ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7058794
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳(畑薙大吊橋から往復、2泊3日のテント山行)

2024年07月22日(月) 〜 2024年07月24日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
26:36
距離
43.3km
登り
4,202m
下り
4,201m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:35
休憩
0:10
合計
2:45
距離 8.8km 登り 670m 下り 445m
13:30
19
13:49
21
14:44
30
15:14
15:24
51
2日目
山行
9:14
休憩
2:09
合計
11:23
距離 16.1km 登り 2,375m 下り 1,013m
6:12
6:16
132
8:28
8:47
34
9:21
9:35
12
9:47
9:49
19
10:08
10:09
13
10:22
10:23
10
10:33
10:45
70
11:55
12:12
50
13:02
13:03
64
14:07
14:48
13
15:01
15:03
9
15:12
15:26
10
15:36
15:37
10
3日目
山行
8:56
休憩
2:59
合計
11:55
距離 18.5km 登り 1,157m 下り 2,744m
5:10
43
5:53
5:59
49
6:48
6:57
72
8:09
8:18
22
8:40
17
8:57
8:58
26
9:24
10:55
111
12:46
13:10
69
14:19
14:46
58
15:44
15:56
27
16:23
40
17:05
沼平
三日目、落雷の影響か茶臼小屋から先で一時GPSが機能してなかったようで、コースを手動でつないでます。
天候 一日目(7/22):晴れ、山中の気温25度
二日目(7/23):晴れ、稜線の気温20度
三日目(7/24):くもり一時雨のち晴れ、朝の気温10度
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
【行き】7/22
戸塚5:58→7:21三島7:29→8:29静岡〖運賃2,310円〗
静岡駅8番バスのりば(しずてつジャストライン:予約制)10:00→13:20畑薙第一駐車場〖運賃3,500円〗
【帰り】7/24
現地よりクルマにて送っていただいた。
畑薙ダムから新静岡I.C.利用、横浜まで約4時間30分

※帰りの当初予定
白樺荘(赤石温泉)14:40→17:50静岡駅
静岡18:08→19:34熱海19:42→20:51戸塚
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
畑薙臨時駐車場にて提出(日中、係員常駐)
【コース状況】
南アルプス三大急登と呼ばれているほど、序盤から急登の連続です。
畑薙大吊橋からウソッコ沢小屋の間、足場の安定しない急場が続きます。
途中、頼りない吊り橋や鉄階段もあり、慎重さを要します。
稜線に上がってからはハイマツ帯と樹林帯を何度か越え、三吉平の先でゴーロ帯の登りになりますが、総じて危険な箇所は少ない。

【小屋】
●ウソッコ沢小屋 下部(登山コース上の橋のたもと)に取水できる沢・小屋近くに簡素なトイレあり ※通年無人・小屋内利用可・幕営は草が繁り厳しい
https://thejapanalps.com/mountain-hut/usokkosawa/
●光岳小屋 ハイシーズンはテント泊3,000円、テント泊も予約推奨
https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/soshiki/kankoshoko/kankokoryu/tekarigoya/13878.html
●茶臼小屋 水場・トイレ・テント場・食品の販売あり ※シーズン中は管理人さん居ます、食事は持参が必要なようです。
●横窪沢小屋 水場・トイレあり ※2024/7/24現在無人・小屋内利用可・幕営問題なし
https://ikawa-kanko.com/
その他周辺情報 【下山後の入浴】
赤石温泉 入浴料600円
※毎週火曜定休(火曜日が祝日の場合は翌平日)8月・11月は無休
この日は18:00まで受け付け可でした。
https://ikawa-shinko.wixsite.com/shirakabasou

