上越のマッターホルン！大源太山★国道（酷道）291号線経由で周回

2024年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 10:24
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,602m
• 下り: 1,600m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:11
• 休憩: 0:13
• 合計: 10:24

4:38 旭原駐車場
4:49 北沢 渡渉点
4:52 4:53 謙信ゆかりの道入口
7:01 7:07 大源太山
8:34 冬路ノ頭
8:51 清水峠
11:23 11:24 白樺避難小屋
12:31 蓬峠
12:34 12:35 蓬ヒュッテ
12:44 1544ｍ地点分岐
13:29 13:30 シシゴヤノ頭
14:31 14:32 水場（旭原〜シシゴヤノ頭）
14:50 14:51 謙信ゆかりの道入口
14:54 14:55 北沢 渡渉点
15:02 旭原駐車場

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大源太山登山口
林道終点の登山口前の駐車スペース
トイレ無し
手前2キロ位から砂利道っぽくなってます。
20分位手前の道の駅みつまたで準備して移動。
もう少し近くに24Hのローソンもあります。

コース状況／危険箇所等

登山口から大源太山山頂までは歩きやすくわかりやすい。
大源太山から七つ小屋山へは急な鎖場あり。
清水峠から国道291は踏み跡はあるけれど藪っぽく不明瞭な区間もちらほら。ヌメリのある滑りやすい小さな沢を何度も横断し、草で見えないだけで踏み外すと滑落する箇所多数あり危険です。ここは登山道としても廃道化していて破線ルートレベル。マニアックなルート好きでなければ避けた方が無難。

写真

7/13 4:52

「謙信ゆかりの道分岐」ここからまずは大源太山へ

7/13 5:05

渡渉あり。ちゃんとロープ張ってくれてるのに、渡った先の石で滑ってコケる。。また青あざが増えちゃった😓

7/13 5:27

今朝までの雨で終始地面はウェット。この日何回滑っただろう。。

7/13 5:55

一般道の登りってひたすら疲れるだけ。息切れしてる自分が情けない。曇ってて涼しいはずなのになぜこんなに汗だくなの。夏のアルプスに向けて暑さにも慣れなきゃね。

7/13 5:57

七つ小屋山
普通大源太山からの周回なら通るんですが、、、今日は通りません♪

7/13 5:58

下山で歩いたシシゴヤノ頭

7/13 5:59

大源太山
ここから見ると尖がってないのね😅

7/13 6:03

ここら辺から花が沢山。全てGoogleレンズとネットで調べてます。数多くて覚えきれないけど。。
これはオオカメノキの果実。
春に咲いた白い花が夏に赤い実をつけるのね。冬芽はバンザイの面白い形で1年中楽しませてくれるとか。へぇ〜と感心

7/13 6:12

クロヅル
パチパチ線香花火みたい

7/13 6:17

コメツツジ
これ覚えられそう（たぶんすぐ忘れる）

7/13 6:18

振り返ると湯沢の街。まだ低い雲が立ち込めてるけと良い景色。

7/13 6:34

振り返り。ちょっと日が差してきた。え〜まだお日様隠れてていいよ

7/13 6:43

ハクサンオミナエシ？

7/13 6:44

初・大源太山♪1598m
後ろは七つ小屋山
貸し切りなのでここで休憩

7/13 6:46

山頂から北側の冬ルート
ここはエキスパート向け。ちょっと踏み跡あったけど、夏でも無理？

7/13 6:48

巻機山方面
日は差すけど一日中霞んだ空

7/13 6:48

巻機山への国境稜線
ここは絶対に歩きたい

7/13 6:58

オキ、一ノ倉岳、茂倉岳

7/13 7:00

このあと時間があるので、谷川の謎の国道291号線を歩く！一旦七つ小屋山方面へ下りまーす

7/13 7:05

鎖場、すんごい急。こりゃ冬は無理だわ。。

7/13 7:19

登りはけっこう藪っぽい。
このあとも国道含めかなりの区間でこういった登山道でした。

7/13 7:31

黄色鮮やかキンコウカ

7/13 7:35

ギボウシ
食用になるんだと！食べてみたい

7/13 7:40

振り返ったらおお！
谷川で一番カッコいい山だと思う

7/13 7:41

向かう道はほのぼの笹ロード

7/13 7:42

わおっ、ニッコウキスゲロードだ！

7/13 7:42

雨上がりでみずみずしい
お陰で足元はびっしょりだけど

7/13 7:45

ほんとは大源太背景に撮りたかったんだけどいい角度で咲いてる花がない。七つ小屋山でも良い良い◎

7/13 7:49

コゴメグサ
面白い形だ！

7/13 7:50

ウツボグサ
沢山あるんだからさぁ、もうちょっとキレイに咲いてるの選べよ〜、と花の声

7/13 7:56

イタドリ
朝日だと撮る角度が難しい

7/13 7:57

真ん中は清水峠から清水集落へ続く謙信尾根。
上杉謙信が軍事利用したという歴史ある道ということを今回初めて知った。というか下山後改めて国道291の歴史を読み始めたら面白すぎて止まらなくなった😆

