日帰り幌尻岳(額平川コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,801m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
05:48 北海道電力取水施設
05:55 渡渉ポイント直前のへつり個所
06:20 渡渉開始地点(靴の履き替え10分)
07:16 幌尻山荘(靴の履き替えと休憩27分)
07:43 山荘発
08:44 命の水
(休憩5分)
10:06 新冠ルート分岐
10:10 幌尻岳山頂
【登り計:5時間58分(歩行時間:5時間16分)】
ー休憩23分ー
10:33 下山開始
12:36 幌尻山荘(靴の履き替えと休憩28分)
13:04 山荘発
13:51 渡渉終了地点(靴の履き替えと休憩13分)
14:04 渡渉終了地点発
14:35 北海道電力取水施設
16:18 第1ゲート
【下り計:5時間45分(歩行時間:5時間4分)】
《山行計:12時間分6分(歩行時間:10時間20分)》
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・往路:3時始発のシャトルバスに乗り換え 第1ゲートまで約1時間 ・復路:17時発の最終シャトルバスでとよぬか山荘へ ・往復4000/一人 |
コース状況/ 危険箇所等 |
額平川の渡渉は、増水時はかなり危険なので止めた方が良いと思います (今回は水量が少ないほうだったと思うが、深い所で膝下〜股下でした) 前日までの降雨状況、当日の雨の有無などは必ず調査していった方が良いです カールに雨が降ると一気に増水します |
写真
感想
とよぬか山荘3時発のシャトルバスに乗り第1ゲートまで約1時間。
4時12分、空はうっすらと明るくなり始め、ヘッドライトを点けて片道7.5kmの林道を歩きだしました。
傾斜は緩く、綺麗に整備された林道が続きます。
(岩などがボコボコしていない、とても綺麗な林道)
しばらくすると北海道電力取水施設に到着。
ここから渡渉が始まるが、しばらくは右岸(自分からみると左側)の鎖場をへつります。
足場は切れ落ちており、濡れていると滑ります。
渡渉以外で危険な個所は、このへつり個所と、下山時の渡渉途中に出てくる巻き道(左岸)に脚の届かない岩場が一か所あり、ここが一番の危険ポイントだと思いました。
沢は、今回増水もなく安定していたので楽しく渡れましたが、増水時は本当に危険だと思います。
今回も急流個所では体を持ってかれそうな個所がありました。
増水時は死亡事故もあるので、引き返した方が賢明です。
何度か渡渉をしているうちに、歩きやすい場所を見つけられるようになりました。
(川の中で水が白くなっている個所は急流なので避け、石の上流側を歩くと比較的流れが穏やかになり歩きやすかったです)
幌尻山荘から上は渡渉はなく、急登の登山道が始まります。
今回は風がまったく無かったので暑いくらいでしたが、カール横の稜線と山頂は風が強くなりそうなので、防寒着は必携だと感じました。
(8月といえど、北海道の山は北アルプスなどの3000m峰と気候は同じと考えて良いと思います。)
下山時、幌尻山荘を出発して間もなく雨が降ってきました。
カールに雨が降ると下流に水が一気に押し寄せ増水しますので、急いで下りました。
幸い、増水する事もなく無事に渡渉を終えることができました。
林道に出て、ホッと一安心です。
ここから、再び7.5kmの長ーい長ーい林道が始まります。
行きよりもかなり長く感じます。
アップダウンも結構あって、この林道歩きが一番辛かったです。
しかもアブに2か所刺され、痛かった…(泣)
第1ゲートに着きバスに乗り換え、とよぬか山荘に向かう途中、沢を見たら水が茶色く濁りはじめ、一気に濁流になっていました。
カールに雨が降ったのだと思われます。
バスの運転手さんも「さっきまで綺麗な流れだったのになぁ…」と、ポツリとおっしゃってました。
増水時は幌尻山荘で下山を引き止められ、バスも運行しないという事を聞いていたので、ギリギリセーフでした。
幌尻岳の渡渉をする際は、必ず前日までの降水状況や、当日の雨の有無などを調べてから行かないと危ないです。
(私は前日まで、額平川や近辺の川の降水状況や水量などを確認しました。国土交通省の河川情報などで調べられます)
一番やっかいだと思っていた幌尻岳が終わってホッとしています(*^_^*)
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