【山行計画書】
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-4430260.html
【一日目】
おはようございます。
今回は南アルプス光岳へ。
JR静岡駅から登山バスで畑薙へ向かいます。
【一日目】
おはようございます。
今回は南アルプス光岳へ。
JR静岡駅から登山バスで畑薙へ向かいます。
バス車窓から、水を湛えた井川湖。
ホント山深いなぁ…
4
バス車窓から、水を湛えた井川湖。
ホント山深いなぁ…
多くの登山者がクルマを停める、畑薙臨時駐車場に着きました。
バスの運行はここまで、登山届の提出と飲み水の補給を済ませ、登山口まで歩き始めます。
多くの登山者がクルマを停める、畑薙臨時駐車場に着きました。
バスの運行はここまで、登山届の提出と飲み水の補給を済ませ、登山口まで歩き始めます。
畑薙第一ダムを通過。
暑い…気温30度はあるな…
畑薙第一ダムを通過。
暑い…気温30度はあるな…
沼平駐車場で下山してきた人からクマの目撃情報をもらう。
いきなり撤退か?
クマ鈴×2とベアホーンを慣らしながら進みます…
沼平駐車場で下山してきた人からクマの目撃情報をもらう。
いきなり撤退か?
クマ鈴×2とベアホーンを慣らしながら進みます…
クマにも落石にも合わず、無事に畑薙大吊橋に到着。
長さ181mの大吊橋、落ちたらまず助からないので、余計なことは考えずに渡りました(笑)
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クマにも落石にも合わず、無事に畑薙大吊橋に到着。
長さ181mの大吊橋、落ちたらまず助からないので、余計なことは考えずに渡りました(笑)
序盤から急登が始まります。
後で知ったけど、南アルプス(南部)三大急登のひとつなんだって!
序盤から急登が始まります。
後で知ったけど、南アルプス(南部)三大急登のひとつなんだって!
ヤレヤレ峠。
この名前の本当の意味を知るのは下山時でしたとさ…
2
ヤレヤレ峠。
この名前の本当の意味を知るのは下山時でしたとさ…
上河内沢を渡ります。
梅雨明けで最近は雨も少なかったのか、水は綺麗でした。
1
上河内沢を渡ります。
梅雨明けで最近は雨も少なかったのか、水は綺麗でした。
この橋!ところどころ鉄骨は渡してあるんだけど、基本材木!
板はたわむし、ミシミシ軋むし、定員1名でも危なっかしいぞ…!
この橋!ところどころ鉄骨は渡してあるんだけど、基本材木!
板はたわむし、ミシミシ軋むし、定員1名でも危なっかしいぞ…!
なんとか急登をこなし、本日の宿坊「ウソッコ沢小屋」に到着。
完全なる無人小屋でございます。
時間的に、上の横窪沢まで行くのは諦めました。
2
なんとか急登をこなし、本日の宿坊「ウソッコ沢小屋」に到着。
完全なる無人小屋でございます。
時間的に、上の横窪沢まで行くのは諦めました。
内部の様子。事前情報ではゴミの散乱がスゴイとされていましたが、思ったより片付いているようです。
前の利用者さん、ありがとう!
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内部の様子。事前情報ではゴミの散乱がスゴイとされていましたが、思ったより片付いているようです。
前の利用者さん、ありがとう!
今回の食材の一部。
初日だけは味噌漬けの生肉。あとはテキトーにパッケージ食材。
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今回の食材の一部。
初日だけは味噌漬けの生肉。あとはテキトーにパッケージ食材。
食事してまったりしていたら、どこからともなくスズメバチがパトロール巡回でやってきた!そういや小屋内にはネズミも住んでいるそうなので、そうなるとマムシも出るのか?
他に誰も居ないので、板間にテント張らせていただきました…
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食事してまったりしていたら、どこからともなくスズメバチがパトロール巡回でやってきた!そういや小屋内にはネズミも住んでいるそうなので、そうなるとマムシも出るのか?
他に誰も居ないので、板間にテント張らせていただきました…
【二日目】
この日は一日晴れ予報。
まずは稜線まで1500mほど高度を稼がなければいけません…
【二日目】
この日は一日晴れ予報。
まずは稜線まで1500mほど高度を稼がなければいけません…
横窪沢までもなかなかの急登…
何名か降りて来る方もいたので、メジャーではないけど一安心。
横窪沢までもなかなかの急登…
何名か降りて来る方もいたので、メジャーではないけど一安心。
南アルプスらしい、豊かな緑と水。
鼻をくすぐる甘〜い匂いはシラビソかなぁ。
南アルプスらしい、豊かな緑と水。
鼻をくすぐる甘〜い匂いはシラビソかなぁ。
横窪沢小屋が見えてきました。
1
横窪沢小屋が見えてきました。
こちらは2022年までは営業されていたようで。小屋前のテント場はしっかり幕営できそうでした。
小屋内も一部開放されており、水もしっかり補給できるので、かなり快適なキャンプ地ですね。
2
こちらは2022年までは営業されていたようで。小屋前のテント場はしっかり幕営できそうでした。
小屋内も一部開放されており、水もしっかり補給できるので、かなり快適なキャンプ地ですね。
再び登り始めます。
途中のお地蔵様、穏やかなお顔です。
再び登り始めます。
途中のお地蔵様、穏やかなお顔です。
途中の展望ベンチからは南に大無間山!
途中の展望ベンチからは南に大無間山!
