松川下・中流部

- GPS
- 08:17
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 610m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:18
天候 | おおむね快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神社から矢沢出合までの林道は工事中で通れず、歩く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(以下はK記載) 核心は2箇所:ヒョウタン淵の滝の巻き、そして40m大滝の巻き。 ★ヒョウタン淵の滝の巻き:少し戻ったところのルンゼから上がって尾根を越えて降りた。確かにそんなには良くはないしんどい巻きだったが、意外に踏まれていて驚いた。尾根上に出たあとどっちに降りるかについては、私達は尾根の末端方向に降りたのだが、逆に少し尾根を登って、地形図上の支沢方面にあえて行けば懸垂しないで降りられるのではないかとCL談。私達は途中で崖地形に阻まれ、25mロープで1回懸垂下降しました。(巻きの所要時間45分。) ★40m大滝:通称半殺し(ハンゴロシ)の滝(CLが以前滑落して九死に一生を得た経験から。)向かって左から、大きめ迂回気味に踏み跡+楽そうな感じのところを拾って繋いで行ったせいか、今回の最大難関と思ってたのだがそうでもなく感じました。むしろ巻き終わりの落口までの最後の2mぐらいの逆相スラブのトラバースに松の落ち葉が乗ってて、それで一瞬滑ったのが一番怖かった^^; それ以外にもたくさん滝がありましたが、直登、巻き、泳ぎ、フリクション登りなど、色々な方法で突破して楽しめました。 今回ロープを使ったのは、ヒョウタン淵の巻きのあとに沢床戻るのに途中で懸垂1回、あとは数回、念の為ロープが投げられた箇所があり、それぞれのスキルに応じて利用という感じでした。 なお、下山の旧馬車道で、ブヨとおぼしきやつに集中的に右耳付近を4箇所刺されました。同行のAy3も刺されてた模様。そろそろヤツラのお出ましの時期のようです^^; |
その他周辺情報 | (K記載)一番近い温泉はもちろん大平温泉滝見屋さんですが、あそこまでいかないとなると、福島方面に帰られる方には、自分的には小野川温泉をオススメします。カーンと熱い良いお湯です♪ 白布峠を超えて帰られる方にはもちろん白布温泉なのですが、下山時間によりますね^^; |
写真
K)滝の落口まではいかなかった。
h)尾根を降らずもう少し上流側から降りれば懸垂なしで降りれたのかな?ま、今回の方が最短距離で降りて来れて、しかも安全で良かったかな。懸垂4人やっても20分で降りて来れた。
そうだよな、落ち口へいって下を覗けば良かったよね!!次来たらそうしよう。
h)水は冷たいし、浮いてる岩が多く、重たい旧式ガンダムに耐えられず崩落するかもしれないからお助けで安全確保!
G)今回一番の落石危険個所でした。
A)途中に残ハーケンあり。高度があるのでロープ垂らした方がいいですね
h)まともに泳ぎながら遡行したら体力持たないね、泊まりで来るしかないね。
K)じゃあ今度ぜひ泊まりでw
K)これがうわさの半殺しの滝かー(←文字通り)。瀑風凄まじく、すごい迫力です。とうてい釜で遊ぶ気になれない。滝の名前はハンゴロシ滝で良いと思います。その時、下まで落ちないでくれて本当に良かった( ; ; )
K)意外に踏まれてて足場しっかりしてたので怖くなかった。
A)トラバースの足元の土も垂直木登りの根っこも今年も残ってて良かった。崩れるとかなり厳しい。
K) 自分的にはいつかウェットフルスーツで来ることあればこの小さいゴルジュは水線でトライしてみたいなぁ。巻きが巻きが意外に怖かった(苔のスラブ)+高かったから。
K) 古い鎖(D型のやつ)があったのだが、誰がいつ頃設置したのかを知りたかった。けど誰も知らんかったw
装備
個人装備 |
雨具
防寒具
ヘッデン
ファーストエイドキット
非常用セット
エマシー
ツェルト
行動食
非常食
充電用予備バッテリー
