ぐんまながの花散策🌸菅平湿原・鹿沢野草園・池の平湿原


- GPS
- 04:25
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 382m
- 下り
- 380m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・鹿沢野草園と湯尻川散策:休暇村駐車場。 ・池の平駐車場。有料600円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・菅平湿原:木道が滑りやすく、一部崩壊して注意。自生シキンカラマツ開花。 https://www.city.ueda.nagano.jp/ https://ueda-kanko.or.jp/spot/sugadairakogenshizenkan/ ・鹿沢野草園と湯尻川散策:野草園の某沢にアケボノソウ開花。湯尻川沿いは一部道が土砂崩れで崩壊しているので、旧いこいの広場へ迂回する。 https://www.kazawa.jp/route-map/yujirigawa ・池の平湿原:コマクサ、リンネソウ残っていた。 https://tomikan.jp/news/ikenodaira_0716/ ・鹿沢・湯ノ丸・池の平に咲く花。 https://www.qkamura.or.jp/cms/booklet/21260010/20210306212533.pdf |
写真
感想
世間は三連休らしいが、私は15日月曜休みのみ。しかも祝日で海の日。祝日法で月曜が指定され、ハッピーマンデー制度と言われている。・1月第二「成人の日」・7月第三「海の日」・9月第三「敬老の日」・10月第二「スポーツの日」が該当する。
実はアメリカの月曜休日統一法を模したもの。三連休にして余暇を与え経済を活性化させる狙いもある。ただヨーロッパは、祝日に店も休みになるのでキリスト教の休息要素が強い。そして中東やアジアなどで祝日が多いのも、宗教要素が強いから。
私は年間108日{まさに煩悩(笑)}しか休日が無く、業務内容が専任のため休むことが出来ない。代務する人が居ないのが現状。人手不足が大きな要因。登録や資格という線引きがあり、誰でもできる仕事ではないのだ。法令違反と不正行為。
しかも申請は電子化されオンライン。OSS制度。その申請するアプリを機能させる為に、クライアント証明書や承認ソフトをダウンロードし、自社用に設定しなくてはならない。そして現在の車はほとんどコンピュータで制御される。もはや小さな町の車屋さんでは対応できないのが現状。エーミングなど出来ないだろうな。
昔は職人気質の整備士が勘と経験で修理したが、今はサーバーで故障状況を検索、対策プログラムをダウンロードし、パソコンでプログラムの書き換えをして修理する。手を汚し切り傷作った時代は、遥か昔のようで寂しい気がする。昭和男はテレビやラジオを叩いて直す。
15日月曜はあいにくの天気で白馬岳や浅草岳も中止。東北から帰ってきたら、東北地方は晴れるありさま。日頃の行いが良かろうが悪かろうが、人とは関係なく晴れるし雨は降る。15日は月山か早池峰山へ行ってやろうかと本気で考えたが・・・。
のん気(笑)に切り替わり、9時過ぎから群馬県の西側と長野県の東側に晴れ間が現れるので、花観賞することにした。菅平湿原のシキンカラマツ、池の平湿原のリンネソウを見ることにした。ついでに鹿沢野草園と渓流沿いに花探しもする。
7時に雨降る前橋を出発。菅平に到着する9時頃に晴れるので遅めの出発。八ッ場ダムは7月に入り洪水対策で水位を下げていた。7月1日で利水容量を小さくするからだ。水も濃いエメラルドグリーンに変わっていた。
鳥居峠を越えて菅平へ。サッカーやラグビー、トレランの練習が盛んに行われていた。この時期らしい。夏は涼しい高地でのトレーニングが良い。そんなアスリートたちを眺めて菅平自然館へ。