オトギリソウ(弟切草)は今が最盛期でしたね〜
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オトギリソウ(弟切草)は今が最盛期でしたね〜
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
夏ですねぇ。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
夏ですねぇ。
ふぅ…茶臼小屋に着きました。
周りは一面のお花畑、マジで天国に着いちゃったかと思った(笑)
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ふぅ…茶臼小屋に着きました。
周りは一面のお花畑、マジで天国に着いちゃったかと思った(笑)
タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)
久しぶりにお目にかかったぜー
2
タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)
久しぶりにお目にかかったぜー
茶臼小屋からは富士山が良く見えるんです。
ポワッと噴煙でも上がったかのような雲。
10
茶臼小屋からは富士山が良く見えるんです。
ポワッと噴煙でも上がったかのような雲。
小屋からほどなく上がって、稜線に到達!
聖岳キター!
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小屋からほどなく上がって、稜線に到達!
聖岳キター!
岩陰にひっそりと、ヤマハハコ(山母子)
岩陰にひっそりと、ヤマハハコ(山母子)
茶臼岳(2604m)は300名山の一座。
ちょうど登山道の補修で上がってこられた小屋のご主人に写真を撮っていただきました!
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茶臼岳(2604m)は300名山の一座。
ちょうど登山道の補修で上がってこられた小屋のご主人に写真を撮っていただきました!
右手前は上河内岳、正面のどっしりしたのが聖岳。
その右側、肩のあたりに赤石岳、奥に悪沢岳。
左側には兎岳、大沢岳など高峰がズラリ。
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右手前は上河内岳、正面のどっしりしたのが聖岳。
その右側、肩のあたりに赤石岳、奥に悪沢岳。
左側には兎岳、大沢岳など高峰がズラリ。
さて、ここから光岳へと向かいます。
さすが南アルプス、2500mオーバーの稜線でも緑が豊かです。
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さて、ここから光岳へと向かいます。
さすが南アルプス、2500mオーバーの稜線でも緑が豊かです。
希望峰に到着。
ここから仁田岳までピストンしてきます!
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希望峰に到着。
ここから仁田岳までピストンしてきます!
わーい、良い稜線やーん。
2
わーい、良い稜線やーん。
仁田岳(2524m)
地図のとおり360度展望のきく山でした。
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仁田岳(2524m)
地図のとおり360度展望のきく山でした。
仁田岳から望む南ア南部の山々。
良き良き…
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仁田岳から望む南ア南部の山々。
良き良き…
反対側にはこれから向かう光岳、イザルヶ岳。
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反対側にはこれから向かう光岳、イザルヶ岳。
そして富士山。
見える方角としてはちょうど真東になるんですね。
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そして富士山。
見える方角としてはちょうど真東になるんですね。
バイケイソウの多い小路を行きます。
時折吹く、爽やかな風が気持ちよすぎ…
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バイケイソウの多い小路を行きます。
時折吹く、爽やかな風が気持ちよすぎ…
比較的なだらかな縞枯ゾーンを抜け、易老岳(2354m)
1
比較的なだらかな縞枯ゾーンを抜け、易老岳(2354m)
光岳が近づくにつれ、いったん高度が落ちていくためか緑が豊かになってきます。
光岳が近づくにつれ、いったん高度が落ちていくためか緑が豊かになってきます。
ゴーロ帯の登りを終えると、静高平(しずこうだいら)が近づいてきました。
2
ゴーロ帯の登りを終えると、静高平(しずこうだいら)が近づいてきました。
おお〜、山の上の別天地ですな。
スケールは小さいけれど、雲ノ平に劣らない雰囲気の良さです。
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おお〜、山の上の別天地ですな。
スケールは小さいけれど、雲ノ平に劣らない雰囲気の良さです。
ゼンジヶ原の「亀甲状土」
モリモリして可愛らしい。
ゼンジヶ原の「亀甲状土」
モリモリして可愛らしい。
ようやく光小屋、見えてきましたー
4
ようやく光小屋、見えてきましたー
県営・光小屋に到着です。
ウソッコ沢小屋から約10時間、よく頑張った!
