ニペソツ山
- GPS
- 11:23
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,533m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
去年の秋、ウペペサンケ山に登って観たニペソツ山の尖った容姿に惚れ込んで、
いつかお前の上に乗っかってやると呟いた。
今年の夏山は、オロフレ山 ホロホロ山からスタートし、夕張岳とオプタテシケ山を登り、コンディションを整えてきた。
そして、ニペソツ山の登頂へと、毎日天気予報と睨めっこして計画を練っていた。
そのかいあってか、登山当日は朝から良い天気に恵まれた。
登山口は16ノ沢のせせらぎを聞きながら登って行くが、木々や笹薮で覆われた薄暗い登山道を進んで行く、そして眺望が開けると、南側にウペペサンケや西側のクマネシリの山々とそこに広がる雲海が素晴らしかった。
標高1700mを過ぎる辺りから、北側には石狩岳連邦や遠くのほうに表大雪の山々が陽の光を浴びて輝いて見えた。
ニペソツの尖った岩稜は前天狗にたどり着いてやっと見ることができたが、怪しい雲が接近していて、山頂が見え隠れしていた。
前天狗から天狗岳辺りでは、ナキウサギの声がたくさん聞こえ、時折姿を見せるが、すぐにいなくなってしまう。
そのような光景を観ながら歩く登山道の両側にはたくさんの高山植物が咲いていて
私たちの目を飽きさせない楽園といえる風景が広がっていた。
天狗岳を通り過ぎてニペソツへの最後の登りで見上げる山頂は、もう少しだから頑張れと励ましてくれているようだった。
憧れの山頂にやっとの思いで辿り着いた感動に歓喜し、絶景とたくさんの花々を目に焼き付けた。
絶壁の先に咲いていた非常に珍しい花を教えてくれた山ガールカメラ女子、そのビランジの花を崖っぷちに立って撮っていた。
関西から北海道の山にあこがれて来たという、70代ぐらいの登山者の方は、ずーっと山の歌を口ずさんでいた。
山頂直下には時折雲が押し寄せて視界を遮られるが、素晴らしい景色を最後まで見せてくれた。
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