愛別岳と沼ノ平 大雪山系満喫コース！
北海道
kuge
体力度について
- GPS
- 10:30
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,553m
- 下り
- 1,554m
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- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:29
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【愛山渓〜沼ノ平分岐】 ・三十三曲付近はやや急登だが登山道はよく整備されているので登りも下りも歩きやすい。 【沼ノ平分岐〜足安間岳】 ・イズミノ沢を渡渉した直後に紛らわしい踏み跡がある。渡渉後は正面に進まずに少しだけ沢を下流側へ歩いてから右に曲がるのが正解（曲がる地点には標識あり） ・イズミノ沢を渡ってから15〜30分は鬱蒼とした薮に囲まれた急登となるが、すぐに森林限界の上に出て見晴らしの良いハイマツ帯となる。 ・永山岳から足安間岳にかけては砂礫地の稜線。特に危険はなく歩きやすい。 【足安間岳〜愛別岳】 ・崩壊が進む難易度の高い登山道。特に危険度が高いのは比布岳の稜線直下のザレザレの急傾斜地で、補助ロープ等の設置も無いのでバランスを崩したら止まらない。登りよりも下る時、つまり愛別岳に向かう時の方がより難しい。 ・比布岳と愛別岳の鞍部付近は遠目には両側が崩壊したナイフリッジのように見えるが、意外と足場の幅はかなり広いので想像していたよりも怖くない。 ・愛別岳の直下は急な岩場で多少ルーファイ要素有りだが、落ち着いて登れば大丈夫。ザレ場に比べたらずっと安全。 【愛別岳〜当麻乗越〜沼ノ平分岐】 ・愛別岳から当麻乗越にかけて旭岳と裾合平を望みながら歩ける絶景の稜線が続く。 ・当麻乗越の前後は登山道の上に巨大な岩がゴロゴロしていて歩きにくい。何度かバランスを崩して転倒しそうになった。 ・六ノ沼から沼ノ平分岐は木道が整備されていて歩きやすい。 |
写真
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沼ノ平散策は帰りに楽しむことにして一路永山岳を目指します
そして昨日登った暑寒別岳が盆地の向こうに浮かんでいます🤗
永山岳から望む愛別岳の勇姿😳実は今日はこれから比布岳まで行って引き返そうか、それとも愛別岳まで行こうか決め切れていませんでした…
でも、この雄姿を見て決めました
今日は愛別岳に行く！！
実は今日はこれから比布岳まで行って引き返そうか、それとも愛別岳まで行こうか決め切れていませんでした…
でも、この雄姿を見て決めました
今日は愛別岳に行く！！
大雪山系では珍しく稜線の北側は断崖絶壁
その奥にはオプタテシケから富良野岳まで十勝連峰を全山望めます(*'ω'*)
昨日、暑寒別岳からも見えて驚いたけど2日連続で見えるとは😳
天気下り坂の合図かな？
でも神秘的😳
見るからに崩壊している…あんな場所を果たして縦走できるんですかね…😇
ここから先はザレザレの急斜面
見ているだけで足がすくみます…😨
先行者が急斜面を下っているのが見えるがその様子を眺めているだけで足が震えそうに:(´◦ω◦｀):普通、こういう危険な場所にはロープくらいありそうなものだけど、補助具は何一つ設置されていません(´・ω・`��)
普通、こういう危険な場所にはロープくらいありそうなものだけど、補助具は何一つ設置されていません(´・ω・`��)
いや、ここまで来たら行くしかない！
いざ愛別岳へGO！:(´◦ω◦｀):
一番ヤバかったのは分岐点からザレ場を下り始めた直後三点支持とか全く効かないほど足場がグズグズで蟻地獄のように滑ります…
5分くらい下るとやっと写真を撮るくらいの余裕が出てきました😢
三点支持とか全く効かないほど足場がグズグズで蟻地獄のように滑ります…
5分くらい下るとやっと写真を撮るくらいの余裕が出てきました😢