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県営・光小屋に到着です。
ウソッコ沢小屋から約10時間、よく頑張った!
受付を済ませ、テント設営します。
まだ日が高いので、光岳山頂と光石まで往復してきます。
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受付を済ませ、テント設営します。
まだ日が高いので、光岳山頂と光石まで往復してきます。
光岳(2594m)
日本百名山としては74座目となりました。
なかなか来ることが出来ていなかった山なので、素直に嬉しい!
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光岳(2594m)
日本百名山としては74座目となりました。
なかなか来ることが出来ていなかった山なので、素直に嬉しい!
さらに進んで山名の由来にもなっている光石。
上からは深南部の山々が一望でした。
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さらに進んで山名の由来にもなっている光石。
上からは深南部の山々が一望でした。
ミヤマムラサキ(深山紫)
光岳、ホントに来て良かったです…
2
ミヤマムラサキ(深山紫)
光岳、ホントに来て良かったです…
稜線は長野との県境ですが、この場所自体は静岡駅がある静岡県葵区だなんて信じられない。
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稜線は長野との県境ですが、この場所自体は静岡駅がある静岡県葵区だなんて信じられない。
山頂のすぐ西にある展望台。
ここからも深南部が一望。
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山頂のすぐ西にある展望台。
ここからも深南部が一望。
小屋に戻った後は、下の沢まで水を汲みに行きました。
結構な斜度で往復15分はかかりましたが、水の清冽さは格別でした。
トリカブト(鳥兜)もコンニチハ。
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小屋に戻った後は、下の沢まで水を汲みに行きました。
結構な斜度で往復15分はかかりましたが、水の清冽さは格別でした。
トリカブト(鳥兜)もコンニチハ。
ミネスユキソウ(峰薄雪草)
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ミネスユキソウ(峰薄雪草)
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
本日の夕食も簡単メシ。
小屋前のベンチで頂きました。
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本日の夕食も簡単メシ。
小屋前のベンチで頂きました。
夜半に空を見上げると星空でした〜
今日は疲れたので、スグ眠れそう…
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夜半に空を見上げると星空でした〜
今日は疲れたので、スグ眠れそう…
【三日目】
この日はイザルヶ岳で日の出を見ようと思っていたのですが、あいにくの曇天…
潔く諦めて、テントでゆっくり朝食を済ませました。
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【三日目】
この日はイザルヶ岳で日の出を見ようと思っていたのですが、あいにくの曇天…
潔く諦めて、テントでゆっくり朝食を済ませました。
撤収完了!
皆さん早発ちで、私は最後になってしまいました。
この日は昼前に雨予報になっているので、早めに稜線を通過しておきたいですね。
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撤収完了!
皆さん早発ちで、私は最後になってしまいました。
この日は昼前に雨予報になっているので、早めに稜線を通過しておきたいですね。
前日歩いた道を戻ります。
気温は10度くらいですが、風に吹かれると体感は0度位の感覚で。夏とはいえ、さすがアルプス。
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前日歩いた道を戻ります。
気温は10度くらいですが、風に吹かれると体感は0度位の感覚で。夏とはいえ、さすがアルプス。
ギンリョウソウ(銀竜草)
2
ギンリョウソウ(銀竜草)
縞枯ゾーン、ガスは一向にとれず。
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縞枯ゾーン、ガスは一向にとれず。
シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
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シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
茶臼岳の稜線は西からの風が強く、長くは停滞していられませんね…
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茶臼岳の稜線は西からの風が強く、長くは停滞していられませんね…
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
