御岳山 初めての花

2024年08月09日(金) [日帰り]

• GPS: 05:14
• 距離: 10.0km
• 登り: 578m
• 下り: 1,165m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 1:30
• 合計: 5:11

距離 10.0km 登り 578m 下り 1,165m

9:21 御岳山駅
9:35 9:59 富士峰
10:16 0:00 御岳ビジターセンター
10:38 10:39 御岳山
10:48 0:00 長尾平分岐
11:11 11:43 七代の滝
11:48 0:00 天狗岩
11:58 0:00 ロックガーデン
12:26 12:33 綾広の滝
12:53 0:00 長尾平分岐
13:06 0:00 御岳ビジターセンター
13:14 13:40 御岳山駅
13:48 0:00 滝本駅
14:06 0:00 光仙橋 北尾根登山口
14:11 0:00 中野バス停
14:25 0:00 やお九
14:32 御嶽駅

　7月末に‟イワナンテンが咲いている”と情報を得た。どんな花なのか見たいと思い出掛けた（連休やお盆前なら混まないだろうと思ったが　電車やバスはだいぶ人が多かった）昨年8月中旬に歩いたコースと同じだが　10日早いと見られる花がちょっと違ったのが楽しかった

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路　御嶽駅8:34発−路線バス−ケーブル下8:42着　
　　　滝本駅9:00発−ケーブルカー−御岳山駅9:06着
復路　御岳山駅13:40発−ケーブルカー−滝本駅13:46着
　　　御嶽駅14:58発

コース状況／危険箇所等

急坂や階段は多いが　泥濘はなかった（七代の滝の岩場は滑りやすい）

その他周辺情報

御岳山駅周辺の茶屋　ビールの値段も良心的

写真

8/9 9:20

御岳平から出発（曇っているのでそれほど暑くなかったが…）

8/9 9:51

富士峰園地の産安社（三女神を祀るらしい）

8/9 10:27

神代けやき　樹形が普通ではない？

8/9 10:35

御嶽神社　熱中症になりませんように‥

8/9 10:38

御岳山頂

8/9 10:39

奥の院を望む　今年は紅葉が速いのかな

8/9 10:48

長尾平分岐　ここから急坂を下って行く
以下はここまでに見られた🌸など

シシウド　見たのはここだけだった

キキョウ　雄蕊先熟花らしいが　まだ合着したまま

ヨメナ　葉はざらつかない

レンゲショウマ　萼片が傷んではいるが綺麗だ

全体的に蕾が多かった

御岳山で　花の中に緑色の多数の雄蕊と2本の雌蕊　

タマアジサイ　装飾花は寂しげだが両性花は元気に開き始めた

トチバニンジン　実になると良く目立つ

ソバナ　名前の由来は諸説あり

イヌトウバナ　萼に開出毛が密に

ヒヨドリバナ　花から出ているの2裂した花柱の先

キンミズヒキ　富士峰の四阿前に

ヒメキンミズヒキ（至る所に）花弁の幅が広く　雄蕊も少ない

ナガバノコウヤボウキ　花は2年枝の節ごとに咲く

ガンクビソウ　花は枝先に1つずつ咲く

オオバギボウシ（キジカクシ科）花は1日花

ツルリンドウ　草むらから顔お出し

モミジガサ（山菜のシドケ）頭花は両性の筒状の小花が5つ集まったもの　雌蕊が5本見える

オクモミジハグマ　モミジハグマ属の頭花は3つの小花で　3本の雌蕊が長く突き出す

オクモミジハグマの葉にアオフキバッタ　これでも成虫の♀（翅の短いのが特徴　この葉も食べる？）

バイカツツジ　まだあった花　少しずつ咲くようで花期が長い？

1本に数個ずつ咲いていた（葉は輪生に見えたが　枝先に互生している）

ヒメヤブラン　陽当たりの良い場所に群れて咲いていた

ヤブラン　蕾の数が多い（多摩川沿いで）

センニンソウ　葉に切れ込みない

ボタンヅル　蕾の先端が平たい（他にも萼片の長さや雄蕊の数などが違う）　

ヘクソカズラ　可愛い花で　別名ヤイトバナ(灸花)やサオトメバナ(早乙女花)　

