悪沢岳 赤石岳 聖岳・・・ハードでしたあ （＊＿＊）
kobeajisai
コースタイム
9:16 椹島ロッジ
9:27 滝見橋
9:36 吊り橋
10:25 鉄塔
11:00 林道出合
11:15 小石下 2/7地点
11:42 二つ目の林道出合
12:25 清水平
13:13 蕨段
13:23 5/7地点
13:50 6/7地点
14:32 駒鳥池標柱
15:11 7/7 地点
15:13 千枚小屋
9月5日 土曜日
5:15 千枚小屋
5:42 二軒ロッジ分岐
5:58 千枚岳 着
6:08 同発
6:45 丸山
7:18 悪沢岳 着
7:30 同 発
8:35 中岳避難小屋
8:41 荒川中岳
8:53 前岳分岐
8:58 荒川前岳
9:12 前岳分岐
9:25 一つ目の鹿よけネット
10:01 荒川小屋着 昼食
10:26 同 発
11:01 大聖寺平
12:30 小赤石岳
12:43 赤石小屋 分岐
13:04 赤石岳 着
13:22 赤石岳避難小屋前
14:45 百間平
15:32 百間洞山の家
9月6日 日曜日 曇りのち雨
5:40 百�瞭胸海硫�
6:45 大沢岳のコル
7:04 中盛丸山
8:01 小兎岳
8:53 兎岳
9:07 兎岳避難小屋
11:27 聖岳
12:30 小聖岳
13:30 聖平小屋
9月7日 月曜日
5:05 聖平小屋
5:57 慰霊碑
6:34 岩頭滝見台
7:30 造林小屋跡
8:00 聖沢吊り橋
9:30 聖沢登山口
| 天候 | 4日晴れ 5日晴れ 6日曇りのち大雨 7日小雨のち薄日 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
30人弱 満員 座席は狭く、最後尾座席ならラッキー 4日5:45 畑薙臨時駐車場前着、 7:50東海フォレストバスに乗り換え、8:50 椹島到着 7日 10:00 井川観光協会登山バス 10:50 畑薙臨時駐車場 山で同行していた方の自家用車で最寄沿線駅まで同乗させていただいた。 9月からは「しずてつジャストライン」も運休、自家用車ではいることのできない方々は「まいにちアルペン号」を利用するしかないが、季節運行のため日程が制約される。バスは畑薙への狭隘な道路のため中型バス。 狭い座席のため熟睡は困難・・竹橋出発後2時間で富士川ICで30分程度の停車、その後井川ダムで再度時間調整後に白樺荘経由で沼平に一旦向かい戻ってきて、畑薙臨時駐車場前に到着。 9月からは東海フォレストバスの第一便は8:00となっている。 ポイントは到着次第、しずてつジャストラインの停留所標識に並ぶ木のベンチにザックをおいて場所取りをすぐに行うこと。臨時駐車場で車中泊したひとやあとから貸切のマイクロバスで到着するひとも多いが、東海フォレストのバス乗車順は、この木のベンチの順番なので注意のこと。 東海フォレストのバスは28名の定員、従って8時の始発に間に合わない場合は増便待ちで時間ロスの可能性大。車中泊のひとも一旦、ザックで場所取りをするなどの工夫が必要。ちなみに4日の朝は東海フォレストの増便は40分遅れだった。 一方、井川観光協会の登山バスは6:45に臨時駐車場に停まるが 満員で乗り込めないことがあるので予約が賢明（080-1560-6309) まいにちアルペン号できたひとも白樺荘で始発まちのひとが何人かいた。 下山時は聖沢登山口と茶臼岳登山口に井川観光登山バスが停車して白樺荘まで送ってくれるが、井川観光協会が受託運営している山小屋に宿泊、あるいは白樺荘利用などが要件。 聖沢登山口発10:00 13:00 茶臼岳登山口発10:40 13:40の二便のみ。 井川観光協会の登山バスは、指定宿泊施設宿泊者のみ利用 可能 ... 登山バス時刻表27年度.xls(48128Byte) ikawa.ooi-alps.jp/newsfile/登山バス時刻表27年度.xls 復路の裏ワザ？ 井川観光協会の登山バスで白樺荘まで移動。 ここから井川地区自主運行バス（通称：てしゃまんくん）にのり横沢まで移動、さらに路線バスで静岡市内や駅まで 14:53 白樺荘⇒17:00 横沢 17:23 横沢⇒18:38静岡駅 てしゃまんくんは9人乗りの小型バス、地域住民優先の運行バスであるが、誰でも乗車可能。