ゴゼンタチバナ(御前橘)
ゴゼンタチバナ(御前橘)
風速10m/s越えかな。
雨に降られる前に小屋までたどり着きたい!
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風速10m/s越えかな。
雨に降られる前に小屋までたどり着きたい!
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
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ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
コバノコゴメグサ(小葉の小米草)もいっぱい咲いてました!
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コバノコゴメグサ(小葉の小米草)もいっぱい咲いてました!
そして大好きなハクサンフウロ(白山風露)
風になびいて癒されます。
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そして大好きなハクサンフウロ(白山風露)
風になびいて癒されます。
茶臼小屋に到着!
なんとか雨に降られずに済みました。
ここで休憩させてもらいましょ。
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茶臼小屋に到着!
なんとか雨に降られずに済みました。
ここで休憩させてもらいましょ。
山で食うペヤング、ンマー!
ちなみにこちら越冬品につき、衝撃プライス100円…
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山で食うペヤング、ンマー!
ちなみにこちら越冬品につき、衝撃プライス100円…
まったりしていたら遠くに雷鳴、のちゲリラ豪雨!
しばらく雨宿りして再スタート。
そしてここから川崎から来ていた方と一緒に下山することになりました。
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まったりしていたら遠くに雷鳴、のちゲリラ豪雨!
しばらく雨宿りして再スタート。
そしてここから川崎から来ていた方と一緒に下山することになりました。
長い下りも、楽しく会話しながらだとあっという間!
当初泊まる予定だった横窪沢小屋ですが、ご厚意で一緒に帰りの車に乗せてもらえることに!
一日早く帰ることができます〜、ありがとうございます〜
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長い下りも、楽しく会話しながらだとあっという間!
当初泊まる予定だった横窪沢小屋ですが、ご厚意で一緒に帰りの車に乗せてもらえることに!
一日早く帰ることができます〜、ありがとうございます〜
アサギマダラ(浅葱斑)
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アサギマダラ(浅葱斑)
横窪沢からもグングン下ります。
鉄階段はスリップ注意!
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横窪沢からもグングン下ります。
鉄階段はスリップ注意!
ウソッコ沢小屋下の沢。
下の河岸で取水できますよ。
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ウソッコ沢小屋下の沢。
下の河岸で取水できますよ。
変わらず帰りもヤバい4号橋…
ココが今回最大の核心部だったかも(笑)
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変わらず帰りもヤバい4号橋…
ココが今回最大の核心部だったかも(笑)
さてさて…ヤレヤレ峠を越えて畑薙大吊橋まで下ってきました〜
大吊橋、足場はしっかりしてるけどビミョーに揺れるのよね…
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さてさて…ヤレヤレ峠を越えて畑薙大吊橋まで下ってきました〜
大吊橋、足場はしっかりしてるけどビミョーに揺れるのよね…
途中の林道では落石などもあり、少々緊張する場面もありましたが、無事に沼平ゲートでゴール。
同行者のご厚意で1日短縮となりましたが、とても充実した山行でした。
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途中の林道では落石などもあり、少々緊張する場面もありましたが、無事に沼平ゲートでゴール。
同行者のご厚意で1日短縮となりましたが、とても充実した山行でした。
帰りの清水P.A.で食うラーメンの何と旨いことよ…
光岳、最高の山旅をありがとう!
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帰りの清水P.A.で食うラーメンの何と旨いことよ…
光岳、最高の山旅をありがとう!
【おまけ】
今回も素敵な手ぬぐいを入手できました!
上:光岳小屋、素敵なミヤマムラサキ色です。
下:茶臼小屋、小屋の窓から見える富士山。
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【おまけ】
今回も素敵な手ぬぐいを入手できました!
上:光岳小屋、素敵なミヤマムラサキ色です。
下:茶臼小屋、小屋の窓から見える富士山。
★サムネイル★

