雨飾山～雨飾高原キャンプ場から往復

2024年07月07日(日) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 8.3km
• 登り: 988m
• 下り: 1,000m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:41

距離 8.3km 登り 988m 下り 1,000m

5:34 雨飾山登山口
6:23 6:29 ブナ平
6:49 1500台地
7:06 7:16 荒菅沢
8:39 笹平
8:45 薬師尾根分岐
9:09 10:30 雨飾山
10:46 10:51 薬師尾根分岐
10:56 笹平
11:47 11:56 荒菅沢
12:15 1500台地
12:35 ブナ平
13:13 13:15 雨飾山登山口
13:16 ゴール地点

天候

晴れ、ピーカン
樹林帯を抜けるととても暑かった
たまに吹く風が気持ち良い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日の土曜日、10時過ぎに自宅を出発。
練馬ICから関越道に乗り上信越の長野ICで降りてから下道を80kmほど走ったが、白馬あたりから土砂降りの雨…登山口の雨飾高原キャンプ場に着いてもまだまだ降っていた。
到着は15時過ぎ…駐車場は数台しか停まっておらず余裕でした。

次の日の朝は5時前でほぼ満車、夜中から明け方に到着したクルマが多かったようで、帰りがけに見た限りでは路肩に停めているクルマもありました

コース状況／危険箇所等

よく整備されていますが…樹林帯の中はところどころ泥濘があります。
全般的に急登です…特に笹平への登りと雨飾山の山頂直下…登る人、降りる人のすれ違いで渋滞してました。
今回一番ヒヤヒヤしたのは荒菅沢の雪渓です…今にも崩れそうなブリッジの上を歩きます。
一昨日は踏み抜いて転落、腕を骨折した方がいたそうです。

その他周辺情報

⚫︎雨飾高原キャンプ場
今回はこちらのキャンプ場で前泊しました。
到着時は結構な雨が降っていたので車中泊にしようかと思ってましたが…18時頃には止んだので登山者用のテントサイト（登山口と駐車場の目の前）にテント泊しました。
ウォシュレット付きのトイレや休憩舎に管理棟の売店では生ビールが呑めます。
⚫︎深山の湯
帰りに寄った道の駅小谷に併設されている日帰り温泉です…源泉掛け流しの温泉♨️でちょっと熱め…ぬる湯や寝湯、サウナに露天風呂もあります。
いいお湯でした。