事前の情報では予約不可で少人数の登山客なら使えるかもしれないと推測していたが、昨日の井川観光協会の登山バスの運転手さんの話によれば、「登山客もウエルカム」とのことで、乗車人数が多ければ全部で3台あるので増発も可能とのことでした。 時刻表はこちら⇒http://www.city.shizuoka.jp/000686488.pdf お問合せ先 井川バス管理事務所054（260）1501 往路は7:41静岡駅⇒9:04横沢（安倍線） 9:20横沢⇒11:24白樺荘 白樺荘に前泊してあげると井川観光協会さんも喜ばれます (^_-)-☆ いずれにしても、上記に必ず、お問い合わせください。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
椹島ロッジ⇒千枚小屋 東海フォレストのバスを下りて身支度、忘れ物などがあった場合でも売店で補充ができる。 千枚小屋方面へはバスで来た道ではなく、トイレを右に見て直進。近道で林道にあがり、しばし進む。滝見橋は渡らずに手前を左に行き、滝をすぐ左にみて川沿いに進む。吊り橋から鉄塔まではやや暗い樹林帯で長い急登り。あまり下ばかりをみているとコースを外れることもあるので前方をよく確認しながら歩く。鉄塔からは一旦下るが、やや急なため足元注意。 登りかえしていくと林道に出るが、目の前に鉄の階段があり、ここから九十九折の登り。ベンチのある2/7地点の小石下あたりで勾配が緩やかになるので休憩をいれるとよい。さらに登ると、もう一度林道をまたぐのは興ざめ、清水平の前後までは急登が続き、このあたりが一番きつい。 尾根に出たあとは勾配が緩やかになるがとにかく距離が長く感じられる。蕨段、見晴台あたりから周りが明るくなり、歩き続けていると右下に駒鳥池が見えてくる。小屋までは緩やかな登りが続き、7/7地点の標識が出ると千枚小屋はすぐそこ。単調な登りと睡眠不足の初日、ザック満タンということもあって、この区間が一番つらかったというひとも多い。 千枚小屋⇒千枚岳⇒丸山⇒悪沢岳⇒荒川中岳、前岳 小屋からはダケカンバの林のなかを登り、二軒ロッジ分岐からはひと登りで千枚岳に到着、視界が一気に広がる。丸山に向かう千枚岳の下り斜面には短いものの2か所危険な場所があり、ストックをしまって安全に通過したい。岩場を通過すると丸山への緩やかな稜線歩きとなるが、悪沢岳直下は大きな岩の間を歩く。悪沢岳直下も岩とザレ場の急斜面で下るが、北岳山頂から北岳小屋に下るミニ版のようなものが中岳に向かうコルまで続く。中岳への登りかえしを少し頑張れば避難小屋、そして中岳山頂に着く。分岐にザックを置いて前岳へは緩やかな稜線歩きを鼻歌交じりで5分 晴れていれば展望が素晴らしい。 荒川前岳⇒荒川小屋⇒大聖寺平⇒小赤石岳⇒赤石岳 分岐に戻り、カール上状になったところをトラバースしながら下っていくと荒川小屋の赤い屋根が見えてくる。ザレ場を下るとお花畑、鹿除けの防護柵が2か所あるので扉はきちんと締めておくこと。森林限界より下になると荒川小屋はすぐそこ。千枚小屋を早く出ると山のお昼の時間となるが、この小屋は通過客のための軽食メニューが充実しているので、小屋で弁当を頼むよりも、こちらで名物カレーやラーメンを頼む方が荷物が減ること間違いなし。生姜入り豚汁200円お勧めです。 小屋のトイレの右側をトラバース気味に登っていくと大聖寺平の標識がある平坦なところにでるが、ここから小赤石岳への登りが正念場。長くて急こう配のザレ場を3030mまで登るが、ここはニセ小赤石岳（？）、昭文社の地図では小赤石岳の肩となっている。ふうふうぜいぜい言いながら、ここまであがってきて目の前に「小赤石岳」と避難小屋が見える「赤石岳」がまだ先に見えるときは「まだ先なのか！」と絶望的な思いにかられる・・（＊＿＊）ちょっと大げさですが、そんな気分になります。 さらに3081mの小赤石岳まで登ると、やや下り、登りかえして赤石小屋分岐。最後の力を振り絞って3120mの赤石岳に到着。広い山頂部直下に赤石岳避難小屋があり、美味しいコーヒーが人気とか。 