30℃越えの斜里岳 北海道なのにこの蒸し暑さ!?
- GPS
- 06:54
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
また、途中から5km程度のダート道が続いています。とは言えども走りやすいダート道なので車の底をすったりとかはないかと思いますが、道幅が狭いので飛ばしていると急ブレーキでコースアウトしてしまう可能性があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○清岳荘〜登山口 ただのダート道です。1kmほどだらだらと続きますので歩きながら準備体操すると良いです。帰りはだるいですが上高地〜横尾に比べれば・・・。 ○登山口〜下二段 いきなり渡渉の連続です。川にドボンすることはまず無いかと思いますが、油断すると川にダイブしてしまいますので注意が必要です。また一部道がわかりにくくなっていますので慎重にピンクリボンを探して進んだほうが良いです。間違えても迷うことはありませんが、無理な渡渉箇所があったりします。 ○下二段〜旧道コース〜上二段 とにかく渡渉&沢歩き、滝の遡上もどきの連続です。沢の水は鉄分を含んでおり、沢の中の岩は苔が生えておらず滑りにくくなっていますので、靴が濡れない限りできる限り沢の中を歩いたほうが安全です。また、一部の場所は急な斜面&ちょっと滑ると斜面で人体すりおろしとなってしまいますので慎重に進むことをお奨めします。ヘルメットはあったほうがいいかな? ○上二段〜山頂 急登の連続です。しかも途中までは樹林帯の中で風の影響を受けないので、今回の登山のように蒸し暑い日には地獄を味わえます・・・。 ○山頂 それなりに広い広場がありますが、三角点は山頂からちょっと下った広場にあります。 ○上二段〜新道コース〜下二段 途中わかりにくい分岐が何箇所かあるので注意が必要です。また下りだけかと思ったら登り返しが結構あるのでゲンナリできます。ただ途中のひらけた場所から見える熊見峠あたりの稜線は綺麗の一言です。一緒に歩いていた連れは飯豊山を思い出すと言ってました。 |
その他周辺情報 | 清里町の緑清荘が最寄温泉かと思います。 詳細は http://homepage3.nifty.com/uyou3po/onsen_navi/03Shari.htm を参照にして下さい。 個人的には知床斜里駅近くの斜里温泉湯元館( http://www.zbb.jp/star-hills/yumoto/ )または川北温泉( http://www.yunotabi.com/onsen_4/4_0009.html )がお奨めです。 |
写真
装備
個人装備 |
携帯トイレ
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感想
先日の羅臼岳(レポートはこちら http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-696277.html )から下山し、お次の登山予定である斜里岳に向けて、登山前日の宿泊地に向かいます。
実は北海道に到着した初日、レンタカー会社に向かう送迎車の中で知り合った方が私と同日に斜里岳へ登る予定とのことであったため、前日夜に合流し、当日は一緒に登ろうと約束をしていました。
そして斜里町に到着したころに携帯に連絡があり、本日の宿泊地は「そよかぜキャンプ場」にして、夜はテント張って宴会でもしましょうかとのことであったため、あらかじめ斜里町のスーパーでつまみと酒類を買い、先にキャンプ場に入りテントを設営して当人の到着を待ち宴会突入です(笑)
いい感じに酔っぱらい、いい気分で夜を明かしたあと、いよいよ斜里岳の登山口である清岳荘に向かいます。
清岳荘の駐車場から出た瞬間から既に気温は27℃程度あったため水の持参量に悩みましたが、沢登りで涼しいだろうからということで若干の飲み物を車に残し、2.5リットル(ハイドレーション2リットル、ペットボトル500mlを担いで登山開始となりました。
そして登山開始から30分経過・・・既に暑い・・・蒸し暑い・・・。沢沿いを歩いているとはいえ、一瞬涼しい風が吹き込む程度で暑さは替わらず。むしろ湿度が上がって汗が全然止まりません・・・。これといった水場もない山であるため水不足となる不安がありましたが、きっと何とかなるだろうとあまり水の消費量をセーブせずそのまま登り続けます。
下二段を越え、いよいよ本格的な渡渉、遡上の連続となりますが、一部緊張するような箇所があった程度で、むしろ楽しい登りの連続であっという間に上二段に到着しました。
上二段以降はとにかく蒸し暑い中を登り汗が止まりません・・・。基本的に登りは嫌いじゃないので特に休憩等は必要ありませんでしたが、水の消費量だけは増えていく一方・・・。
何とか山頂に到着すると、何と先日羅臼岳をガイドしてくれたガイドさんと遭遇!何でも今日は旭川の女性を斜里岳に案内していたとのことでした。
ここで私の同行者2名とガイドさんが顔合わせをしたのですが、後日同行者2名が羅臼岳〜硫黄山縦走時にヒグマに通せんぼされたとき、このガイドさんと再び遭遇し、助けてもらったというまるで漫画の世界のようなことが起こったらしいです(笑)
〜閑話休題〜
ということで山頂で昼食を取り、景色もひとしきり楽しんだ後に下山開始となりますが、実は自分のハイドレーションの残量は既にかなり少なくなっていたようで、下二段あたりで水を飲んだときに若干の水の途切れが・・・ちょっとやばいかな〜と思いつつ水分補給を抑え目にしましたが、新道のアップダウンでやはり水分消費は増加・・・。熊見峠に到着した時点でハイドレーションの残量が0になってしまいました・・・。
残るはペットボトルに入れている予備の500ml1本!コースタイムは1時間40分程度なので多分大丈夫だろうとは思っていましたが、これまでの登り返しが頭の片隅に残っていたため、とにかく水を控えつつ控えつつ、慎重に下山します。
と慎重に進めていましたが、特に登り返しもなく、下二段の少し先の沢で靴を脱いで沢に足をつけて休憩をしたため足取りは軽く、結局ペットボトルの水を半分残したまま登山口に到着となりました。お疲れ様でした。
登山口では同行者2名と、またどこかの山でまた会いましょうと挨拶を交わし、翌日の登山予定である旭岳に向けて出発しました。
〜つづく〜
(余談)
旭岳に向かう途中、サロマ湖の東にある「ところ道の市」でホタテを買って自宅に送ろうかと思ったところ、つい最近ホタテに貝毒が発生してしばらく出荷できないとのことでした・・・。わざわざ遠回りして寄ったのに・・・。
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