八方尾根丸山


- GPS
- 05:22
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 759m
- 下り
- 762m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:23
3:58 黒菱駐車場到着 18度
4:56 黒菱第三ペアリフト上部乗り場前出発
5:19 八方池山荘到着
5:25 八方池山荘出発
5:53 第二ケルン到着
5:58 八方ケルン到着
6:07 八方池到着
6:11 八方池出発
6:53 扇雪渓到着
6:55 扇雪渓出発
7:16 丸山ケルン到着
7:17 丸山ケルン出発
7:35 扇雪渓到着
7:37 扇雪渓出発
8:16 第三ケルン到着
8:41 第二ケルン到着
9:32 八方池山荘到着
9:49 八方池山荘出発
10:19 黒菱第三ペアリフト上部乗り場前到着
平面距離 8.7km
沿面距離 8.9km
記録時間 05:22:30
最低高度 1,678m
最高高度 2,437m
累計高度(+) 805m
累計高度(-) 803m
平均速度 1.7km/h
最高速度 6.7km/h
登り歩行時間
黒菱第三ペアリフト上部乗り場前〜八方池山荘 23分 4:56〜5:19
八方池山荘〜八方池 42分 5:25〜6:07
八方池〜丸山ケルン 1時間5分 6:11〜7:16
下り歩行時間
丸山ケルン〜八方池山荘 2時間15分 7:17〜9:32
八方池山荘〜黒菱第三ペアリフト上部乗り場前 30分 9:49〜10:19
天候 | 曇り→ガス→雨→曇り→晴れ 白馬連峰他の眺望はなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雨で水たまりあり 全体に滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
短かったけれど梅雨らしい降雨の多い梅雨が明け、どこに行こうかとテンションが上がる。
しばらくハクサンコザクラの群生を見ていないので遅くならないうちに火打山、タカネビランジを見に鳳凰三山か、夏の雨飾山もいいし、苗場山の下見もいいか?南アルプス以外はみな北に位置しておりあまり予報は良くない。
焼岳の火山規制の心配も一旦解けたので仲間に声をかけてみたが都合が合わない。
北部に位置するが、2週間前の燕岳山行時にも候補になり、今月から始まった山岳医療ドラマに登場した唐松岳に行って観たくなった。
南部に位置する山よりもやや天候に不安はあるが、リフトのご来光運行も先週から始まり駐車場に至るまでに足止めされる心配もなさそうだ。
黒菱駐車場が満車になってしまった場合には目的地を雨飾山にすることにして、少し早めに自宅を出発する。
黒菱駐車場には誘導員のスタッフが複数いて指示された場所に駐車出来た。結構奥の方に案内されたが、全体でどれ程の空があるのかは分からないが、後続車が次々にやって来て駐車していく。車両のサイズによって案内されているようだ。
車中で朝食をとってからトイレを利用して出発の準備をするが、昨年までリフトを利用せずに歩ける作業用道路を歩く人の姿が見えない。もしかしたらリフトに乗らずに黒菱平に行くことが出来ないのでは?と思い誘導スタッフに尋ねるとやはりリフトを利用せずに歩くことは出来ないことが分かった。
健脚者に与えられたアドバンテージとして時間的な自由度も高かったのでとても残念だ。
出鼻をくじかれテンションが大きく下がる。
歩くつもりで半袖Tシャツになっていたが、リフト乗車で寒くないようパーカーを着てリフト待ちの行列に並ぶ。
先にチケットを買っているか先に並んでいた方に確認したところ、窓口に到着したところで購入して乗車するようだ。自分の並んだ時点で行列は15m程だったが、チケット購入直前には倍以上になっていた。
チケット購入窓口は2つあるのだが支払に手間取るため、切れ目なく乗車することはなく効率が悪い。
事前に財布をザックから取り出して準備していたが、バーコード決済が可能でスムースに乗車出来た。