赤石岳⇒百�諒植揺期瞭胸海硫� 避難小屋手前の分岐を右にとり、小ピークを越えるとカール上のところを急こう配の下りが続く。下方地点から右にトラバースしていくが大きな石で歩きにくい。左正面に台地のようなところが見え、そこに到達するまでのアップダウンの道が明らかになってくると、「えっ！あそこまでまだ行くの？」とうんざりしてくる。ようやく百�諒燭謀�着すると右方向にいきなが〜い谷への下降が始まるが足場が悪く、疲れた足にはきつい。 水音が聞こえてくるあたりからテン場が見えてくるが百�瞭胸海硫箸泙任榔鵑�感じられた。 百間洞山の家⇒大沢岳分岐⇒中盛丸山⇒小兎岳⇒兎岳⇒聖岳 山の家から沢沿いに斜面をあがっていくが急こう配に息があがる。中盛丸山の山頂に到着したかと思っていると、まだ大沢岳コル、目の前に中盛丸山がそびえている。朝一番の試練！？続いて小兎岳にむかうが、中盛丸山の下りもきびしい。小兎岳から小ピークを越えて次は兎岳の斜面を200m程度、黙々と登る。兎岳山頂から急斜面を下ると右側に兎岳避難小屋がある。さらに岩場の急斜面を下るが足元がどんどん悪くなってくるので注意。鋭角な岩峰はすべて巻道となっているもののアップダウンを繰り返すので精神的に辛い。聖兎のコル（最下部）から赤い岩が目立つところの左側を急登していく。背の低い林のなかを急こう配で登っていき、何度か視界が開けるので山頂部かと喜びそうになるが、少なくとも2~3回はぬか喜びにに終わる。 聖岳⇒小聖岳⇒薊畑分岐⇒聖平小屋 聖岳からの下りは急斜面のザレ場で滑りやすい。200m程度下ってから小ピークをアップダウンして小聖岳に到着する。ザレ場をさらに下ると森林限界以下となり、ダケカンバの間を比較的歩きやすい道を下る。前が開けてくると西沢渡の分岐、聖平小屋まで600mの表示があるが、さらに下ってもなかなか小屋はあらわれない。やっと上河内岳への分岐で左に木道を100m行くと「フルーツポンチ」の待つ小屋に到着する。 聖平小屋⇒聖沢登山口 小屋からは聖沢沿いに緩やかに下るが鬱蒼とした中の細い道を歩くので暗いうちはヘッデンなどを使い、時間の余裕をもって進みたい。 途中、鉄製の橋を3~4回渡り、道は右手の高いところをトラバースするルートとなり、その後もアップダウンが続く。慰霊碑のある高台とさらに20分ほど行ったところで対岸の2つの滝が見晴らせる場所があるが、「滝見台」という標識はない。滝見台からも右側のトラバースが続き、一旦、非常に歩きやすい道が30分弱続く。その後、緩やかにくだったところの平坦地に造林小屋あとがある。さらに九十九折で30~40分程度急降下すると聖沢吊り橋に至り、対岸に渡る。 渡ったあとは左手のトラバース道となるが、しばらく登りかえしとなり苦しい。斜面勾配がきついので鉄製の短い橋と鉄パイプの手摺が設置されている。トラバースの道も狭いので足元注意。出合所小屋あとを過ぎると樹林の中をジグザグに200m以上また下るとようやく聖沢登山口に到着する。 待合テント下に下山届の用紙があり、バスの運転手さんに手渡しする。 10時のバスに乗り遅れると次は13時なので気をつけたい。聖平小屋から聖平登山口もでの所要時間は標準CTで4時間45分。 |
| その他周辺情報 | 登山後の温泉はアルカリ成分濃厚な「白樺荘」の温泉がお勧め。 日帰り温泉 大人510円 食堂「らいちょう」もある。 メニューも豊富で地元のおじちゃん、おばちゃんの愛想も良い。 鹿肉の冷凍刺身がお勧め・・にんにく醤油でいただくと格好のビールのお供。ただし、車を運転されるかたはノンアルコールビールを・・ 井川観光協会の登山バスの運転手さんもぶっきらぼうそうに見えますが、とても親切です。 |
写真
橋の上から見ると一層きれいなのでしょうね。
夜行バスでの睡眠不足もわすれるほどに爽やかな朝
(^O^)
この程度でびびっていてはいけません。
聖沢吊り橋、畑薙吊り橋はもっとすごいでえ・・
どないする？
歩きだして1時間強なので、最初の休憩地点にいいかも・・ここから一旦下ります （＞＿＜）
折角登ってきたのにぃ・・
この程度ではありませんよ、南アルプスのアップダウンは・・
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ここから一旦下ります （＞＿＜）
