燕岳（Sサポーター登山隊2024）

2024年07月30日(火) 〜 2024年08月01日(木)

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,386m
• 下り: 1,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:10

8:20 中房温泉登山口
9:10 第１ベンチ
9:40 第２ベンチ
10:30 10:40 第３ベンチ
11:10 11:20 富士見ベンチ
11:50 12:20 合戦小屋
12:20 合戦山
14:20 14:40 燕山荘
14:50 いるか岩
15:00 15:50 めがね岩
15:20 15:30 燕岳
15:40 めがね岩
16:00 いるか岩
16:00 燕山荘

2日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:40

6:50 燕山荘
6:50 合戦山
7:50 合戦小屋
7:50 8:10 富士見ベンチ
8:50 9:00 第３ベンチ
10:10 第２ベンチ
10:40 10:50 第１ベンチ
11:30 中房温泉登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小田急線厚木駅近くのコンビニに集合し、一路中房温泉を目指す

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されていて危険個所はありませんが道幅が狭いところが多く、すれ違いにとても時間がかかります。休日など混雑が予想される時は、標準タイムを大幅に超えることもあると思います。

その他周辺情報

登山口にある中房温泉ロッジに前泊。中房温泉は源泉数29で全て自然湧出、湯船ごとに源泉が異なる100％かけ流し。すべての湯船を楽しむには温泉だけを目的に２泊は必要と思います。

写真

7/30 16:16

前泊の中房温泉に到着。受付は旅館の招仙閣の中。

7/30 16:34

我々は隣のロッジにとまります。

7/30 15:54

部屋の一番近くにあった不老泉。開口部からの借景を楽しめます。英国からサマーバケーションで来たという若いカップルが入っていらっしゃいました。明日東京に戻りその後モンゴルに行くとか。

7/31 8:16

ここから2日目。
中房温泉湯原の湯横が登山口。

7/31 8:30

いきなりの急登。まだ体が慣れていないのでかなりキツイ。
さすが北アルプス3大急登の一つです。

7/31 9:08

しかし間もなく第1ベンチに到着。各ベンチには”ベンチ”があり一休みできます。

7/31 9:45

麓から合戦小屋まで荷物を運ぶケーブル横を通過

7/31 9:47

第1ベンチから40分ほどで第2ベンチに到着。

7/31 10:14

登山道脇にはギンリョウソウが1つ。

7/31 10:37

第2ベンチから50分ほどで第3ベンチに到着。

7/31 11:16

第3ベンチから40分ほどで第4ならぬ富士見ベンチに到着。
北アルプス3大急登の一つである合戦尾根がそれほどキツク感じないのはほぼ40分から50分おきに休憩できるベンチがあるからかも。

