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記録ID: 698805
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ハイキング
東海

安峰山 親子熊に会いました!

2015年08月15日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.8km
登り
579m
下り
562m

コースタイム

日帰り
山行
3:10
休憩
0:40
合計
3:50
10:40
40
飛騨古川駅
11:20
0:00
80
登山口
12:40
13:20
40
14:00
0:00
30
登山口
14:30
飛騨古川駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
・行きは名鉄からJR高山線に乗り継いで、普通列車で飛騨古川駅へ。
・帰りは高山でJR特急ひだ号に乗り継いで名古屋へ帰る。
コース状況/
危険箇所等
・登山道はよく手入れされており、危険個所などは無い。
・標高900m付近で、20mぐらいの距離で親子熊に出会った。こちらが先に気付いて咳払いをしたら逃げた。熊鈴は持って行った方が良い。
その他周辺情報 ・特急の発着駅であるが、駅の周りには飲み物の自動販売機のみで売店、コンビニなどの店が全くない。山で必要な弁当や行動食などは事前に用意しておく必要がある。
・山域に入る手前に広い墓地があり、トイレがある。山頂への左迂回路、林道交差部にも立派なトイレがある。
 飛騨古川駅である。特急の発着駅ではあるが、駅構内にも周辺にも、食料や嗜好品を調達するような店が無いので事前調達する必要がある。
2015年08月15日 10:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 10:42
 飛騨古川駅である。特急の発着駅ではあるが、駅構内にも周辺にも、食料や嗜好品を調達するような店が無いので事前調達する必要がある。
 駅を背に左へ100mほど進み、左折してすぐにこの踏切をわたる。正面の山が安峰山のようである。
2015年08月15日 10:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 10:47
 駅を背に左へ100mほど進み、左折してすぐにこの踏切をわたる。正面の山が安峰山のようである。
 正面の道路奥に気多若宮神社の大きな鳥居があり、その背後に安峰山の山並みが迫っている。
2015年08月15日 10:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 10:52
 正面の道路奥に気多若宮神社の大きな鳥居があり、その背後に安峰山の山並みが迫っている。
 神社の境内からも行けそうなので、鳥居をくぐって右奥へ伸びる階段を上がる。
2015年08月15日 10:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
8/15 10:55
 神社の境内からも行けそうなので、鳥居をくぐって右奥へ伸びる階段を上がる。
 大きな木立の中に立派な神社の拝殿がある。珍しいことに、正面がガラス戸になっており、猿が入るので開け放さないように・・・と書いてあった。
2015年08月15日 11:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:01
 大きな木立の中に立派な神社の拝殿がある。珍しいことに、正面がガラス戸になっており、猿が入るので開け放さないように・・・と書いてあった。
 神社左端の崖っぷちに北東に伸びる踏み跡があるので、これに沿って奥の北東方向へ進む。
2015年08月15日 11:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:04
 神社左端の崖っぷちに北東に伸びる踏み跡があるので、これに沿って奥の北東方向へ進む。
 すぐに舗装道路へ出るので、左の緩い坂を下って橋を渡り、北西方向へ進む。
2015年08月15日 11:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:07
 すぐに舗装道路へ出るので、左の緩い坂を下って橋を渡り、北西方向へ進む。
 道路のT字路を右折して緩い坂道を北東へ200mほど登ると広い墓地があり、Y字路を右へ進むよう矢線で示す「安望登山道入口」の大きな案内がある。
2015年08月15日 11:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:13
 道路のT字路を右折して緩い坂道を北東へ200mほど登ると広い墓地があり、Y字路を右へ進むよう矢線で示す「安望登山道入口」の大きな案内がある。
 墓地を過ぎると、しばらくは人工林の中の舗装道路の坂道を登る。
2015年08月15日 11:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:23
 墓地を過ぎると、しばらくは人工林の中の舗装道路の坂道を登る。
 右に大きな砂防堰堤が現れ、左のコンクリートブロック擁壁が切れるところに、「安峰山登山道入口」の黒地に白の大きな標柱と案内図がある。
2015年08月15日 11:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:27
 右に大きな砂防堰堤が現れ、左のコンクリートブロック擁壁が切れるところに、「安峰山登山道入口」の黒地に白の大きな標柱と案内図がある。
 登山道の周りには倒木が多いが、登山に支障のあるような倒木はすべて処置されていて歩きやすい。今年の雪は湿っていて倒木が多かったようである。
2015年08月15日 11:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:34
 登山道の周りには倒木が多いが、登山に支障のあるような倒木はすべて処置されていて歩きやすい。今年の雪は湿っていて倒木が多かったようである。
 食べ残された2粒の山イチゴの赤が鮮やかである。
2015年08月15日 11:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:35
 食べ残された2粒の山イチゴの赤が鮮やかである。
 登山道崩壊部では新しい道が付けられており歩きやすい。地元の「榊会」の人達が奉仕活動で整備されているようである。
2015年08月15日 11:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:39
 登山道崩壊部では新しい道が付けられており歩きやすい。地元の「榊会」の人達が奉仕活動で整備されているようである。
 雨水が登山道を走らないように、坂道の曲がり角には排水路が設けられている。
2015年08月15日 11:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:41
 雨水が登山道を走らないように、坂道の曲がり角には排水路が設けられている。
 かなり暑いので汗はかくが、綺麗な緑の木立を歩くのは気分が良い。
2015年08月15日 11:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:41
 かなり暑いので汗はかくが、綺麗な緑の木立を歩くのは気分が良い。
 五合目の標柱である。ここは安峰山ではなく「安望山」と書いてある。安らかなるを望むというのは地元の人達の願いかもしれない。
2015年08月15日 11:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:43
