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Yamareco

記録ID: 70168
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

妙高山 (燕温泉発着・周遊1泊)

2010年07月06日(火) 〜 2010年07月07日(水)
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nagatan その他1人
GPS
15:27
距離
12.3km
登り
1,627m
下り
1,603m

コースタイム

<1日目>
9:30 燕温泉
13:10 天狗堂分岐点13:40
14:10 大谷ヒュッテ
<2日目>
6:40 大谷ヒュッテ
7:00 天狗堂分岐点
8:10 くさり場取りつき点 8:30
9:20 妙高大神 9:30
9:40 妙高山頂 10:30
12:00 大倉乗越分岐 12:35
13:15 長助池 13:35
14:15 黄金清水 14:20
15:15 沢渡り地点 16:00
17:00 燕温泉
天候 7/6:曇りのち雨〜7/7:曇り時々小雨 いずれもちょっとずつ晴れ間がでることあり。
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・ETC夜間割引利用(0:00〜4:00ゲート通過時50%OFF)
1:00八王子本線→5:00新井スマートIC ¥3300(中央道〜長野道〜上信越道利用)
3:30妙高高原→6:30練馬本線 \2900(上信越道〜関越道利用)

※新井スマートICは入出場6:00〜22:00。時間外はゲートCLOSEの為出入りできず。

燕温泉への最短の高速道ICは、「妙高高原IC」。料金所を出て左折し国道を走ると
燕温泉への青看板による誘導あり。

○今回利用した登山口・燕温泉へは、JR関山駅よりバス便あり
(妙高高原駅からはありません)

燕温泉は、街道の最奥部にある温泉街。日帰り入浴もできる旅館が並んでます。
また、野天風呂も2ヶ所ありそちらは無料ですが、かなり開放的です。

駐車場は温泉街の手前にあり、温泉街内部には駐車スペースはありません。
コース状況/
危険箇所等
燕温泉〜天狗堂:
燕温泉街を抜けるとすぐ、左上方向とまっすぐ奥の2方向に分かれます。
今回のルートは奥のほう、谷沿いに歩いていきます。左上方向には、
野天風呂・黄金の湯があり、その先が「北地獄谷ルート」登山口。

吊り橋を渡って少しの地点から左手方向へ、森の中への登山道にとりつきます。
結構しばらくの間、深い森の中を歩きます。
北地獄谷の谷沿いに出ると涼しい空気に覆われ、視界が軽くなってきます。

途中沢を2回渡ります。1回目は滝の上、2回目が北地獄谷ルートとの分岐点。
1回目の沢は飲めるくらいの水ですが、2回目の沢は温泉の味が染みていました。
飲めそうにはありません。
「胸付き八丁」という急登区間手前は雪渓が残っていました。この時は
アイゼン無しでも大丈夫でした。
また、マーキングが随所にあるので迷うことはないです。
胸付き八丁の急登を登りきったら天狗堂分岐点。

天狗堂〜大谷ヒュッテ:
約30分下りたところにあります。
南地獄谷から見下ろすように建っている素敵な避難小屋です。トイレもあります。
小屋は2階建て。天気が晴れると野尻湖・斑尾山を見ることができます。
水場へは下り口に看板があり数分。とても美味しいのでオススメ。

天狗堂〜妙高山頂:
スタートしてすぐのところ(10分程度)に光善寺池があります。
しばらく登り、岩場が見えてきたら鎖場。ここまでが約1h。
鎖場は開放的な雰囲気の中で、岩自体にも足の置き場な凹みがあります。
休憩ができる安定した岩場の上に出たら、そこからは山頂まであと一息です。

妙高山頂(妙高大神〜三角点(山頂)):
東側から見えている岩場が妙高大神。こちらのほうが標高は高く、
山頂のほうが若干低いです。途中は低木の中を進み、大神〜山頂間は5分程度。
いずれの頂も、休憩できる十分な広さがあり、ゆっくりできます。

妙高山頂〜大倉乗越との分岐点(長助分岐):
分岐点までずっと急傾斜で、一気に標高差で500mくらいは下ります。
この時は分岐点手前15分の時点から、雪渓歩きに。

長助分岐〜長助池:
沢沿いを時々左右に渡りながら進む。前日の雨と雪解け水で結構水量は
ありましたが、通常なら気にならない程度の水量と思われる道です。
時々沢の1m上の雪渓を歩くシーン等もあり、足元からは水が流れる音が
聞こえ、いつ踏み抜くかわからないような状況でした。
長助池は、その景色の良さに感動。

長助池〜燕温泉:
長助池からは道に迷うようなシーンはありません。途中も池糖あり木道ありで、
道はかなり整備されています。ロープで貼りつく場所もありますが、
概ね森林浴歩きです。
途中に水場(黄金清水)があり、この水も美味。