ほとんど壁にしか見えません
というか、帰りはここを登り返すわけだよね
ありえねぇ😇
ナイフリッジに見えますが幅は十分にあるので難易度は低め
愛別岳には標識が無いので地味な三角点を記念撮影😅
愛別岳に登頂したとほぼ同時にガスが沸いて景色が真っ白になってしまいましたが、30分ほど休憩しているうちに天気回復再び景色が見えてきました😊
再び景色が見えてきました😊
ニセイの麓には層雲峡の上部も見えています🤗
でも、分岐点直下のザレ場地獄に比べれば大した難易度ではないですね😅
それでも危険度は登りの方がマシで下りほどの恐怖は感じません
ここまで戻ってくれば一安心です😇
帰り道は当麻岳や沼ノ平を経由するルートへ
愛別岳はやっぱり異端児だ😇
ところが、当麻乗越から沼ノ平へと繋がる登山道が岩だらけの泥濘だらけでお世辞にも歩きやすいとは言えず…平坦地な道を歩ているのに足にどんどん負担が…😇
平坦地な道を歩ているのに足にどんどん負担が…😇
そして景色は絶景の連続！
感想
(第14次北海道遠征)
8/8 0日目…所沢夕方発〜八戸港まで移動
8/9 1日目…八戸港〜[フェリー]〜苫小牧港〜中札内村まで移動
8/10 2日目…カムイエクウチカウシ山登山
8/11 3日目…暑寒別岳登山
8/13 4日目…愛別岳登山
8/14 5日目…苫小牧港〜[フェリー]〜八戸港〜所沢着
北海道遠征4日目も前日に引き続き北海道には南東からの湿った空気が流れ込んで、ちょうど北海道の中央が天気の境目になる予報。。
大雪山は晴れのエリアに入るか、悪天候のエリアに入るか非常に微妙な状況だが、昨日の暑寒別岳からは大雪山系の北西部（旭岳など）は午後に入っても雲がかからず持ちこたえているのが見えていたし、昨日と今日で気象条件に大きな変化も無いので、ここは大雪山系の青空に賭けてみる価値はあるだろう…
決めた、北海道遠征3座目は大雪山系に行ってみるべ！🥳
そんなわけで今回は大雪山系の中でもまだ歩いたことのない愛山渓からの登山ルートで入山、最初は比布岳までの稜線や沼ノ平を散策するつもりで愛山渓を出発しました。
ところが途中で会った登山者の方と話をしてみると、どうやらほとんどの人が愛別岳を目指しているっぽい…。さらに永山岳から愛別岳の雄姿をこの目で見たら自分も愛別岳まで行ってみたくなり目的地変更!!!😇
という流れになったわけなんですが…、愛別岳…、思いつきで行くような場所じゃないですね…（笑）
愛別岳の登山道は崩壊していてかなり危険という話は聞いたことがあったけど、実態は想像以上にデンジャラス。特に比布岳稜線から分岐した直後のザレ場の急斜面は一度滑ったら止まれないくらいの超急斜面に補助ロープも何も無し…。正直言って一昨日登ったカムエクの急斜面より何倍も恐ろしく、アドレナリンの放出が止まりません💦💦💦
大雪山系らしからぬ断崖絶壁の迫力に北大雪の山々を一望する展望は本当に素晴らしいですが、やはり愛別岳に臨むにはそれなりの覚悟が必要ですね😨
帰り道は当麻岳の稜線から沼ノ平を経由するルートを歩いて下山してみましたが、雄大な旭岳をずっと横目に見ながら歩いたり、のんびりと沼ノ平の池塘を巡ったり、とにかく絶景ポイントが連続。永山岳経由に比べ少し遠回り＋岩だらけで歩きにくい場所は多いけど、景色的には当麻岳経由のルートを歩いてみて本当に良かったと思います🥰
ちょっと不安だった天気も気づいてみれば下山するまで青空優勢、今日は大雪山系を選んで大正解でした🌞
ちなみに…、今日の山行では久しぶりに飲み水の枯渇をやらかしてしまいました。
最初は愛別岳まで行くつもりがなかったので水分を1.5Lしか携行しなかったのが大失敗。愛別岳への寄り道で山行が予定より2〜3時間長引いたこと、午後の気温が想定以上に高かったことで下山途中で水分が枯渇してしまいました。
晴天が一日続いてくれたおかげで景色は最高でしたが、気温と日差しの影響を受けると水分の消費量は一気に増えるので要注意です😵
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