒・男女岳の秀峰

6/14 14:20

ノウゴウイチゴ

6/14 14:22

八合目駐車場が見えて来た

6/14 14:23

ハクサンチドリ

6/14 14:31

オオバキスミレ

6/14 14:33

旧道コース入口。秋田駒・男女岳からは旧道コースが見渡せたが下部が荒れているようだ。

6/14 14:37

八合目避難小屋、写真右手に水場があり登山靴を洗ったり汗を拭いて駐車場に向かった

6/14 14:42

八合目駐車場、青空になっていた

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

hina1048

膝を痛めて回復途上なので無理せず短時間で周回できるコースを考えました。以前ムーミン谷に立ち入る時間が早過ぎて未だ日が当たらないで良い写真が撮れなかった記憶があり、今回は太陽が天空に高く登って明るくなったムーミン谷を歩こうと焼森〜横岳〜大焼砂〜ムーミン谷と回りましたが、コース設定と時間設定は良かったもののガスがとれず青空がなかったのが悔いが残りました。翌日6/15（土）の森吉山が大快晴だったので登る山の順番を間違えたのかなと思うものの天気の巡り合わせばかりは仕方がありません。次回訪問する楽しみが増えました。今回は初めて女岳に登れ、五百羅漢の尾根を歩けたこと、最初の焼森コースも初めてで花が多く良かったので総合的に収穫の多い山行でした。秋田駒はいつ来ても良い山と言う印象を更に強くしました。
（注）4日間の東北遠征・花の旅の全般については後日記述予定。