記録ID: 70891
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
権現岳(ツルネ東稜経由)
2010年07月18日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
4:35天女山-5:45川俣林道-6:15林道終点-7:15出会小屋-7:45ツルネ取り付き-9:15ツルネ(昼)9:40-10:25権現岳-11:00三つ頭-12:30天女山
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
出会小屋までは川俣林道終点から約1時間。渡渉が多く、また最後の堰堤後は踏み跡も乏しくなり、沢の中を進むようになります。ツルネ取り付きまでは、地下足袋を使用しました。 この川俣林道は美し森から始まりますが、直ぐゲートがあり一般車入れません。また、地形図や古いガイドブックには、出会小屋近くまで伸びていますが、現在は使われていないようです。前回、天狗尾根の時は旧道の分岐を見逃し、いつの間にか地獄谷に入ったので戸惑いました。今回は地形図を片手に注意ぶかく進んだので確認できましたが、草深く、林道の面影も無い状態でした。 小屋を過ぎるとすぐに二俣、踏み跡は右岸にありますので問題なく地獄谷本流に、右は赤岳沢。 まもなくすると左から権現沢が入ります。こちらの方が明るく、踏み跡も右岸にある為、引き込まれないように。 権現沢を過ぎると、すぐに、また左から上の権現沢が入ります。本流は右の暗い方です。 ツルネ東稜の取り付きは、この両沢の間、大岩の後ろから始まります。岩にペンキでツルネと矢印有り。 尾根に取り付くと殆ど直上するように踏み跡があります。一部、藪が深いところもありますが、迷うようなところもなく、岩場もありません。下山に使っても、迷うような顕著な枝尾根もないので問題ないでしょう。 樹林帯を抜け出すと、いきなりツルネです。ツルネの北西斜面はコマクサの群落地です。 |
写真
撮影機器:
感想
ツルネ東稜は難しいところはありません。問題は取り付きまでです。ほとんど沢登りと云う感じです。
出会小屋で二人の男性にお会いしましたが、小屋までの道で懲りてしまい、天狗尾根に向かうのを取りやめ戻ってしまいました。小屋では快適な夜をすごせたそうです。
ツルネ東稜は冬の下降ルートでよく使われいるようです。しかし、夏はちょっとと云う感じですか?胸を突くような急登がツルネまで続き、展望もありません。
縦走路からのツルネ東稜の入口には何の標識もありませんので、地形図で十分確認して下ってください。地図が読める人なら簡単です。
ツルネ東稜は一般ルートではありません、標識も無いに等しく、赤マークやテープが目印ですが、別ルートの赤テープもありますので、地形図で確認しながら進んでください。しかし、天狗尾根のような岩場も無く、危険箇所もないので、読図さえ出来れば、誰でも登れます。
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kaitoさんお疲れさまでした。
また地味なところを苦労されていたんですね。
しかも、ほおずき市パトロールの合間に
もうコマクサも咲いているのですね。
次回予定の資料があればお願いします。
どちらかと言うと、盛りは過ぎた感じです。八ヶ岳は雪が少ないので、雪解けも早く、花も早めです。
kotsさんもパトロールありがとうございました。滑落事故以来、心配していたのですが、元気そうで安心しました。
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