センノ沢

2015年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.9km
• 登り: 662m
• 下り: 643m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:54

7:43 一ノ瀬休憩所
10:44 10:58 セン沢田代(道標)
11:53 11:54 白尾山
12:05 12:05 白尾田代
12:19 12:19 マイクロウェーブ反射板
12:34 12:42 富士見峠
13:48 13:49 昼場
14:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/8 7:24

本来なら大清水から歩くのですが、今は低公害車が一の瀬休憩所まで往復しています。時短を口実に乗車してしまいました。もちろん下山は歩くぞと心に決めて…。

8/8 8:10

沢への下り口が分からず、片品川本流から尾根をトラバースして下りました。

8/8 8:20

今回の足ごしらえは詰めのヤブコギを考えて、薄葉沢で紹介したハイパーVソールとしました。
細い流れの左俣に分岐していくとF1が出てきました。左壁から取り付きましたが、ホールドが意外と外傾していておまけに水苔も…ラバーソールではちょっと緊張しました。

8/8 8:30

ここを過ぎるときれいなナメが続いていました♪

8/8 8:43

F2はシャワークライムも考えましたが、上部が難しそうなので左壁から越えました。

8/8 8:46

登りきってみると予想通り滑り台になっていました。

8/8 8:51

こういう釜も水線際を行けば意外といい足場がありました。

8/8 8:55

F3は右壁から取り付き、水流の中にトラバースして越えました。やはりシャワーは気持ちがいいです。

8/8 9:03

F4は左壁から、斜度も緩く安心して越えられます。なおF1以降はラバーソールでも不安はありませんでした。ただしうかつに足を置くとズルッときます。垂直に足を置く感覚が必要です。

8/8 9:28

三つ子滝は真ん中の水流の右側を越えました。

8/8 9:34

トヨ状の滝の上部です。

8/8 9:52

次々と滝が出てきて飽きることがありません。

8/8 9:55

ジャブジャブやりながら歩いていくと水量が少なくなり、源頭部の様相になってきました。

8/8 9:59

と思ったらこの滝が出てきました。全く最後まで楽しませてくれる沢です。

8/8 10:02

二俣に来ました。ここは右に行きます。

8/8 10:17

また二俣に来ました。ここも右に行きます。なお右俣は笹藪が覆いかぶさって水流が見えていません。

8/8 10:40

水流沿いに詰めて行き、藪の薄いところをたどるとセン沢田代に出ました。なお登山道からはここは見えません。向こうに見える藪の向こうに登山道があるはずです。

8/8 10:44

少しヤブを漕ぐと、予想通り登山道に出ました。靴を履き替えて休憩します。

8/8 11:37

白尾山方面に歩いていくとセン沢田代の道標がありました。上手く最低鞍部に出れたようです。
それにしてもここの登りはきついです。沢から離れるとザックの重さが気になってきました。

8/8 11:54

白尾山です。展望はありません。

8/8 12:15

展望の利かないこの尾根ですが、一箇所だけこういうところがありました。キンコウカの原がきれいでした。

8/8 12:34

富士見峠に着きました。見晴らし十字路までは5.7km、長いです。

8/8 14:03

下り続けて八木沢沿いの道に出ました。後少しです。

8/8 14:12

ブナ林も癒してくれました。

8/8 17:09

見晴らし十字路のキャンプ場は既にテント村になっていました。今日はここに泊まります。なおトイレは水洗になっていました。数年前にも泊まったのですが、時の流れを感じてしまいました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-625 Tough オリンパス

感想

tochimochi

センノ沢は滝が多いですが高度感もなく、その全てが直登できるのが魅力です。深い瀞も少なく、水遊びも楽しめます。気持ちのいい長いナメ滝も続き、まさに癒しの沢でした。途中にはビバーク適地もありましたが、この沢でビバークすることはないでしょう。
日帰りで尾瀬沼経由とすれば装備も軽くなるし、さらに快適な山行となるでしょう。