明神岳（南西尾根～５峰ピストン）

2024年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: 09:58
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,340m
• 下り: 1,246m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 1:22
• 合計: 10:20

6:32 河童橋公衆トイレ
6:43 6:43 日本山岳会上高地山岳研究所
6:53 6:53 岳沢湿原・岳沢登山口
7:35 7:45 岳沢風穴
10:58 11:00 明神5峰南西尾根の肩
11:26 12:20 明神岳5峰
12:48 12:56 明神5峰南西尾根の肩
16:06 16:13 岳沢風穴
16:41 16:41 岳沢湿原・岳沢登山口
16:50 16:50 日本山岳会上高地山岳研究所
16:54 ゴール地点

天候

てんくら午前Ａ↘︎午後Ｂ
終始ガスが多いが下山まで雨は降らず

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

平湯あかんだな駐車場からバスで上高地入り
駐車料金１日600円、バス往復2,800円也

コース状況／危険箇所等

①河童橋から岳沢登山口までは爽やか散歩道
②風穴手前７番ベンチまでは快適登山道
③ベンチ正面の斜面から踏み跡を辿って藪漕ぎ
④樹林帯に入っても急登は続くがピンテ有り明瞭
⑤難所にロープあるも劣化顕著、頼り過ぎは禁物
⑥2500mくらいからハイマツとガレの世界
⑦ピーク手前はルーファイミスると行詰る危険有
⑧古びたピッケルが迎える頂は晴れていれば絶景

その他周辺情報

下山後はひらゆの森で白濁硫黄泉に浸かってリカバリー

写真

8/18 6:35

梓川と穂高連峰
上高地は修学旅行以来！

8/18 6:46

朝の静寂

8/18 6:48

岳沢は熊が出てるので熊よけスプレー持参🐻

8/18 6:51

美しい😍

8/18 6:54

岳沢登山口です

8/18 7:31

７番ベンチ
ここからは地図にルート表記のないバリエーション

8/18 7:48

いきなり藪漕ぎ…

8/18 8:31

樹林帯に入る
踏み跡は明瞭

8/18 9:22

西穂高方面はガスかかってます
ジャンダルムは９月にお預け

8/18 9:27

難しいところはトラロープあり

8/18 9:34

眼下に梓川

8/18 9:35

上空は厚いが立ち込める

8/18 9:40

ガスってきた

8/18 9:48

このロープは頼らない方が良い

8/18 9:51

支点はこの状態

ホールドはしっかりあるので落ち着いて登れば問題無し

8/18 9:52

高度感あります

8/18 10:42

ビバーク適地

8/18 10:42

天気が崩れる前に登りたい

8/18 10:53

ハイマツの世界

8/18 11:02

ここもビバーク適地

8/18 11:04

５峰ピークが見えた

8/18 11:10

奥に見えるのは４峰か

8/18 11:44

５峰のシンボル
古びたピッケル

8/18 11:44

４峰の稜線が見えたのは僅かな時間

8/18 11:41

いつ誰が立てたのか
由来を調べたが不明

8/18 11:42

よく見たら何か書いてある

帰路の激降りは写真を撮る余裕なし
脚が悲鳴を上げ予想の倍近くかかって下山

8/18 16:52

上高地に降ってから見上げる明神岳

いつか子連れで上高地に再訪したら
あのてっぺんに古いピッケルがあってねと教えてあげよう

撮影機器：

iPhone 11 Apple

Insta360 X3 Arashi Vision

感想

K-tomoya

西穂～奥穂縦走を計画するも
台風接近で天候崩れて計画断念
　
天候の回復が見込める連休最終日
日帰りで狙えるバリエーションに変更

目指すは穂高連峰の前衛にそびえる明神岳
穂高の名峰に劣らない堂々とした山容ながら
山岳地図上に登山道を示す線は見当たらない

上高地起点と思えない程登山者は少なく
静かな山行が期待出来るが目指す理由は他にある

明神岳５峰のピークに立つ古びたピッケル
写真で見たそれは実にシンボリックで
傍に立って穂高連峰を眺めたい想いに駆られる

ジャンダルムの天使に会いに行くのは先延ばし
代わりにピッケルを探しに行くことに

明神岳主峰から５峰に縦走するルートは
急峻な２峰の通過に懸垂下降を要するが
岳沢から５峰ピストンならロープは不要
そんな算段で深夜高速飛ばして上高地入り

結果は…ガスで期待の眺望は得られずも
一瞬切れ目からのぞいた稜線は美しかった
憧れのピッケルもこの手に取ることができた

下山の激降り中に藪の中で失ったサングラスと
想像以上の筋肉痛に悶える時間が辛いけど
それを超える満足感が得られた山行でした