7/13 8:03

清水峠へ向かう分岐。斜めってる

7/13 8:04

笹原とそよ風がすごく気持ちいい

7/13 8:10

真ん中、池塘と思ってたけど、

7/13 8:11

画像で見ると雪渓みたいに見える。もう谷筋にも残雪はなかったと思うけどなあ。

7/13 8:14

なんとかフウロ。
フウロソウって沢山ありすぎ。
こんな沢山の種類見分けられないので私は一括りでフウロソウと覚えることにした。

7/13 8:16

ヤクシソウ？
その場ではわからない花ばかり

7/13 8:26

大源太だけ存在浮いてるような、アルプスっぽい

7/13 8:37

シモツケソウ？
今日は下ばっかり見て歩いてます

7/13 8:38

清水峠の避難小屋。三角屋根ってメルヘンだわ〜

7/13 8:50

小屋手前の分岐から国道291号線へ降りる

7/13 8:57

意外と道になってるじゃん♪
と思ったら、、

7/13 9:02

わっさわっさ（汗）

7/13 9:27

小さな沢を何度も横切り、

7/13 9:34

ふと見上げてこの沢登れそう。そしたら七つ小屋山出られるな、、
一瞬ショートカットしようか迷った。
国道はトラバースばかりですぐ飽きてしまった。。

7/13 9:36

日陰の超快適ロード♪
ここは藪、沢の横断、快適ロードの3つを10回以上ひたすら繰り返す酷道でした。

7/13 9:44

ヨツバヒヨドリ？
似てるのが他にもあるらしい

7/13 9:55

鉄塔の足元を通って

7/13 9:56

この国道、開通した明治時代は馬車がすれ違える道幅だったらしい。
こんな豪雪地帯のトラバース道なんてすぐ崩れるのわかりそうなものなのに。。実際に開通の翌年には長雨による土砂崩れで通行不能になったとか。不思議すぎる。

7/13 10:08

途中眺望も少し。
オキ、茂倉、一ノ倉岳。
標高が下がったのでかなり見上げる感じ。

7/13 10:19

沢の前後は踏み跡がわかりにくい。
ひたすらトラバースなんだけれども、、踏み跡センサーを頻繁に発動。

7/13 10:36

ここは草で見てないだけで片側崖の所が。
足元はかなり滑りやすいので、踏み外すと体はすり抜けてしまう草なので大真面目に数十メートル落ちます。そんな見えない危険が何箇所もある。

7/13 10:39

滑りそうだから山側の草木を掴むんだけど、このエリア一帯トゲ植物がかなり多い。このよくわからない草と、でかいアザミにずーっとチクチク刺されて参った。。

7/13 10:43

あと草の茂った足元の水溜まりとぬかるみも沢山。これ上から見えにくいの。前日雨の影響大。

7/13 10:55

終盤近くになって見事な滝が現れておーっと歓声。
ここも沢詰めたらかなりショートカットになるんだけど、だめね、危ないね。

7/13 11:14

いかにも滑りそうな茶色い岩肌。案の定めっちゃ滑るし。このすぐ下流は滝状の大きい段差になっているので滑ると落ちる。思いっきり腰を落として手で這いながら横断。

7/13 11:15

ここもちょっと登ればショートカットなのに！と未練がましい。いや、普通の靴じゃ滑りまくるから無理だよ、ともう一人の自分がなだめる。

7/13 11:23

やっと蓬峠への分岐だ〜
清水峠から2時間半もかかってるし。。

7/13 11:35

道は酷いけどお花は楽しみ♪
鮮やかなクルマユリ、これはわかる

7/13 11:36

こっちも似たような道ですね。。

7/13 11:46

ここもアザミのトゲトゲがいっぱい😓これはもう嫌

7/13 11:50

ここでちょっと給水。標高低いから風無いとかなり暑い。沢水美味すぎる〜

7/13 11:53

分岐から蓬峠間は目印しっかりあります。酷道には目印とか殆どありません。

7/13 12:04

稜線はすぐ近くに見えるのに〜

7/13 12:17

登山道はくねくね不規則な九十九折れ

7/13 12:23

ヘビイチゴ？これ美味しくないんだって？

7/13 12:28

あち〜
早く着いてくれ〜

7/13 12:30

やーっと蓬峠。
小屋はスルーしちゃったけど服とか靴が干されてました。

7/13 12:45

ここからシシゴヤノ頭経由で下山

7/13 12:46

中央やや右のピークがシシゴヤノ頭。左へ延びる稜線は足拍子岳へと続く冬季ルート。

7/13 12:53

相変わらず笹の道。この日一日中無数のトンボが飛び交っていた。お陰で虫の被害はなし。

7/13 13:03

ここからの大源太山は見事なピラミッド。見る方角で多彩な表情になる山。

7/13 13:05

足拍子岳へ続く稜線
冬のあこがれ

7/13 13:09

左の三角がこれから向かうシシゴヤノ頭

7/13 13:18

小さいけど模様がきれいなヒメシジミ。あんまり逃げない。トンボに混ざって沢山飛んでた。

7/13 13:30

シシゴヤノ頭
字は薄いけど立派な標柱

7/13 14:51

日陰だけど暑い暑い。下山はやたら脚だけ痛くなってスタスタ歩けないのが情けない😓夏山が不安だ…。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

えっちゃん

上越のマッターホルン！の大源太山。
五年前の馬蹄形から気になっていて、ようやく行ってきました。
（冬に行った大源太山は群馬県の穏やかなお山の方です）
本当は秋か初冬に行くつもりだったんですが、この日は新潟寄りが好天だったので、他に適切な日帰り計画が無く。。夏は暑すぎるので避けたかったのですが、幸いこの時期にしては涼しめで良かった😄

ついでに5月に歩いた土合から一ノ倉沢→芝倉沢までの初めて歩いた国道291も気になってたので、清水峠から歩いてみましたが、、長い長い。
当時はもともと馬車が登れる傾斜を考慮して道を作ったのでこんな非効率なルートになっちゃうんですね。
でもここは安易に立ち入ると事故が起きても不思議でない。廃道好き以外はやめたほうがいいです😓
もうこのルートは今回限りで十分だけど、この辺は未踏区間の赤線を一通り繋げていきたいと思ってるので、また思い立ったときに再訪します😀