折角登ってきたのにぃ・・
この程度ではありませんよ、南アルプスのアップダウンは・・
奥は荒川中岳？まだ、よ〜くわかりません。
東海フォレストのバスから見える主峰を運転者さんが車内でガイドしてくれ、一旦停車してもらえるので、晴れた日はカメラの準備をお忘れなく・・
ちなみに4日は「10日振りの聖岳です・・久しぶりの赤石岳ですと」言っておられました。
まだ、よ〜くわかりません。
東海フォレストのバスから見える主峰を運転者さんが車内でガイドしてくれ、一旦停車してもらえるので、晴れた日はカメラの準備をお忘れなく・・
ちなみに4日は「10日振りの聖岳です・・久しぶりの赤石岳ですと」言っておられました。
この道広いですぅ さらに興ざめです・・
ちょっと斜めになったベンチがありますので一休み
水割り用にペットボトルに補充しました。
FH・・・・踏ん張って這い上がれ
M・・・ 無理
急な登りではないのですが、とにかく距離が長いのです （＞＿＜）
今夜はにぎやかそう
このころはこまめにカメラを向けていたのですが・・
左に自分の「影」が映っていました。
「ちょい悪岳」ではありません。
おおっ！ ここを登りかえすのか！？
主稜縦走の日が晴れていてラッキーです。
その先の大聖寺平につながるトラバース道が続いていますよ・・
久しぶりの晴れ間だったのでしょう・布団をほしていました。
生姜入りの豚汁 200円が美味でした(^O^)もちろん、名物カレーやラーメンなどの軽食メニューも充実していますので、時間的にもちょうどよいのでお昼を当てにしてもよさそうです。
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もちろん、名物カレーやラーメンなどの軽食メニューも充実していますので、時間的にもちょうどよいのでお昼を当てにしてもよさそうです。
赤石小屋への分岐点ここでザックをデポする人が大半ですが、私は百間洞に向かいます。おねえさま、おにいさまの後ろ姿が写ってます、お許しを・・
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ここでザックをデポする人が大半ですが、私は百間洞に向かいます。おねえさま、おにいさまの後ろ姿が写ってます、お許しを・・
百間洞小屋に到着です。夕食（とんかつ）のタイムリミット16時に何とか間に合いました(^_-)-☆
百間平からの下りがながかったです。
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夕食（とんかつ）のタイムリミット16時に何とか間に合いました(^_-)-☆
百間平からの下りがながかったです。
すぐさま写真を撮って撤退です。ちょっと下がったところで雨具を着て、カメラもしまい、ひたすら雨のなかを聖平小屋に向かいました。
13:30に到着、その後は大雨となりました。
ウエルカム・フルーツポンチが美味しかった♪
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ちょっと下がったところで雨具を着て、カメラもしまい、ひたすら雨のなかを聖平小屋に向かいました。
13:30に到着、その後は大雨となりました。
ウエルカム・フルーツポンチが美味しかった♪
10:00の井川観光協会のバスに間に合うように聖沢登山口目指してくだります。
途中の慰霊碑からみた滝。このあと、雨具着用したので、またカメラをしまいました。滝見台やら聖沢吊り橋などカメラにおさめたかったのですが・・
このあと、雨具着用したので、またカメラをしまいました。滝見台やら聖沢吊り橋などカメラにおさめたかったのですが・・
感想
一言でいうと「楽しい、歩きごたえのあった山行」でした。
山で出会った楽しい仲間との時間も素晴らしいものでした。
4日朝の東海フォレストのバスに乗っておられた方々の大半が千枚小屋に泊まって賑やかに過ごし、翌日はほぼ同じコースだったので抜きつ抜かれつのパーティや個人のかたがたとお話もできました。