写真

7/7 5:31

駐車場の奥、キャンプ場の看板の脇が登山口です。

7/7 5:32

登山口の標識、最初はゆる～い降りで始まります。

7/7 5:37

平坦な木道を歩きながらヤマブキショウマかな？

7/7 5:44

こんな感じの木道歩きがしばらく続きます。

7/7 5:47

木道歩きの後は…いきなり急登が始まります。
登り初めてすぐ、ギンリョウソウです。

7/7 6:36

歩き始めて1時間ほど…ブナ平を過ぎると、ちょっと傾斜が緩くなりました…これはガマズミかな？

7/7 6:53

布団菱と眼下に荒菅沢が見えてきました。
この先、荒菅沢まで結構な降りです。

7/7 6:54

アップで…

7/7 6:58

荒菅沢に降る途中、ミヤマカラマツです。

7/7 7:26

本日の核心部は荒菅沢の雪渓でした。
えー？ここを渡るのか…緊張して写真撮り忘れました…渡り終えてホッとしたところでギンリョウソウ

7/7 8:12

荒菅沢からも結構な急登です…途中、丸太ハシゴなんかもありました…ハァハァゼーゼー登って樹林帯を抜けたと思ったら…さらにキツイ笹平への急登が待ってました泣

7/7 8:12

えっちら…おっちら…笹平への急登を休み休み登ります…日射しが強くてクソ暑いです。
途中、稜線を見上げて…まだまだです。

7/7 8:38

笹平に到着…いやぁキツかったです…相変わらずのピーカンでクソ暑いですが…風が吹き抜けると涼しくて気持ちいいです。

7/7 8:43

稜線上はゆるいアップダウンを繰り返しながら歩きます。糸魚川市街と日本海…眺望もバッチリ。

7/7 8:54

いよいよ雨飾山。またまたツラそうな急登です…ラスボス感半端ないです。あの上に見える人たちがいる場所が山頂と信じたい…

7/7 9:03

うーんキツイ…途中で振り返って女神を確認します…山頂から完璧な女神を見たい一心で一歩を踏み出します。

7/7 9:12

もうすぐ山頂のはず…ってところでウスユキソウ…ちょっと癒されます。

7/7 9:16

やっとの思いで山頂に辿り着きました。
奥に見える火打山をバックに山頂標識です。

7/7 9:16

日本海と鬼ヶ面山〜鋸山の稜線をバックにもう一枚。

7/7 9:16

最高の景色を眺めながら朝食を食べます。

7/7 9:16

食事しながら…どこを撮っても絶景です。
白馬岳に五竜岳…後立山連峰もバッチリです。

7/7 9:17

もう一枚、アップです。

7/7 9:48

すぐ向こうの頂上…今日は山開きだったみたいです…大勢の人で賑わってました。

7/7 9:51

食事の後はもう一方の頂上へ行ってみます。
歩きながら足元の花です、イワシモツケかな…

7/7 9:51

イブキジャコウソウ

7/7 9:52

これは…なんだろ？ミヤママンネングサ？
だって言ってる人がいたけど…

7/7 10:02

で、本日一番みたかった女神の横顔です。

7/7 10:05

火打山方面

7/7 10:05

同じく鬼ヶ面山〜鋸山の稜線。

7/7 10:08

女神…なかなか鼻が高くて美人です。
場所を変えながら何枚も撮っちゃいました。

7/7 10:09

足元にはヤマハハコ。

7/7 10:11

もう一方の山頂です。
祠やら石碑がいっぱい。

7/7 10:11

山頂で小一時間ほどゆっくりしたので…花など撮りながら降ります。カワラナデシコです。

7/7 10:12

ミヤマシシウド、あちこちで見かけました。

7/7 10:13

テガタチドリかな？

7/7 10:16

グンナイフウロ

7/7 10:16

ノアザミ

7/7 10:20

イワシャジンかな？
見つけたのはこの一輪だけでした。

7/7 10:26

オオバギボウシ…あちこちで咲いてました。

7/7 10:29

フワッフワッの綿毛を纏った謎の植物…Google先生によれば…ミネヤナギではないかと…

7/7 10:35

これもオオバギボウシ…

7/7 10:38

ハクサンフウロ

7/7 10:43

Google先生によれば…ハクサンタイゲキ

7/7 10:44

ウツボグサの蕾かな…

7/7 10:44

7/7 10:49

ツマトリソウと枯れかけたマイヅルソウかな…

7/7 13:01

帰りの荒菅沢の雪渓もドキドキしながら渡って…
急登を降ってきました…あとは木道をゆるりと歩いてゴールです。

7/7 13:37

キャンプ場に戻ってコーラで生き返ります。
売店の前に「どこでもドア」だよねぇ…この扉を開けて行きたかった…キツかったです。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

debugger

今週末の天気は…あれっイマイチ…どこか良さげなとこがないかな？と探していると…日曜日の雨飾山は晴れ予報…以前から女神の横顔を拝んでみたいってのもあって、土曜日に移動、雨飾高原キャンプ場で前泊して日曜日に登山で計画してみたら…

土曜日はドライブ中から土砂降りの雨…キャンプ場に着いてからもまぁまぁな雨で…キャンプどころではない…テント泊は諦めて車中泊って思ってたけど…18時過ぎになってようやく雨が上がったのでテント張りました

東京からはるばる300km弱、想像以上に遠くて…昔に比べれば道はかなりよくなっている印象だけど…テント泊でボッチ宴会でもしないとモトが取れないかなと…笑

翌日は朝から快晴…意気揚々と歩き始めたものの…序盤のゆる～い木道歩きの後は急登続きで参りました…会う人ごとにいゃ～キツイですね～が挨拶に…おまけに荒菅沢の雪渓のトラバース、薄くなったスノーブリッジの上をヒヤヒヤ、ドキドキ…行きも帰りも今日一番の核心部でした。

樹林帯を抜けて笹平への鬼のような急登はピーカンの日差しでクソ暑くてヘロヘロ…それでも稜線まで上がると…ピーカンは変わらないものの…風が吹くととても涼しい…登山道の脇は咲き乱れるお花畑で楽しめました…

さらに雨飾山直下の急登もラスボス感半端ないですが…何としても女神を拝みたい…登ってる途中から何度も振り返って…山頂からは念願の女神の横顔を拝めむことができました…

天気にも恵まれて山頂からは女神の他にも後立山連峰に火打山、日本海をバックにして糸魚川市街など360度の眺望が素晴らしかった…いやぁ最高…だけどあの急登を考えると…次はないかな笑