ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7147674
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

大山二ノ沢ゴルジュ

2024年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:03
距離
6.4km
登り
591m
下り
594m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:28
合計
5:03
距離 6.4km 登り 591m 下り 594m
天候 霧・晴
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
文殊堂下駐車場
コース状況/
危険箇所等
工事用道路+林内の踏み跡+ガレ谷(道なし)。ルート判断要注意。落石危険有。
その他周辺情報 大山寺に多数。
この地域に多い赤紫のゲンノショウコ。
2024年08月17日 09:34撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 9:34
この地域に多い赤紫のゲンノショウコ。
コウゾリナの類。
2024年08月17日 09:38撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 9:38
コウゾリナの類。
マツヨイグサの類。
2024年08月17日 09:46撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 9:46
マツヨイグサの類。
2024年08月17日 09:50撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 9:50
白花混ざるソバナの株。体細胞突然変異かキメラか。
2024年08月17日 09:52撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 9:52
白花混ざるソバナの株。体細胞突然変異かキメラか。
ハンショウズル
2024年08月17日 09:54撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 9:54
ハンショウズル
ダイセンオトギリかな。
2024年08月17日 09:57撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 9:57
ダイセンオトギリかな。
トモエシオガマか。
2024年08月17日 09:58撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 9:58
トモエシオガマか。
クサボタンが残っている
2024年08月17日 10:03撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 10:03
クサボタンが残っている
ゴルジュが姿を現わす
2024年08月17日 10:21撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 10:21
ゴルジュが姿を現わす
2024年08月17日 10:24撮影 by  iPhone 14, Apple
5
8/17 10:24
2024年08月17日 10:26撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 10:26
2024年08月17日 10:47撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 10:47
2024年08月17日 10:47撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 10:47
2024年08月17日 10:49撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 10:49
ゴルジュを抜けて。
2024年08月17日 10:50撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 10:50
ゴルジュを抜けて。
2024年08月17日 10:53撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 10:53
2024年08月17日 10:54撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 10:54
キュウシュウコゴメグサ
2024年08月17日 11:25撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 11:25
キュウシュウコゴメグサ
2024年08月17日 11:42撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 11:42
ホツツジ
2024年08月17日 12:16撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 12:16
ホツツジ
本流にも小さなゴルジュが流入。
2024年08月17日 12:34撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 12:34
本流にも小さなゴルジュが流入。
2024年08月17日 12:45撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 12:45
左にあるのがドリー尾根だろう。
2024年08月17日 12:57撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 12:57
左にあるのがドリー尾根だろう。
2024年08月17日 13:07撮影 by  iPhone 14, Apple
4
8/17 13:07
こんなに色の濃いソバナも珍しい
2024年08月17日 13:36撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 13:36
こんなに色の濃いソバナも珍しい
ハンショウズル
2024年08月17日 13:36撮影 by  iPhone 14, Apple
3
8/17 13:36
ハンショウズル
二ノ沢から主峰を見るが霧の中。
2024年08月17日 13:48撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 13:48
二ノ沢から主峰を見るが霧の中。
ツリフネソウ
2024年08月17日 14:11撮影 by  iPhone 14, Apple
2
8/17 14:11
ツリフネソウ
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