 五合目の標柱である。ここは安峰山ではなく「安望山」と書いてある。安らかなるを望むというのは地元の人達の願いかもしれない。
 六合目の新しい標柱は「榊会」の人達によってたてられている。
2015年08月15日 11:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 11:49
 六合目の新しい標柱は「榊会」の人達によってたてられている。
 標高900m付近のここで子連れの熊さんに出会った。こちらが先に気付き、写したつもりだったが・・・残念ながらこの通り、一瞬遅かったようである。
2015年08月15日 12:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3
8/15 12:14
 標高900m付近のここで子連れの熊さんに出会った。こちらが先に気付き、写したつもりだったが・・・残念ながらこの通り、一瞬遅かったようである。
 ここは二十五菩薩跡である。熊にあったのはこの少し下である。長い山歩きであるが、野生の熊に出会ったのは今日が初めてである。
2015年08月15日 12:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:21
 ここは二十五菩薩跡である。熊にあったのはこの少し下である。長い山歩きであるが、野生の熊に出会ったのは今日が初めてである。
 八合目の標柱で、ここで道が左右に分かれる。右が直登ルートらしいが、初めてなので左へ進み、帰りに近道を使うことにする。
2015年08月15日 12:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:28
 八合目の標柱で、ここで道が左右に分かれる。右が直登ルートらしいが、初めてなので左へ進み、帰りに近道を使うことにする。
 緩い坂道をしばらく行くと林道が登って来ており、県知事さんの書かれた標語のある大きな石碑があった。立派なトイレもある。
2015年08月15日 12:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:34
 緩い坂道をしばらく行くと林道が登って来ており、県知事さんの書かれた標語のある大きな石碑があった。立派なトイレもある。
 林道地点から7,8分歩くと山頂の東屋が見える。
2015年08月15日 12:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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8/15 12:41
 林道地点から7,8分歩くと山頂の東屋が見える。
 山頂には見晴らし台の広いデッキが組まれており、眼下に古川の街が一望できる。
2015年08月15日 12:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:41
 山頂には見晴らし台の広いデッキが組まれており、眼下に古川の街が一望できる。
 眼下に見える古川の街並みである。左から右へ宮川が流れ、手前を流れる荒城川が街の中央付近で合流している。駅から歩いて来た道も良く見える。
2015年08月15日 12:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:42
 眼下に見える古川の街並みである。左から右へ宮川が流れ、手前を流れる荒城川が街の中央付近で合流している。駅から歩いて来た道も良く見える。
 奥の山は位山や川上岳と思われるが・・・?今日は熊さんに会っただけで、登山者には一人も会っていないので尋ねることもできなかった。
2015年08月15日 12:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 12:43
 奥の山は位山や川上岳と思われるが・・・?今日は熊さんに会っただけで、登山者には一人も会っていないので尋ねることもできなかった。
 雲に頭を隠す南東の高山は御嶽山と思うが、乗鞍かも?山好きの皆さんは、夏場はアルプスへ向かっているようだ。しかし、誰もいない山頂は静かで良い。
2015年08月15日 13:21撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 13:21
 雲に頭を隠す南東の高山は御嶽山と思うが、乗鞍かも?山好きの皆さんは、夏場はアルプスへ向かっているようだ。しかし、誰もいない山頂は静かで良い。
 下りは展望デッキの左の道を降りる。かなり急であるが階段があるので歩きやすい。八合目で上りの道と合流できた。
2015年08月15日 13:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 13:23
 下りは展望デッキの左の道を降りる。かなり急であるが階段があるので歩きやすい。八合目で上りの道と合流できた。
 帰りに見た二十五菩薩の社の中の仏?彫刻ではないので石に刻まれた仏画というべきか?
2015年08月15日 13:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 13:32
 帰りに見た二十五菩薩の社の中の仏?彫刻ではないので石に刻まれた仏画というべきか?
 野菊のような花。全体に花が少ない季節なので花を見ると写したくなる。
2015年08月15日 13:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 13:44
 野菊のような花。全体に花が少ない季節なので花を見ると写したくなる。
 帰りの六合目の標柱。帰りは熊さんに遭遇しないよう、熊よけ鈴を鳴らしながら歩く。
2015年08月15日 13:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 13:52
 帰りの六合目の標柱。帰りは熊さんに遭遇しないよう、熊よけ鈴を鳴らしながら歩く。
 小さなピンクの可愛い花?
2015年08月15日 14:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 14:00
 小さなピンクの可愛い花?
 熊さんとの二度目の遭遇も無く、無事に登山口に帰り着いた。
2015年08月15日 14:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 14:03
 熊さんとの二度目の遭遇も無く、無事に登山口に帰り着いた。
 墓地から振り返る安峰山。お盆なので墓参りをする人が多く、ザックを背負った山姿が場違いな感じである。
2015年08月15日 14:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 14:18
 墓地から振り返る安峰山。お盆なので墓参りをする人が多く、ザックを背負った山姿が場違いな感じである。
 帰りは神社を通らないで道路をまっすぐに下った。
2015年08月15日 14:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 14:27
 帰りは神社を通らないで道路をまっすぐに下った。
 暑いさ中であるためか、街は閑散としており、帰りの列車も意外と空いていた。初めて野生の熊に遭遇した記念すべき良い山であった。
2015年08月15日 14:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
8/15 14:49
 暑いさ中であるためか、街は閑散としており、帰りの列車も意外と空いていた。初めて野生の熊に遭遇した記念すべき良い山であった。