ほとんどのかたが赤石小屋に下りられる中、百�瞭胸海両�屋を目指したかたは少数。そのなかのひとり、テント泊のひとと一緒に”越冬ビール”を楽しみました。小屋の受付を済ませると先着の小屋泊のひとは二名、おふたかたとも九州出身・在住のかたとわかり、大盛り上がりとなりました。
「いいちこのお湯割り」が500円、グラスのどこまで焼酎をいれるかは客の勝手という楽しいルール、夕食のとんかつが一層美味しく感じられました。
お二方は健脚なので標準コースタイムでしか歩けない私はいつも遅れるかたちとはなりましたが、翌日も聖岳を越えて聖平小屋で大酒宴、ここでは光岳方面からや便が島から登ってこられた方々を含めて10名程度（これ以外に自然保護のためのボランティアのかたがたが冬季小屋に10名程度）となりました。午後からの大雨で雨具を干したり大わらわのなか、百名山論議を中心にストーブを囲みました。
聖平小屋では「いいちこ」の250mlの小瓶が400円と非常にリーズナブルな価格で大感激、お湯もただでもらえて売り上げにおおきく貢献しました。(^_-)-☆
久留米にお住いのの森○さんは翌日光岳小屋目指してひとり出発、私と長崎出身の○村さんは井川観光協会の登山バス（聖沢登山口10:00発）に間に合うように下山、途中から雨にあい、雨具をまたまた着る羽目になりましたが、着くころには薄日がさしていました。
畑薙臨時駐車場から、○村さんのご厚意で多摩方面まで車で送っていただき本当に助かりました。9月にはいると畑薙ダム方面への交通アクセスが極端に制約を受ける中、裏ワザで静岡に出ようとしていたなかだったので感謝です。
この○村さん、実は話をしている間に、去年後立山のキレット小屋の小屋閉め最終前日に一緒に泊まっていたことがわかり、御嶽山の悲劇を翌朝圏内となった稜線で初めて知ったところから話がつながり、五竜岳山頂での写真撮影から偶然にも○村さんのスマホに私の横姿が残っていました。
○村さんによると山頂でスマホで撮ってもらった、五竜岳直下の岩場で前後して歩いてたことを思い出されたそうです。本当に奇遇でした(^O^)
台風と刺激を受けた秋雨前線による大雨が9日、10日まで続くというので「森○さんは大丈夫かな？」とちょっと心配ですが、まあ、1か月も北海道も含めて百名山を転々とされてこられたかたなので小屋停滞も十分な選択肢のひとつでしょう。臨時駐車場のミニパジェロが寂しそうにご主人のお帰りを待っていましたよ。
しかし、南南アルプスは本当にでっかい！ひとつひとつがタフです。
そのぶん歩きごたえがありました。山小屋の間隔がもう少しばらけていたら、もっと快適に縦走できるのでしょうが、それは贅沢な望みなのでしょうね。「時間の貧乏性」はやめて荒川小屋や赤石避難小屋でで余計に一泊するくらいの”余裕”があれば、もっと楽しめるのは間違いありません。
<千枚小屋＞
きれいな小屋です。建物は3階建、2階部分は垂直の梯子、3階部分は斜めの梯子か階段であがれます。トイレは入り口から突き当りのドアを出て1分です。水場もドアを出てすぐ左と便利。消灯は20時。
夕食は17時、メインのハンバーグのトマト煮はハンバーグが個人的にはイマイチに感じました。朝食は4時45分、品数が多くて美味しかったです。シュラフに毛布が1枚つきます。あんまり寒くなかったので毛布をクッションマット代わりに使いました。
＜百�瞭胸海硫函�
縦走の拠点としては千枚小屋からはちょっと長すぎるのか、あまり混雑していませんでした。テン場はちょっと離れているところもあって水は豊富ですが大変そうです。若い男女が切り回していましたが、夕食のタイムリミットが16時というのは名物のとんかつの揚げたてを出してあげたいという細かい心遣いなのでしょうが、宿泊する人数によってはもう少し柔軟な対応があってもよいのかなと・・（個人的な意見ですみませんが、若い人が任せられていた時期で判断がどうしても杓子定規になったのかと・・）でも気持ちのよい対応をしてくれたふたりでした。
夕食のとんかつ定食は最高！？ 山小屋で、こんな美味しいものにありついたことはありません(^O^) それも、今年は一層グレードアップして塩麹豚を揚げたそうです。大根おろしとポン酢もとんかつソースにならんでいていたれりつくせりです。白飯もおいしく炊けていましたが、カレーも器で供されていいます。お椀の蕎麦も美味でした。びっくりしたのはキャベツの千切りのよこのサラダ、豆類を上手に使ったオリーブオイル仕立てでいろいろなものがはいっていてワインが欲しくなるような出来栄えでした若い女性の感覚なんでしょうね。朝ごはんも美味しかったあ♪