沢を渡るシーンが1か所ありますが、ここは川幅も広めで増水した場合は
厳しくなりそうです。
今回はまだ渡れる程度でしたが。
燕温泉入口。実際の温泉街より少し手前、坂の下に駐車場があります。
(温泉街に駐車スペースはないので、車の進入はここまで)
2010年07月06日 09:23撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 9:23
燕温泉入口。実際の温泉街より少し手前、坂の下に駐車場があります。
(温泉街に駐車スペースはないので、車の進入はここまで)
燕温泉入口の駐車場。この写真左手にはお手洗いもあります。
2010年07月06日 09:23撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 9:23
燕温泉入口の駐車場。この写真左手にはお手洗いもあります。
大田切渓谷・(野天風呂)河原の湯・燕新道方面への入口。
2010年07月06日 09:32撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 9:32
大田切渓谷・(野天風呂)河原の湯・燕新道方面への入口。
沢渡り、1か所目(中央奥のほうが滝。右手のほうに抜ける)
2010年07月06日 10:53撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 10:53
沢渡り、1か所目(中央奥のほうが滝。右手のほうに抜ける)
沢渡り2か所目。水量は少ないので余裕ですが、硫黄臭が漂っていました。
2010年07月06日 11:33撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 11:33
沢渡り2か所目。水量は少ないので余裕ですが、硫黄臭が漂っていました。
胸付八丁手前の雪渓。谷を冷たい空気が流れているのを感じました。
2010年07月06日 12:18撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 12:18
胸付八丁手前の雪渓。谷を冷たい空気が流れているのを感じました。
胸付八丁を登りきったところが天狗堂の分岐点。左が大谷ヒュッテへの下り、右奥が妙高山方面。手前が胸付八丁の急坂。
2010年07月06日 13:09撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 13:09
胸付八丁を登りきったところが天狗堂の分岐点。左が大谷ヒュッテへの下り、右奥が妙高山方面。手前が胸付八丁の急坂。
大谷ヒュッテ。2階建ての立派な小屋でトイレ・水場有。綺麗で快適な小屋です。
天気が良ければ妙高の高原・野尻湖・斑尾山等が見えます。
2010年07月06日 13:54撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/6 13:54
大谷ヒュッテ。2階建ての立派な小屋でトイレ・水場有。綺麗で快適な小屋です。
天気が良ければ妙高の高原・野尻湖・斑尾山等が見えます。
大谷ヒュッテから見る妙高山。左手の崩れた部分から下が南地獄谷。池の平温泉と、妙高温泉の源泉のようです。谷に近づくと硫黄臭がします。
2010年07月07日 06:06撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 6:06
大谷ヒュッテから見る妙高山。左手の崩れた部分から下が南地獄谷。池の平温泉と、妙高温泉の源泉のようです。谷に近づくと硫黄臭がします。
鎖場スタート。まずはロープから。岩に窪みがあるので足は置きやすい。
2010年07月07日 08:12撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 8:12
鎖場スタート。まずはロープから。岩に窪みがあるので足は置きやすい。
妙高山山頂(妙高大神)目の前。
2010年07月07日 09:20撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 9:20
妙高山山頂(妙高大神)目の前。
妙高山頂から火打山方面(奥のほう)
2010年07月07日 10:28撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 10:28
妙高山頂から火打山方面(奥のほう)
山頂直下の森の中の坂を一気に下りると、雪渓が。
2010年07月07日 11:43撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 11:43
山頂直下の森の中の坂を一気に下りると、雪渓が。
大倉乗超と長助池への分岐点。道標が雪に埋もれてる・・
2010年07月07日 11:59撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 11:59
大倉乗超と長助池への分岐点。道標が雪に埋もれてる・・
融けつつある雪渓と雪解け水。写真は膝の高さ程度ですが、1m位上を歩くシーンもありました。
2010年07月07日 12:56撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 12:56
融けつつある雪渓と雪解け水。写真は膝の高さ程度ですが、1m位上を歩くシーンもありました。
長助池。広々としていて木道にはベンチもあり、ほっと一息。
2010年07月07日 13:17撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 13:17
長助池。広々としていて木道にはベンチもあり、ほっと一息。
水芭蕉。長助池〜黄金清水の間には結構生えています。
時期が時期なので、良く育って・・・縮尺のおかしな小松菜のように。
2010年07月07日 14:04撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 14:04
水芭蕉。長助池〜黄金清水の間には結構生えています。
時期が時期なので、良く育って・・・縮尺のおかしな小松菜のように。
崩れて渡れなくなった雪渓の橋。前日の雨と雪解け水で沢も増水。この時は岩を単に飛んで渡れず、膝上まで濡れながら渡渉。
2010年07月07日 15:14撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 15:14
崩れて渡れなくなった雪渓の橋。前日の雨と雪解け水で沢も増水。この時は岩を単に飛んで渡れず、膝上まで濡れながら渡渉。
もうすぐゴール。妙仙橋を越えてちょっとで燕温泉。
2010年07月07日 17:00撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 17:00
もうすぐゴール。妙仙橋を越えてちょっとで燕温泉。
最後は黄金の湯で疲れを癒す。。。
小さな脱衣所と、大岩の囲いだけで、どっちが女湯とかすら分からなかったので、
適当に入りました。温度はほどほどでとっても気持ちよかったです。
2010年07月07日 17:18撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
7/7 17:18
最後は黄金の湯で疲れを癒す。。。
小さな脱衣所と、大岩の囲いだけで、どっちが女湯とかすら分からなかったので、
適当に入りました。温度はほどほどでとっても気持ちよかったです。

感想

山行記録の保存なので、タイムリーな情報でなくてすみません。


当時この日しか休みがなく、雨天予報の中強行した妙高山ハイキング。
雨にも若干打たれましたが、総じて良い山歩きでした。

是々非々で自分と友人の疲労具合や天候状況を判断しつつ、
行程を修正していった結果としての行程で、また、火打山に拘らなかったので
余裕の行程でした。

1日目の大谷ヒュッテ入りまでの道程が短いのですが、
関東から夜通し車で移動してきた身にとっては、これくらいのほうがむしろ
翌日に響かず良かったと言えます。
またこれは運の要素ですが、小屋到着後は大雨が降り、もしもっと早め出発で
1日目にピークハントまでしていたら、この大雨に当たっていたと思うと
結果オーライ。

そしてこの昼過ぎ〜夕方の大雨以外は小雨程度で済み、あるいは山頂では若干晴れたのも、運が良かったです。

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