イワタバコ　　まだ蕾も多い

ヒメフウロ　葉を潰して匂いを嗅いだことはない

ヤマホタルブクロ　萼裂片の湾入部が膨らんでいて無毛

ユキノシタ　葉裏は紫色　まだ残っていた

ダイコンソウ　果実の花柱先がS字状になる

キヌタソウ　4枚輪生葉が大きく見分けやすい

8/9 11:07

急坂をほぼ下り終えて　上養沢分岐　まだ通行止め

8/9 11:11

七代の滝　涼しい

8/9 11:40

誰もいなかったので長居してしまった

8/9 11:48

天狗岩　ここまできつい上りだった

8/9 12:25

ロックガーデンから綾広の滝

8/9 12:50

座っても展望はないだろうなあ

8/9 13:14

御岳山駅まで戻った（遅くなったが御岳平で昼食）

8/9 13:50

ケーブルカーで下りてきたが　ここからは歩いて駅へ

8/9 14:11

キバナコスモス　吉野街道を渡って

8/9 14:15

神路橋から　下流を望む（この後　多摩川沿いを歩いたが涼しくなかった）

後半の🌸
イワタバコ　七代の滝は終盤だった　

タマガワホトトギス　今年は盛りの花が見れれた

咲き始めのものも多い　葉も青々と

2列の花柱に水滴のような腺毛状突起（ボケているが…）

イワナンテン　今回一番見たかった花（蕾だった）

花が開いている（ツツジ科の花なので壺形の花‥アセビに似ると言うが倍ぐらいの長さか）

実になっているものもある（岩壁から垂れ下がっている）

花数の多いもの（全部で7株見つけたが　全て離れた岩場だったのが残念）

ツルリンドウ　地を這うことが多いが　絡みついて立ち上がっていた

フサヒメホウキタケ　食毒不明　食べられないらしい

ミヤマタニソバ　写真のせいばかりでなく花はミゾソバより目立たない？

ギンバイソウ（ユキノシタ科）終わっていたが　装飾花は残っている

ノブキ　頭花は周囲に雌花と中心に両性花だそう（ボケているので分かりずらい‥）

ヘビイチゴ　蔓が目立っていたので

ヤマジノホトトギス　花被片は平開し　花糸に斑点がない

ギンリョウソウモドキ（アキノギンリョウソウ）今出てきているので‥

ハグロソウ（キツネノマゴ科）葉黒草には見えないが…

ヤマハギ　花序が短く葉に埋もれるように咲く（翼弁が龍骨弁より短い）

タカサゴユリ　紫褐色の筋が入る（台湾から導入された）

ミソハギ　湿地のような所に

イワタバコ　車道沿いの岩壁で　今年も元気に咲いていた

ママコノシリヌグイ　茎には鋭い逆さ棘

ハエドクソウ　ナガバーではなかった？？

コマツナギ　馬を繋いでも切れないので

キツネノカミソリ　独特な色だ

8/9 14:31

御嶽駅　ゴール　暑かった

撮影機器：

COOLPIX P610 NIKON

感想

atuya

　バスとケーブルカーを乗り継ぎ　御岳平で腹ごしらえの🍙を食べて出発。まずは富士峰園地に寄ってレンゲショウマを見るが　咲いているものは少なくちょっと早かったか？その代わりオオバギボウシやバイカウツギはだいぶ花が残っていた（ミヤマウズラも期待したが　早かったようだ…）
　ビジターセンターに寄って　イワナンテンの情報を得てから御岳山頂へ。昨年もそうだったがレンゲショウマは数株しかなかったのが残念。急坂を下って七代の滝。着いた時には二組の方がいらしたが　すぐに立たれたのでゆっくりとイワタバコやタマガワホトトギスなどを見ることができた（風がありなかなか写真が撮れなかったこともあって‥）天狗岩からロックガーデンは目を引くものは少なかったが　ギンバイソウの名残りが見られてラッキーだった。
　綾広の滝から御岳平まではひたすらに歩き　ビールを頂きながら昼食休憩（滝や沢の側は涼しく感じたが　陽の当たる巻き道は暑かった。ビールの冷たさが身に染みた…酔ったのか展望の写真を撮り忘れた）ケーブルカーを利用して滝本駅。ここから歩いて車道沿いの岩壁に咲くイワタバコや多摩川沿いの花を探そうと思ったが　暑さでだいぶバテてしまい　あまり成果は得られなかった
　何とか予定の電車には乗れ　18:00前には帰宅完了（イワナンテンを見つけられたのが一番の収穫かな…）　
　ハグマやハギの花が少なかったのは　まだ夏の盛りなのでしょう。近いうちにまた訪れたいと思う山行でした