菅平湿原は5年ぶりかな。木道が破損し荒れており、苔と水で滑りやすかった。ヤグルマソウやシダの大きな葉を避けながら進むとシキンカラマツがあった。少なくなったような気がするが、蕾すらまだのものが多く7月下旬が見ごろかな。
自生は福島県、長野県、群馬県だけに分布。紫の愕と黄色いしべが可愛らしい。丈が1.5m近くになり花が観賞しやすく、丸い葉がカラマツソウと同じで分かりやすい。湿原にはおおまかに3か所自生している。散策路を一周半して戻った。
移動して休暇村嬬恋鹿沢へ。休日で混雑していた。野草園を一周して花々を観賞。夏の花々が咲き始めていた。そのまま散策路を南へ。村上山登山口辺りの沢を花探ししていたら、ウメガサソウを発見!まだつぼみだったが、珍しい花を見られた。
散策路へ戻ろうと、ヤブ漕ぎして沢に出たらアケボノソウを発見。たった一株だけあった。日陰で背丈は小さいが、きれいな花が咲いていた。野草園のはこれから。散策路を歩むが土砂崩れで道が一部崩壊。いこいの広場へ迂回して進んだ。
廃墟と化した建物を過ぎて、たまだれの滝まで行って休暇村まで戻り、そのまま湯尻川沿いを新鹿沢温泉方面へ下っていく。しばらく行ってオートキャンプ場の方から戻ってきた。ジガバチソウはもう終わりだったようで、見つからなかった。
移動して池の平湿原へ。地蔵峠から上に行くとガスガス。駐車場も濃霧に包まれていて、数台停まっているのがやっと分かるほどだった。村界の丘から周回。近くの視界も悪く、花ガラのイワカガミがイチヨウランに見えた。
ヒオウギアヤメ、シテンクモキリが咲いていた。イチヨウランは跡形もなかったが、ミヤマフタバランを発見!。まだつぼみだったが見られて良かった。ガスガスのピグミーの森を抜けて見晴コマクサ園へ。コマクサがまだ残っていた。オンタデが咲き始めホシガラスが懸命に鳴いていた。
ガスガスで三方ヶ峰へ行く気にもなれず、そのまま湿原へ下る。ハクサンチドリは終盤となり、ヒメシャクナゲはガスで全く見えなかった。駐車場に戻り帰路へ。ガスガスでも駐車場のおじさんが見送ってくれた。
鳥居峠を越えると土砂降りの雨。その雨雲と一緒に仲良く赤城山の麓まで移動。市街地に入ると雨は止んでいた。前橋市は19日から35℃を越える猛暑日が続く予報。そして20日から22日頃に関東は梅雨明けが見込まれる。来週日曜は涼を求めて雪渓に行きたいと思う。残念ながら月曜はまた雨だな。
コメント
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ソロで花見でしたね、鹿沢野草園に早くもアケボノソウとはビックリですね、この野草園は一杯咲きますのでこれら遊歩道脇に見られるようになるのでしょうね、ここも労せず山野草が見られる貴重な場所ですね。
情報ありがとうございました。
今年の月曜は雨が多くて、行く所が限られてしまいます。アケボノソウですが、村上山登山口からヤブを少し入るとあります。ポツンと一株しかありませんので、みつかるかな?ウメガサソウも二つありました。
私は地蔵峠から車坂峠まで林道をランニングで往復し、その途中で池の平湿原に寄り道しましたが、車坂峠方面の林道沿いも花が見事でした。
ここのホシガラスは人馴れしているんでしょうか、1〜2mの距離でも全然逃げませんでしたね! 凛々しくて感動しました。
サラサドウダンのトンネルの前で待ってくださった方ですね。悪天候でも爽やかなトレランの方だなと思いました。林道はホタルブクロやニガナ、ヤナギランなどですかね。
ホシガラスは周辺一帯にいますよね。濃霧で誰もいない砂礫地に一匹でギャーギャー鳴いていて寂しそうでしたので、しばらく話し相手になっていましたよ。
林道沿いは、イブキジャコウソウ、シャジクソウ、ウスユキソウ、ハクサンフウロがたくさん咲いていました。
車坂峠のゼンテイカの花は、今年は少なめでした。
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