ヘルメット
ハーネス
カラビナ
環付カラビナ
スリング
ヌンチャク
ロープ
タイブロック
バイル
地形図
トポ
沢靴
沢用スパッツ
チェーンアイゼン
補助ロープ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
ハーケン
|
感想
あこがれの松川♡
この前は上流部を下って滝を見て、その前に下流部はひょうたん淵まで水遊びしに行ったことがありますが、ひょうたん淵から大平温泉の間を通っておらず、いつか行って見たいと願ってました。
そこへCLから松川下流部に行くというお知らせがあり、急遽参加させてもらいました。最近やたらあちこちの筋肉が攣る(泣)ので、皆に迷惑をかけちゃうかもしれないけど、このチャンスを逃したら生きてる間に松川に行けないかもしれないと思い、薬やらサプリやら買って入念にドーピングしつつ臨みました。
お陰様で帰りの登山道ではいよいよ両太腿がヤバかったですが、沢中では大丈夫だったので本当にほっとしました。(;_;)
沢の印象としては、昔から行きたくて仕方なくてヒロタさん大西さんはじめ、色んな方の記録を読みまくってたせいか、巻きがめちゃくちゃ悪くて怖いというイメージを持ってたのですが、意外にそうでもなくて、踏み跡もかなりしっかりしてるところなどもあり、ここを遡行する人そんなに多いのかー、と、逆に驚きました。
ミルキーブルーの釜、淵、滝を堪能し、最後にご褒美的に大西ゴルジュ(と勝手に命名w)の入口も拝見して無事に戻って来ました。
CLのはやぶさ氏はじめ、同行頂いたPTの皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました♪
松川はわさび沢からの中流部は3度遡行しているが、まだ下流部から歩いたことがない。厳しい高巻きがあったり泳ぎがあったり日帰りは気合を入れないと難しいということでなかなか足が進まなかった。
今回は足の揃ったメンバーが集まったので安心して行くことができた。朝の弱い私でも6時直江堤公園集合できたし、車を不忘閣に置いてきても7時ちょっと過ぎにスタートできた。12時頃までわさび沢に着かなかればそこから谷を上がって不忘閣に行くことにしてとにかくスタート。
結果とても順調で、ひょうたん淵の高巻きも結果的にうまく行き案外休憩も多くとりならがのんびり余裕を持って早く進むことができた。
まあ、それにしても綺麗だった。無駄にでかいミルキーブルーの淵、名も無きでかい滝、素敵なナメ、やたらとデカくて綺麗な支流の滝、やっぱり下から遡行してよかった。
ただ、今まで中流部の遡行の時と違って水際、水の中が滑っていて怖かった。水の中は湯の華のような泥状の滑りが堆積している場所も多くあった。中流部以降もよく滑ったので、今年雪が少なかったからなのか、大雨が降ってないから滑りが流されていないのか?いずれにしてもへつりや滝登りでは滑りを気にしながら慎重に進んだ。
今まで登ってきた沢の中で、一番魅力的で神秘的な渓谷でした。
特に、ヒョウタン淵と三俣の間にある左岸に流れ落ちる涌水の滝、滝にコケが生えて神々しく「もののけ姫」の「こだまちゃん」が今にも出てきそう感じでした。
また、松川の核心部のゴルジュは浸食の歴史と自然の力強さを感じました。
ミルキーブルーにうっとりし、高巻きでは緊張し、自然に癒された一日でした。
また、機会があったら是非行きたい沢です。
終わり、リーダー及びKさんAさん大変お世話になりました。壁を目の前にした時の嬉しそうな皆さんの顔が印象的でした。皆さん登攀を見せていただき大変勉強になりました。サクランボ、ごちそうさまでした。
昨年に続き松川まで遠征。
中流域は昨年いっていて、下流域面白くないって聞いてたからあまり期待していなかったんだけど、、
いいじゃないですかー。下からずーっと青い、ミルキーブルー。
どこかの記録に松川は巻きが多いがこの青を見にくる価値があるって書いてあったけどホント心にしみる青でした。
いつも参入させて頂きありがとうございます。
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