お盆が終わった直後の週末、再び大山山地へ。当初は久々に台高山脈と思っていたが、東日本を通過した台風の影響か、東海、紀伊半島方面は降雨も予想されているので先送りを余儀なくされた。それに引き換え大山辺りはまずまずの天気という。先週の大山探訪は、甲ヶ山・矢筈ヶ山の周回。バリエーションに富む充実の山行であると同時に、physicalな面でもハードな行程だった。今回は”未知の”大山探しというテーマで行こう。大山山地は面積的には決して広いわけではない。だが、崩壊進む急峻な核心部となだらかに続く深い森林につけられたルートの数は限られてしまい、我々のように「遠方」から来る者にとっては、日帰りでのコース設定が難しい。そんな中、比較的アプローチしやすい南面に位置する二ノ沢に目が行った。三ノ沢は剣ヶ峰への現状で唯一のapproved routeとなっていて、我々も先月に入っているが、二ノ沢についてはこれまで耳にすることはなかった。だがこの二ノ沢、好事家たちにとっては格好の遊び場であるらしいとの情報をつかんだasakinuは、さっそくここにターゲットを定めたのだった。二ノ沢の最大の見どころは二ノ沢ゴルジュであるという。ゴルジュといえば両岸に岩場が峻立して水流が圧搾されて流れる悪場を想像してしまうが、なんせ普段は完全に涸れているガレ沢の二ノ沢、巨大岸壁に囲まれた乾いた狭窄部らしい。二ノ沢のあと二つの「見どころ」はドリーのお墓のあるドリー尾根、その西側の沢にあるチョックストンということだが、なぜこの二つが注目されるのかは今一つはっきりしない。とにかく、ゴルジュについては見てみたいと思うのだった。
お盆はあけている筈だが高速道路のETC割引適用除外はまだ続いている。なぜだ!といいつつもおとなしく中国道、米子道を通って、今年三度目の文殊堂に到着した。すでに10台ほどの車がとまっていた。天気はイマイチで、大山主稜は霧の中。だが今日は稜線に乗るわけでもないし、それでもよかろう。なんだか急に涼しくなって、暑い暑いと言っていたのが一転、もの悲しく寂しい感じになるのが不思議である。二ノ沢の入口に向かって歩き出すと、車道の脇にツリフネソウが咲いている。山はもう秋なのだ。二ノ沢には新しい橋が作られつつあり、その西端から二ノ沢の堰堤工事用道路が付けられている。ここから入山である。工事用道路はかなり奥までついていて、その終点まで上がる。ソバナの花が鈴なりに咲いていて見事だ。道路終点から林の中の山道に入る。両側から草木が伸びだしてはいるものの、踏み跡ははっきりついており、マーキングもある。生い茂る藪の隙間から、峻立する岩山がガスをかぶって見えてくる。支沢の小ぶりの堰堤をかわして登っていくと間もなく林から大きめの支沢のガレ場に飛び出す。その瞬間ガスが薄らいで、眼前にロバの耳のような二つの岩峰が現れた。二ノ沢ゴルジュである。確かに見ごたえのある奇抜な景観である。振り返れば、大山山麓のなだらかな裾が伸びやかに広がっている。リュックを置いて空身でゴルジュの隙間を登ってみる。ゴルジュを抜けた上部から下界を見下ろすのもまた違った味わいがあるというものだ。落石の危険があるのでゴルジュ前に取って返し、少し下ったところで昼食とする。
まだ時間が早いので、ドリー尾根にも行ってみることにした。一旦、二ノ沢本流との出合まで下って本流左岸の高みに上がり、そこから右手の林下に踏み跡を探して入っていく。入り口にはマーキングがある。ゴルジュへのルートとは違ってマーキングは乏しく、踏み跡も薄い。すぐにゴルジュの支谷から直接来る踏み跡と合流し、大きな堰堤を小尾根に登って高まいて再び沢床に降りる。あとは岩屑の歩きにくい沢床を登っていくだけだ。徐々に傾斜が増して左岸に小さなゴルジュ状を見ながらさらに登ると、左手に小さな尾根末端が現れる。これがドリー尾根だろう。尾根の頂部はすぐ上だが、asakinuは下調べが不十分で取り付き点を含め情報を持っていない。リスクを考え、犬のドリーのお墓には行かずに今日はここまでとする。
帰りは、ゴルジュのある支流から直接本流に入る踏み跡を辿ってみる。来るときにはこの道を見つけられずに出合まで降りたが、結局、小さな堰堤上に滑り台式に降りたつように道はついていた。支流側からこの道を見つけるのは困難だと思った。
こうして、ドリー尾根の下までで終わりにしたのだったが、今こうしてログを作成しながらGPS軌跡を見てみると、我々はドリーのお墓のランドマークをクロスして歩いていることになっている。まさに終了地点横の尾根上にお墓はあったのだろう。尾根からはチョックストンも見えるそうだが、それはまたの日の宿題としよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:155人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
二ノ沢ゴルジュとドリー尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら