富士山(河口湖口)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
⇒ 6:05 七合目(富士一館) 6:10 ⇒ 8:00 八合目(白雲荘) 8:20
⇒ 10:40 吉田口山頂 11:00 ⇒ 12:00 剣ヶ峰 12:05
⇒ 12:45 吉田口山頂 13:10 ⇒ 14:00 八合目分岐点(須走り口・吉田口)
⇒ 15:00 七合目⇒ 16:15河口湖五合目
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
23時過ぎの到着でしたが第一駐車場は満車、第二は6割くらいの入り。 3時過ぎ到着した人は残り3台とのことでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。 お鉢めぐりは剣ヶ峰の火口側が雪が残っていました。 私は引き返しましたが、トラバースしている人も多数いました。 雪で閉鎖されていた吉田口下山道が開通。 |
写真
感想
念願の富士登山。高山病に注意して前日の23時に河口湖口五合目にはいる。車中で3時間程度の仮眠をしていざ出発。腹式呼吸を意識しながら、ゆっくりと歩き始める。泉ヶ滝を過ぎてしばらくすると綺麗な朝日が。今日は天気がよさそうで期待が膨らむ。泉ヶ滝までは緩やかな下り道で、その後は緩やかな登りに。六合目までは楽に到着。周りから「後5合目から六合目×5なら意外と楽だね」という会話が聞こえる。
六合目からは緩やかな階段が続く。既に息切れしている人も散見され、再度自分のなかで腹式呼吸とゆっくりしたリズムを心がける。高山予防として呼吸、リズムのほかに水分を補給することが大切と聞いたので水分を3L用意する。ザックの重さに、2Lにしておけばよかったと後悔。
七合目からは軽い岩場が断続的に続く。ストックをザックに括り付けゆっくり登る。空気が薄いためか、岩場ひとつ越える毎に息があがる。山小屋の前に腰かけスペースがあるが、一定のペースを保つため歩き続ける。
七合目は富士一館の前で、八合目は白雲荘の前で休憩をとる。雲があり遠方の景色は今一つだが、麓の緑が目に優しい。五合目から見た富士はそれほど高く見えなかったが、8合目を過ぎても頂上が近付いてこない。八合目過ぎからは周りの登山者の方達も明らかにペースダウンしている。私も少し登るたびにストックに体重をかけ休みがちになる。
九合目あたりになると、一歩一歩足を前に出すのにさえ苦労するようになる。空気が薄いというのは辛いものだ。高山病にかからなかったことだけでもラッキーだ。
吉田口の山頂は雲が出ており、また風が強くとにかく寒い。ウィンドブレーカーと合羽の上を着て寒さをしのぐ。せっかく頂上についたのでお鉢巡りをする。観測所横の剣ヶ峰まで行くと、雪の上をトラバースする個所あり。アイゼンなしで歩いている方もいたが滑ると火口まで滑落しそうなので引き返す。
帰りは吉田下山道を下る。快調に歩けたのは1時間にも満たず。単調な下りに嫌気がさしてくる。膝に痛みはでなかったものの、足首と親指の付け根、そして足の裏全体が痛くなる。須走り口と吉田の分岐点にさしかかる頃には喉の渇きが激しくなる。水分を3Lもってきた甲斐があった。
下りとしてきつかったのは七合目過ぎまで。その後は傾斜が緩やかになる。六合目を過ぎ、間もなくゴールだと思ったのもつかの間、泉ヶ滝から登りになる。最後の最後で登りとは、疲れた体と心にこたえた。
河口湖の五合目は登山客、観光客達で賑わっていた。梅雨明け後の本格登山シーズンにはどれだけ混むのだろう。今日登れたことに感謝。駐車場から富士山が綺麗に見えた。
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