鋸岳 雨飾山の大展望の期待ならず(T_T)


- GPS
- 04:45
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 871m
- 下り
- 865m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:45
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約5km先の交差点を左折後、 雨飾温泉の標識に従って道なりに4kmで駐車場に着きます 雨飾山の北登山口でもあるので、駐車場は満車でしたが 更に奥の河原近くに未舗装の駐車場があり、 鋸岳登山口の標識があったので駐車しました。 先行車はなく、鋸岳で出会った登山者もいませんでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜雨飾山分岐 自分の持っている昭文社2006年版の地図では全体が破線のコースです 踏み跡のはっきりしているブナ林を抜けると、 巻道に入るのですが、草に覆われている箇所があり 歩きにくくなっています 昨夜まで雨が続いた事もあり、朝露でびしょ濡れになりました、 草に隠れた石の凹凸が分からず、捻挫に注意です 急斜面に付けられている細い巻道での転倒、滑落にも注意です ・雨飾山分岐〜鋸岳山頂 分岐に出ると、広く刈り払いされた道になります 雨が降ると滑りやすい急斜面を幾つか越えると オーバーハング気味の大岩の下からロープの連続が始まり 山頂直下、二箇所の鎖場を通過し、山頂となります 鎖場が一番の核心部、滑落にご注意ください |
その他周辺情報 | 雨飾温泉 https://www.mountaintrad.co.jp/~amakazari/ 日帰り入浴一人500円でした お盆でも空いていて、貸切で超ラッキー(^^)v 宿泊もでき、静かな雨飾山登山が出来そうな気がします (コースタイムは登り4時間と、ちょっと長めですが…) |
写真
感想
日本各地に鋸岳の名のつく山が結構沢山ある中で
筆頭は甲斐駒ヶ岳に稜線の繋がる鋸岳(日本二百名山)かと思います。
雨飾山の北に位置して、海谷駒ヶ岳に尾根が繋がる鋸岳は
あまり人に知られない山だと思いますが、鋸の名が示す如く
駒ヶ岳と鋸岳の間の痩せ尾根は、最近崩落が進んでいる事もあって
ますます登るのが難しくなってきている険しい山並です。
予報では快晴、天狗原山から雨飾山を経て鋸岳へと考えてみたのですが
ヤマレコの記録を調べると、テント泊になっていますし、
体調もすぐれず、雨飾山荘登山口から鋸岳のみを往復することにし、
下山後は、雨飾温泉に寄ってのんびりする計画にしました。
雨飾山荘へは初めての道で、舗装はされていますが
細く急斜面の道にはちょっと心細い思いがします。
雨飾山荘入口の車道終点駐車場は、既に満車、
沢の上流を見るとすぐ先の河原に砂利の広い空き地があり、
鋸岳登山口の標識もあ見え、そこに駐車しました。
ドアを開けたとたんに虻の一斉攻撃を受けました!
そういえば、お盆の頃は虻も最盛期、
新潟県の山ではあちこちで虻の襲撃を受け、
おまけに車で家まで連れ帰る羽目になった事等も思い出しました。
車道の左脇の標識に従って登山道に入ると、
草が相当茂り出し、朝露で濡れています。
ブナの美しい樹林帯に入ると踏み跡は明瞭になり、
下草もないので歩き易くなりましたが
再び、小灌木の斜面に付けられた巻道は草茫々と生い茂り
ズボンどころか、両袖までずぶ濡れ状態になりました。
昭文社地図で破線ですが、そうなって久しいのか今にも廃道の感じです。
大きな石が重なり合う歩きにくい道は
草に覆われ、見えにくく、昨夜の雨で石が滑りやすく
捻挫が心配で、慎重に通過しました。
雨飾山から鋸岳に向かう道に合流すると、
途端にとても広く両脇の笹や小灌木が刈られていて歩き易くなりました。
ただ、粘土質の急坂は雨の後、滑りやすく、要注意です。
絶壁の上に山頂が見え出すと、最後の試練の鎖場でした。
二段階の鎖場は、遥か下まで見通せるのが怖くて、
なるべく下を見ないようにして鎖に集中。
こんな険しい岩場に、高山植物たちが賑やかに花を咲かせていました。
雨飾山の大展望を密かに期待して来たのに、
山頂では雲の切れ目に時折深い谷間がちらりと見えるのみでがっかり。
海谷駒ヶ岳への痩せ尾根も、見渡すことは叶わず、
下山後の温泉を楽しみに、早々に山頂を後にしました。
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