7/31 11:46

合戦小屋まであと5分！
待ってろスイカ！！

7/31 11:51

やっとのことで合戦小屋に到着。

7/31 12:09

スイカの幟にビーチボール。

7/31 11:59

これが食べたくて頑張って登ってきました！
地元松本市波田産のスイカはとても甘くて瑞々しいです。
これで燕山荘まで頑張れます。

7/31 12:49

遠くに槍の穂先が見えました！
槍ヶ岳が見えるとなんでこんなにテンションが上がるんだろう？

7/31 12:52

ウサギギク

7/31 13:14

ゴゼンタチバナ

7/31 13:44

遂に本日の宿である燕山荘が見えました。

7/31 17:16

燕山荘に到着。これぞ山小屋という綺麗なログ調の建物です。
チェックインを済ませてから山頂を目指します。

7/31 17:21

初めて見た憧れの燕岳！
本当に美しい山容です。お天気で良かった！

7/31 14:37

さあ、山頂目指し出発。

7/31 14:47

間もなくいるか岩が現れました。
槍ヶ岳をバックに立つ姿は正にイルカ！

7/31 14:55

緑色のハイマツと白い砂と岩の中を登っていきます。

7/31 15:06

岩、岩、岩。

7/31 15:11

さあ、もう一息。

7/31 15:24

山頂2,763mに到着！
しばし記念撮影と山頂からの景色を楽しみます。

7/31 15:28

さあ、燕山荘目指し下山開始。

7/31 15:29

イワギキョウ

7/31 15:42

めがね岩の向こうには槍ヶ岳。

7/31 15:59

高山植物の女王、コマクサも美しい！

7/31 16:19

燕山荘に帰ってきました。
早くビールが飲みたい！

7/31 17:21

あらためて眺める燕岳は本当に美しいです。

7/31 17:33

反対側には燕岳から大天井岳、槍ヶ岳へ続く表銀座の尾根道が一望できます。こんなお天気の中歩いたらさぞ気持ちいいことでしょう。

7/31 18:02

燕山荘の夕食。ハンバーグに煮魚。どれも美味しいです。
燕山荘グループオーナーの赤沼氏のお話を聞きながら食事を楽しみます。

7/31 18:29

食後はお待ちかね、赤沼氏によるアルペンホルンの演奏を楽しみます。

7/31 18:42

夕食後はまだ明るい外に出て日の入りを待ちます。

7/31 18:48

突然下から登ってきたガスに夕日が包まれました。

7/31 18:42

ガスの中に淡いオレンジの夕日が浮かび上がり幻想的な景色になりました。

7/31 19:12

槍ヶ岳とマジックアワー。

7/31 19:12

日没直後のマジックアワー。水晶岳方面でしょうか。

7/31 19:18

槍ヶ岳のシルエットをアップで。
小槍もはっきり見えてます。

7/31 19:18

まるで油絵の様な日没直後の燕岳。

8/1 4:36

ここから3日目。
燕山荘のヘリポートの上でご来光を待ちます。
空には三日月が銀色に輝いてます。

8/1 4:52

雲海の向こう、上信越方面の山々の上から太陽が昇りました。

8/1 4:53

反対側には槍ヶ岳のモルゲンロート。

8/1 4:57

更に右に目を向けると雲海の彼方に富士山、北岳、間ノ岳という日本のトップ3が一望できます。

8/1 5:51

山小屋に戻って朝食。

8/1 6:29

ああ、この美しい山ともお別れです。

8/1 6:43

山小屋の周りはお花畑
アキノキリンソウもたくさん咲いてます。

8/1 6:46

ひときわ目立つ紫色の花はミヤマトリカブト

8/1 6:50

6:50、お世話になった燕山荘ともお別れです。

8/1 7:25

下り始めて30分、雲海の上に見える遠くの山々ともそろそろお別れです。

8/1 8:11

合戦小屋に到着。今日もスイカを食べたかったのですが、昨日から腹具合が良くないので大事をとって我慢しました。

8/1 7:55

荷揚げ、荷下ろしのヘリコプターが燕山荘との往復を何回もしていました。間近で見るヘリコプターにしばし興奮。

8/1 12:34

11:30、登山口に到着。
中房温泉・湯原の湯で二日間の汗と汚れを落としてさっぱりしました。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

pocopen46

下北沢を拠点に活動を続ける劇団S.W.A.T.!の女優であるTさんとCさんとそれを応援する仲間で富士登山を目的に結成された登山隊。経験豊富なN隊長ご指導の下、富士山、北岳、奥穂高岳、間ノ岳、槍ヶ岳と我が国の高い山5座を順番に登りきり解散して早5年、久しぶりに再結成し北アルプスの名峰である燕岳を目指しました。今回は諸事情によりオリジナルメンバーのCさん、Kさんが残念ながら不参加となりましたが、代わりに今回が高山デビューとなるSさんを加え総勢4名のパーティーとなりました。
前泊した中房温泉では夜中までずっと雨が降り続いていて心配しましたが、翌日は朝から太陽が顔を出し、登山、下山の二日間共これ以上は無いという素晴らしいお天気に恵まれ、北アルプスの女王と呼ばれる燕岳はもとより、燕山荘からは360度の景観を楽しむことができました。
個人的にはコロナの後遺症、足底腱膜炎、軽いギックリ腰、おまけに登山中軽い下痢になるなど満身創痍状態でしたが、メンバーの皆さんのおかげで素晴らしい山行となりました。N隊長はじめメンバーの皆さんには感謝感謝です。