鶏頭山〜早池峰山〜剣ヶ峰


- GPS
- 10:13
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:13
天候 | 高曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
■岳駐車場〜小田越 シャトルバス 2024年6月9日(日)〜8月4日(日)までの土日祝(18日間) 片道1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■七折滝コースはらくルートだと破線になってますが普通の登山道でした |
写真
感想
過去に2度訪れている早池峰山。1度目は風雨のため御金蔵付近で撤退、2度目はガスっていて景色は見れずと不完全燃焼に終わっていた。
兼ねてから鶏頭山と剣ヶ峰にも登ってみたかったのでシャトルバスが出ている日に三顧の礼に赴くことにした。
鶏頭山に”登る”のだから早池峰から降りてくるコース取りはなんか違うような気がして岳駐車場から剣ヶ峰まで歩く計画を立てる。標高グラフを見た感じでは鶏頭山まで約1000m登り、その先はユルユルと登りながら早池峰に到着するイメージでいたのだが実際に歩いてみると、なんのなんの鶏頭山まではウォーミングアップみたいなもので本当の核心部は鶏頭山から中岳の区間であった。前回山頂に来た時にはガスで真っ白世界だったため鶏頭山へと続く稜線は見れていなかったため想像していた道と全く違い手こずった。特に中岳の前後は大きな岩場の連続をアップダウンしながらの道は歩き難い事この上なく距離の割にはとても時間が掛かってしまった。岩も滑りやすく濡れていなくて良かったと心底思った。
中岳から先も岩は続いたが比較的歩き易くなり早池峰の花を楽しみながら歩き山頂に到着した。山頂から先は今までと別世界のように混雑していたので人込みを避けるように第2の目的地である剣ヶ峰を目指した。剣ヶ峰の尾根は定規で線を引いたかのように真っすぐで端正な趣をしたピークだ。進んでみると背の低いハイマツ帯が続きザックが引っ掛かり歩き難かったが傾斜も距離もそれほどでもなかったので想像していたよりは時間はかからなかった。
剣ヶ峰から登り返し、後は小田越に向けて下山をするだけだ。気持ちは楽だが滑る蛇紋岩で転ばぬよう集中を切らしてはならない。当初は体力に余裕があれば岳まで歩いて帰ろうかとも考えていたのだが1時間程度下山したあたりでもう歩きはお腹いっぱいになってしまい、是が非でもシャトルバスに乗るべく力を振り絞って進みなんとか最終のバスに乗ることができた。
この日は霞が強くすっきりと遠くまで見渡せるという程の天気ではなかったが過去2度の天候と比べれば十分すぎるほど恵まれたし、体力が尽きるまで歩けたのでとても充実した山行になった。
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