ダルガ峰〜若杉峠〜若杉天然林、全部登る
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ゆっくり
体力度について
- GPS
- 06:32
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 1,427m
- 下り
- 1,422m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:09
| 天候 | 晴れ（夕立あり） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は無し。ルートが取りづらい場所は何ヵ所かありましたが迷うというレベルではありません。 |
| その他周辺情報 | 帰路に「あわくら温泉」に寄れるルートがありましたが、今回はパス。 |
写真
【ダルガ峰展望台】おはようございます。今日は鏡野町の「三十人ヶ仙〜天狗岩」と「花知ヶ仙」を梯子する予定でしたが出発前に変更しました。
迂回路は平坦で歩きやすい。
大海里峠まで行ったあと、大海里山への登り。らくルートのルートが見つけにくかったので登りやすそうな道を探していたら結構グダグダになりました。ルートがなくても強行突破した方がよかったかな。
大海里山、見晴らしが良い箇所があります。おそらく美作アルプスの後山。が真ん中に見えています。その左は植松山とかかな？近々登りに行きたいです。
1
こっちが駒の尾山ですね。さすがに今日の予定に駒の尾山までは組み込めませんでした。駒の尾山に行ったら後山まで登りたくなりますからね？（個人の感想です）
ダルガ峰へ戻ります。マンネンスギ Lycopodium dendroideum Michx。
杉じゃないのか！これが大きくなって杉になるのかと思いましたが。シダ植物でしたw
マンネンスギ Lycopodium dendroideum Michx。
杉じゃないのか！これが大きくなって杉になるのかと思いましたが。シダ植物でしたw
ここまでは（大海里山への道を除き）特に坂はなかったはずです。
お腹がすいたけど、座る場所が見当たらないので彷徨っていましたが、ようやく座れそうな木々を発見。ここで玄米とチキンハンバーグを食しました。
若杉峠休憩舎。岡山県百名山ではなぜかここが指定されています。本来ならここで折り返して往路を帰るはずでしたが…若杉天然林も満喫したい思いで強行突破。
【参考】https://mori-taki-nagisa.jp/pages/25/
雨上がり。ここから一般道を歩いて走って戻ります。途中で近道できそうな山道があるような記載がありましたが、激流の沢を渡ることはできなかったので戻ります。
左から2番目くらいの山が袴ヶ仙らしい。
装備
| 備考 | 【反省点】ゴール地点を間違えてしまい、水分補給の配分を間違えてしまった。 |
|---|
感想
天気予報だとこの日はだいたいどの日も晴れとのことで、行きたいけど行きにくかった「三十人ヶ仙〜天狗岩」と「花知ヶ仙」の2カ所を登る予定でした。どちらも登山道からの道が繋がっているので、短時間で移動できると思ったからです。
しかし、当日の朝、ルート検索するとその道路で「通行止め」の表示が
Google Mapにありました。片方の山を行くだけでは物足りないので、第二候補だったダルガ峰〜若杉峠のコースを1日で周ってみようと予定を変更しました。
これは登ったあとで分かったことですが、この日は三十人ヶ仙方面には行かない方がよかったです。
今回のコースは頂上からの眺望が（晴れていたからというのもありますが）かなり良く気に入りました。大海里山からは美作アルプスが一望できます。若杉峠手前からはおそらく氷ノ山や三の丸が見えます。また、三室山らしき山も見えて、今まで登ってきた山を見つけて少し懐かしく感じました。
良い景色を見るにはやはり天気は晴れでないといけませんね。三室山も晴れの日に行けば、氷ノ山を見ることができたのに💦
若杉峠は「森林浴の森日本100選」にも選ばれており、ここを周回するだけでも十分楽しめるとは思います。たださんざん他の山で広葉樹林帯を見て来たので、特別感じることはなかったです💦
登山道は、ダルガ峰までの道は緩やかで、全体をみても普通の山よりはハードではありませんでした。滑るような箇所もなくて安心して歩くことができました。（ただ、1回小石を踏んで左足を軽くひねってしまったのが辛かったです）
他方、計画ルート通りに進もうとすると、険しい少し荒れた道を進むしかないようにみえました。そのため少しでも楽しようと迂回してみましたが、結局は険しい坂を登らないといけなかったので最初からルート通りに進めばよかったなと後悔しています。具体的には大海里山と長義山への登りと若杉峠手前の道がルートファインディングしにくく迂回した結果、余計に負担が増えることになりました。
また、この日は晴れていましたが、正午をすぎたあたりから雷の音（雷鳴）が轟き始めます。雨が降る前に下山できるか心配でした。とりあえず雨が防げそうな森林地帯である若杉天然林を周り切ることにしました。進むにつれて雷鳴の音が大きくなったり、西の空が暗くなってきました。そして運が良かったのか、ちょうど降り始めるころには若杉天然林の休憩所（駐車場より少し北）にたどり着くことができました。休憩所に入って物の数分で土砂降り。だいたい30分降り続け、その間は椅子に座って休憩することができました。レインウェアは持参していましたがこの土砂降り（夕立）には太刀打ちできなかったかもしれません。
若杉天然林を抜けるとあとはスタート地点に戻るだけです。が、ここでも僕のうっかりミスが発生。なんと地図で確認していたのはスタート地点はダルガ峰展望所の駐車場ではなく、峰越峠のものでした。すぐに駐車場に帰れるラッキーと超楽観視していたので、このミスは「今日無事に帰られるかな」という不安感を呼び出すことになりました。
また吉野川に沿って下りて途中にある登山道から上がれば時間短縮ができると見込んでいましたが、その地点には沢があり渡ることはできません。どこか渡れそうな狭くて浅い場所はないか探しましたが無理でした。
仕方がないので、朝通ってきた道を徒歩で帰るしか方法はないので、飲料不足という最大の悩みの種を抱えながらなんとか最後まで歩くことができました。
この日持ってきた飲料は「麦茶500mL 2本」「スポーツドリンク 500mL 1本」でした。あと1本ペットボトルがあれば十分足りましたので、夏の登山には2L持っていくべきだと改めて感じました。
そして最初に言及した「三十人ヶ仙〜天狗岩」と「花知ヶ仙」ですが、この日は大雨警報が鏡野町（ならびに津山市）で発令していました。もしこの山々に行っていたら
もっと過酷な目に合っていたかもしれません。
このダルガ峰〜若杉峠は美作アルプスや周りの標高が高く有名な山々に隠れてしまいがちですが、1度は行く価値はあると感じました。夏でも日差しは暑いですが、森の中は結構涼しいです。
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