以前にも感じたが、ペアリフトはとてもゆっくりと進む。何度もご来光はどうかと、振り返る。
リフトを降りて雲海デッキで麓を撮影し再び半袖Tシャツになる。
黒菱第三ペアリフトはご来光運行で早朝から運転されているが、その上のグラートクアッドリフトはまだ運転されていない。
登山者は黒菱平から八方池山荘まで登山道を歩くことになるが、ここでこれ程多くの方が歩いているのを見るのは初めてだ。
鎌池湿原でアクションカメラでの撮影を開始したが、書き込み速度が遅くなっていると警告出てしまったので八方池山荘前で新品のカードに交換してフォーマットを行った。従来のカードでは容量確保のために多くのファイルを削除しておいたが、いっぱいになってしまったカードはファイルを削除するのではなく、フォーマットしないとならないようだ。ドラレコでも定期的にフォーマットを勧められるし仕方ない。アクションカメラで使用するカードは動画をPCにコピーしたら毎回フォーマットしておいた方が安心だ。
八方池山荘から麓は見えているのだが、五竜岳は見えない。風も予報通り強めで花の写真を撮りたくても日差しが弱いのでシャッタースピードが上がらず被写体ブレになってしまう。
花の写真は帰路に撮ることにして先に進むが、白馬連峰の眺めはないし、八方池はさざ波がたっていて人も1名のみ。みな立ち寄らず第三ケルン脇を通って先を目指しているようだ。
前日降雨があったようで、駐車場には水溜りあり、登山道全体に湿気っていて滑りやすい。今回は古い靴を履いて来たので頻繁にスリップしてとても危険な状態。古い靴って履きなれていて心地良いのと、別の登山靴があるので先送りにしていたが、早急に購入しないとならないようだ。
扇雪渓手間の樹林帯に入るとすっかりガスの中となり、涼しくて気持ち良い。
しかし丸山ケルンの手間で雨が降り始めてしまったのでザックにレインカバーを付けて、ウィンドブレーカーを羽織った。霧雨程度ならいいのだが、しっかり雨粒になっている。
こうなってしまうとテンションは完全に下がり、すぐに撤退することを決めてしまった。
ケルンが目の前にあることが分かっているのでケルンまで行くことにする。
好天なら眺望を楽しめる場所だが、周囲の眺望が一切無いことを確認して下山を開始した。
ただし、まだ7時を過ぎたところで午後になったら回復が見込めるかも知れないな、などと未練たらたらで少し進んでは上を見上げ、さっぱり下山は進まない。
靴底が滑る影響もあるが、まだまだ登りの登山者も多いし、再度登り直すこと可能だなどと考えながらゆっくりと歩く。
丸山で引き返さず、ゆっくり登ったとしても8時過ぎには唐松岳山頂に到着してしまう。たぶん昼には白馬連峰や五竜岳の眺望が期待出来るかもしれないが、4時間の時間つぶしはどう考えてもソロの自分には無理。
八方池の南にある第三ケルンでようやくあきらめを付けたが、歩行速度は上がらず残念な気持ちでいっぱい。
集中力も散漫になっていたのか第三ケルンからさほど下っていない岩と砂の混じった場所で左足を滑らせてコケてしまった。左のお尻側面を打撲し左手足に擦り傷を負った。
右手に愛用のコンデジを持っていたのでそれを守るのに必死で、近くに居た人から大丈夫かと声を掛けられるほど派手にやってしまった。
コンデジは砂で汚れてしまったが無事だった。以後靴底が滑ることを強く意識してさらにゆっくりと歩いた。
八方池山荘ではプロパンガスの荷揚げが行われており、山荘の北にある眺めの良い場所で早い昼食にしたが、ヘリコプターを避けるために移動を要請されたので、途中で切り上げて下山を開始し黒菱平に下ってから続きを食べた。
第三ペアリフト下車後に作業道ゲートの様子を確認したところ、厳重にロープが張られ、作業道のためリフトを利用するよう書かれていた。
今後はリフト利用を前提にリフト時間に合わせて山行計画しなければならない。自分にとっては従来の唐松岳の魅力が半減したように思えて仕方ない。
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