大槌川 折合沢

- GPS
- 08:03
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 768m
- 下り
- 769m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
関東~東北の太平洋沿岸は沢登り不毛地帯
岩手沿岸の三陸地区は海岸から平野部を経ずに北上山地の茫洋とした山並みが広がっている。
山はたくさんあるし、沢だってたくさんある。なのに沢登りの対象とされている所は五葉山の桧山川くらいだろうか。
今日は三陸方面が間違いなく天気が崩れない予報だった。こういう機会はなかなかないと、三陸の候補となっていた大槌川支流の折合沢(あわせ沢)に訪問してみた。
折合沢の情報はほぼないが、三陸滝見隊という滝探し隊が途中まで入っているようだ。
ガタガタで状態の悪い林道を入って、高滝分岐の先で入渓 ともかく暗く、やや雑然とした印象だが、ナメや小滝が続き、渓相は桧山川ととてもよく似ている。
最初の顕著な滝は7mほどの幅広滝だが、なんと左側に残置ロープが括り付けられている。三陸滝見隊の残置物なのか、地元の釣り師によるものなのか。情報がないから人跡は殆ど無いものだと思っていただけに、残置ロープは正直かなり興醒めした。
次は岩盤が発達した10m滝 遠くまで飛沫が舞い、かなりイカつい滝 左から簡単に巻くが例に漏れずロープが設置されている。
この後もいくつかの簡単な滝を越えるとしばらくはナメやゴーロが続く。 すごい蛇行する沢だからゴルジュもあるだろう思ったが、ただ蛇行しているだけのようだ。
時折、おっ、となる景観やナメ、浸かるトロ場などあるが、長くヌメるナメゴーロに見切りをつけて帰りたくなる。
と、様子が変わったのがCo590 両岸とも高い3段の滝が現れる 下段の5mは簡単に登れるが、中段8m 上段6mは我々では手に負えないゴルジュとなっている。
とうとうゴルジュでたか~と思ったが、登れず右岸を高巻く。 沢に復帰する斜面の中腹にまたもfixロープ発見 それも100m以上にわたって木々に張り巡らされている。
巻き終えたゴルジュの先もミニゴルジュが続き甌穴状に抉れた滝などがある。
Co680の二俣は右俣が進路だが、本流の左俣にナメがあるため偵察 ナメの後、滝が2.3続き凡流となった。
戻って右俣を進む、数個の小滝があるボサい沢
廃林道に抜けて下山。途中から尾根を下ってショートカット 最後の最後にポムチムが崖から4m滑落するも幸いにも無傷だった。
林道を2km歩いて車に帰還 こんな沢だが15km歩き、あー疲れた。 車2台なら中山沢を下降すれば下山は早いだろう
大槌の隠し玉だった折合沢は、沢登りをしてると呼べる内容ではあったが、残置ロープなど多く意外と人臭くて萎えた。ただ、前半の滝群や高巻いたゴルジュは迫力があり、まぁ良かった。
沿岸部の沢なので雪の影響は少ない、東北に貴重な早い時期から入れる沢として知っておくと良いかも。
あとは宮古の川井地区と早池峰らへんをいってみようか
コメント
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兎にも角にも、お疲れ様でした🖐
面白くはないです🤣
まぁ三陸であれだけ長い沢は珍しいと思います笑笑
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