感想

 今日は20年近い山歩きの中で、初めて野生の熊に出会った。黒いぬいぐるみのような子熊を連れた母熊であった。
 安峰山の「ヤマレコ記録」の中にカモシカの鮮明な写真を載せた記録が複数あったので、ひょっとしたらカモシカに会えるかもしれない・・・と期待して静かに歩いていた。ジグザグの曲がりを左上に曲がったところで、左下で小枝の折れるパキッという音がしたのでカモシカ!・・・と振り向くと黒い熊さんがいて、こちらが先に気付いた。
 20mほどで距離が近いし、鉢合せのコースである。手探りでカメラのスイッチ入れつつ、これ以上近づくとやばい!と思って、急に驚かさないよう小さく咳ばらいをした。熊が立ち止ったので少し大きく咳払いをすると、「バッフ」というような声を一声発して反転し、子熊とともに駆け降りて行った。あまり大きな声を上げて驚かさなかったのが良かったような気がする。子連れだったので、急に大声を上げるとびっくりしてパニック状態になって襲ってくるかもしれない。このように書くと長い時間のように感じるが、この間の時間はおそらく5、6秒程度と思われる。
 熊の写真が撮れなくて残念であったが、出会ったのはこの熊さんだけ。静かな良い山であった。登山道を奉仕活動で整備される「榊会」の人達に感謝します!

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