爽快高原/麦草峠〜中山〜にゅう〜白駒池


- GPS
- 05:55
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 558m
- 下り
- 554m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■北北東に約1kmの白駒池入口に有料駐車場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況/危険カ所 ・特に危険な場所はなかった。豪雨の後だけに、大きな水たまりも相当あった。 ■温泉 ・芹が沢の「河童の湯」(大人\400)の休憩室にある利用客用パソコン(無料)は修理済み。「1人30分まで」と制限時間が明示されるようなった。 ■飲食店 ・山行前夜、諏訪インター近くで「博多一風堂」の支店を見つけ、条件反射で立ち寄った。昨年10月にオープンしたという。営業11時〜24時。 |
写真
感想
梅雨が明けた--そのニュースを聞いた土曜日の夕、中央道に車を走らせた。
空模様が不安だった先週末は、夫婦で連日の皇居ジョッギングに出かけた。
それはそれで充足感に浸ることができたのだが、やはり山の空気は格別だ。
酒も焚き火も自粛して早寝早起きはしたのだが、麦草峠到着は午前8時4分。
無料の公共駐車場は近畿から東北までのナンバーで溢れ、私で満車になった。
日差しが強く、麦草ヒュッテの脇でお年寄から「これから?」と同情された。
それでも、こけむした針葉樹林帯はフィトンチッドが溢れていて心地よい。
なんと言っても、低山歩きが続いていただけに高原の風は爽やかで涼しい。
途中から雲が出て眺望は少し残念だったが、加えて二つの岩も秀逸だった。
第1。彼「高見石小屋だよ」。彼女「ふーん、誰かのおうち?」。彼「そうだよ」。
後続の20代半ばと思しき2人の会話に啞然とした後、彼の優しさに感じ入った。
岩をよじ登ると、白駒池も雨池も見渡せる絶景。ここには空があると得心。
第2。にゅう頂上。硫黄岳の尾根の左上に一瞬、富士山の稜線を確認した。
この日最高の眺めなのだが、足元の断崖が怖くて双眼鏡を覗く余裕がない。
昆虫採集の網を持って絶壁を覗き込む少年に、「危ないよ」と声をかけた。
中高年の嗜みとして山歩きをする身ながら、山ガールと子供も確かに多い。
余裕をもって日帰りできる山道は、多くの層が集うプロムナードの風情だ。
ことのほか魅惑的なコースに文字通り道草を楽しみ、スケジュールを超過した。
前日の昼に10km走り、この日は8時間あまり歩いた。快い疲労に包まれる。
明日も休みだし、夜はキーマカレーに酒--渋滞の帰途も忘れる至福のとき。
いつもながら来てよかったと思う。次はどこを歩こう。山小屋で星も見たい。
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