シュラフが寝具で毛布が3枚つくのはうれしいです。1枚をマット代わりに2枚分を枕にしました。A~Dの4ブロックがあって1ブロック5〜6人寝れるでしょうか？更衣室のスペースもありました。宿泊スペースは2階です。水は豊富。トイレは地下1階、屋内にあるのですごく楽です。
＜聖平小屋＞
こちらは東海フォレストではなく、井川観光協会が受託している山小屋です。到着するなり、若い2人、私とあんまり変わらない年齢のおじさん2人が受付で「先についたかたがお待ちですよ！」と顔を並べていたのにはびっくり・・ちょっと、千枚小屋や百�瞭胸海硫箸箸倭瓦�違う雰囲気です。あとから聞いた話によれば、このルートは山小屋の間で無線で細かい情報交換をしているようで、「今日はこっちから○人行くよ」といったことが伝えられているようです。キッチンには小柄なきさくな女性がおられましたが、気取らないアットホームの雰囲気がとてもよかったです。
ここは2階はなく1階だけで左右20人ずつくらい寝れるのでしょうか？
当日は1ブロック3人で片側だけの使用とゆったりでした。奥に冬季用小屋に10人くらいとまれそうです。ここの難点はトイレが遠いこと。
水洗トイレだから水の流れるところにしたのでしょうが、テン場を突っ切って小川を渡り、さらに歩く・・68mあります」 （＞＿＜）
あとは枕がものすごく小さく、毛布がありませんので衣類をスタッフザックに詰めて対応するとかが必要です。水は豊富です。消灯20時
そうそう、夕食の「豚汁」はボリュームもあって具沢山で最高！？
朝食も美味しかったですぅ
食事は総じて北部の南アルプスの小屋よりもレベルが高いのではないでしょうか。
好き勝手なことを書きましたが、違うご意見のかたがおられたらおゆるしを。。
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こんばんは ケダマと申します
恐らく、初日からご一緒していた中の一人です
写真コメントや感想から類推するに…
九州のお二方（久留米と長崎ですよね？）とは
初日、ごく近くで宿泊していました
それにしても土曜日の晴天は素晴らしかったですね
日曜日、下山した僕は稜線の雨を心配していたのですが
皆さん無事に百間洞に着けたようでなによりでした
コメント有難うございます。
昨日の下山は大した雨でなく、助かりましたが、久留米のMさんが光岳に向かい、今日の静岡の大雨でどうされているかちょっと心配です。多分、小屋で天候回復待ちという判断をされるとは思いますが・・。
長崎出身の○村です。ほぼ四日間ご一緒しましたね。
二日目の千枚小屋から百間洞までの行程、天気に恵まれ最高でしたね。
五竜岳からのご縁、本当に不思議です。
また、聖平小屋でのいいちこご馳走になりました。
白樺荘の鹿刺もおいしかったですね。
帰り道の山談義も楽しくて、移動の時間が短く感じられました。
森○さんは、四日目に光岳に到着後光岳小屋に宿泊、五日目に一気に大吊橋まで下山し、井川観光協会13:40のバスに間に合ったようです。かなりの健脚ですね。
「山じじい」で検索すると森○さんのブログにたどり着きますよ。
またどこかでお会いしましょう。
ありがとうございました。
帰りは沿線まで送っていただき本当に助かりました。ありがとうございました。いつもは「コメント受付ない」というパターンにしていたのですが、○村さんが見るまでは開けておこうとしていたら、思いがけず、ほかの人からもコメントいただきました。「九州のお二方」ですぐわかるくらいだから、山じじいさんと一緒で結構目立ったのでしょうね。ほかにも荒川前岳で写真を撮ってもらったかたからもメッセージがはいっていました。
森○さん、さすがですね・・5日目は結構、大雨だったでしょうに・・
昨日から仕事だったのかな？
是非、また、どこかでお会いしたいものです。
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