装備

個人装備
長袖アンダー(L.W.) 行動着(半袖クールライトジップT) アンダー半袖(メッシュ) アンダータンクトップ(メッシュ) 長ズボン(薄手) 半ズボン 靴下×2 グローブ レイングローブ 雨具上下 ゲイター 帽子 替え下着×2 靴(ALP1000) 予備靴ひも サンダル ザック(100) 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 包帯 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 スマホ バッテリー×2 腕時計 サングラス てぬぐい サバイバルシート ストック ナイフ カメラ 三脚 シュラフ#7 シュラフカバー エアマット150 テント(ルナドーム2型) グラウンドシート
備考 ※水以外は全て持参:5000kcal分くらい
【一日目:7/22】昼:バス車内(行動食) 夜:ぶた肉(しょうがネギみそ)
【二日目:7/23】朝:パスタ 昼:行動食 夜:リゾッタ、レトルト魚、肉団子、チーズ
【三日目:7/24】朝:ラーメン 昼:行動食

感想

関東地方も梅雨明けが発表され、夏山シーズンがやって来ました。
当初、この日程で飯豊山を目指していたのですが、前線の南下でどうにも天気が思わしくない。ということで、天気良好の南アルプスに転進!

過去に南部の聖、赤石、悪沢は周回をしたことがありましたが、光岳はなかなか手が届かないままになっていました。どこから入るのも大変なのですが長野側の易老渡からではなく、静岡の畑薙から目指すことにしました。
静岡駅から登山バスは出てますが、到着は午後。
途中に避難小屋がふたつあるのは心強く、天気さえ安定していれば何とかなるだろうと。

後に知ることになりましたが、畑薙大吊橋からのコースは、南アルプスでも屈指の急登でした。樹林帯が中心なので、日差しを遮っていてくれたのは良かったですね。一歩一歩進めば、いつかは着きますから。

途中、「水吞場」ではTJARのレジェンド、静岡市消防局の望月将悟さんに出会いました!前日夜に沢での遭難連絡があったらしく、これから救助に向かうということで、バディの方と颯爽と下って行かれました!お疲れさまです、元気もらった〜

二日目は早発ちです。
内容としては、昨年回った白峰三山での大門沢小屋から下降点までの登りのようでした。営業はしてませんが雰囲気の良い横窪沢小屋、そしてお花畑にポツンと建つ茶臼小屋。久しぶりに南ア南部に来れたことが無性に嬉しくなりました。

茶臼岳から光岳までは快適な稜線歩き。
稜線とはいっても樹林帯や縞枯帯など、緑豊かな南アルプスの雰囲気がたっぷり。
聖や赤石を回ったときとは異なるワクワクが続きました。
途中に立ちよった仁田岳からの眺望も素晴らしかったです。

ゴーロ帯を越え、静高平に着いたときは、その牧歌的な雰囲気も相まって、安堵を覚えました。
光岳山頂は静かな森に囲まれ眺望はありませんが、山全体で見てこその「光岳」。
玄人好みで、とても好きな山になりました。

下山には、バスの発車に合わせ二日間かける予定でしたが、雨宿りしていた茶臼小屋で出会った川崎からの方のご厚意で、何と自宅まで送り届けて頂くことに!これは本当に感謝、登りは一人でしたが下りは色々と会話も楽しみながら下山することが出来ました。

ーーーーー

山中でお会いした望月さんのインタビュー記事を共有します。
望月さんは私のいっこ上、私も頑張ろ!
【引用元】認定NPO法人 富士山世界遺産国民会議
https://www.mtfuji.or.jp/thought/interview/vol50

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コメント

セキヒロさん、こんばんわ。

いいことずくめの3日間だったようで、レコ内容からしっかり伝わってきました。
静岡は南アも深南部も、まだまだ手付かずの自然がいっぱい残っているので嬉しいのだけど、それだけ遠くて深くて、簡単に近づいては行けない貫禄があります。

山の中でレジェンド・もっちーにお会いするなんでパワーもらえましたね。
私も静岡の里山でお会いしたことがあります。今年は補欠だったようですが、辞退された方があり繰り上げになって今年も選手として出場決定したとのこと。また応援に力が入ります。
長旅、お疲れさまでした〜。
2024/7/28 19:35
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ritaさん、コメントありがとうございます。

光岳、南アルプスの百名山に限って言えば、一番遠くて、一番変化に富んだ山だったように感じました。
私も深南部は色々チャレンジしたい山が多いのですが、今回は少しだけ度胸がついた気がします(^-^)

一瞬でしたが望月さんに出会えたことでパワー貰いましたが、今回の山では元気に歩くシニアの方も多く、パワーを貰いました!
玄人好みの南アルプス南部…本当に山が好きな人が、集まってきていたような気がしました。
2024/7/29 6:25
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 塩見・赤石・聖 [日帰り]
茶臼岳(沼平より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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