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Yamareco

記録ID: 7160610
全員に公開
沢登り
丹沢

西丹沢　小川谷廊下

2024年08月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 神奈川県
 - 拍手
JetUpper その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:36
距離
13.6km
登り
978m
下り
981m
アクセスを調べる my出発地登録
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歩くペース
標準
1.2～1.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:50
休憩
1:45
合計
11:35
距離 13.6km 登り 978m 下り 981m
6:35
35分
玄倉駐車場
7:10
55分
小川谷出合
8:05
8:19
5分
小川谷廊下
8:24
9:02
68分
中ノ沢
10:10
70分
ワナバ沢（罠場沢）
11:20
11:56
139分
ヒエ畑沢
14:15
14:32
147分
デッチ沢
16:59
37分
西丹沢県民の森駐車場
17:36
17分
小川谷出合
17:53
17分
大野山沢合流点
18:10
0分
玄倉駐車場
18:10
ゴール地点
天候 晴れ一時雨のち晴れ
過去天気図（気象庁） 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関：
自家用車
玄倉駐車場
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コース状況／
危険箇所等		 ■遡行グレード：2級
■どの滝も水量、技量に応じて直登・巻き等選択できる。巻き道も明瞭のため初心者にも安心。
■エスケープルート
右岸の中の沢径路に詰める。
特に、ワナバ沢向かいの作業路、ヒエ畑沢、大デッチ沢などはエスケープしやすい。
■下山路の仲ノ沢径路は山腹を延々トラバースする高度感のあるルートだが、明瞭でロープ等での整備もされており、特に危険と感じる箇所は無い。
■ヒルは往路入渓までは皆無。ゴルジュ帯水流側壁に数匹、特に下山路の中の沢径路は大量に認めた。こまめに足元に忌避剤を噴霧すれば被害は食い止められる。
天使のベープで十分な効果あり。

写真

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玄倉駐車場から長い林道歩きに飽きてきた頃、画像のポイントから右手の尾根を下降する。穴ノ平沢の複数の堰堤ハシゴ下りをパスできる。ここから全員足元にヒル忌避剤を噴霧する。
2024年08月18日 07:48撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 7:48
玄倉駐車場から長い林道歩きに飽きてきた頃、画像のポイントから右手の尾根を下降する。穴ノ平沢の複数の堰堤ハシゴ下りをパスできる。ここから全員足元にヒル忌避剤を噴霧する。
河原への末端5mは急傾斜なのでフィックスロープを利用して安全に下降する。
2024年08月18日 07:58撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 7:58
河原への末端5mは急傾斜なのでフィックスロープを利用して安全に下降する。
F1後、間髪入れずに核心部といわれるF2。
2024年08月18日 08:40撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 8:40
F1後、間髪入れずに核心部といわれるF2。
確認のため左手流水に入り中段まで登るが、増水で増した水圧に身体を起こせずクライムダウン、右手へ回る。
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確認のため左手流水に入り中段まで登るが、増水で増した水圧に身体を起こせずクライムダウン、右手へ回る。
全員残置は使わずに奥のクラックにジャミングして突破。時短のため最後の乗越しはザックの取手を掴んだり、お助け紐で引き上げる等してアシストする。
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全員残置は使わずに奥のクラックにジャミングして突破。時短のため最後の乗越しはザックの取手を掴んだり、お助け紐で引き上げる等してアシストする。
F3は右壁と流水左壁の二手に分かれてフリーで登攀。
2024年08月18日 08:58撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 8:58
F3は右壁と流水左壁の二手に分かれてフリーで登攀。
左壁を登ったフェルトのメンバーは滑って登り難そうでした
2024年08月18日 09:01撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 9:01
左壁を登ったフェルトのメンバーは滑って登り難そうでした
2段のネジレ6m滝は、水流左側を直登。トップがフリーで登り、後続をロープ確保で迎える。
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2段のネジレ6m滝は、水流左側を直登。トップがフリーで登り、後続をロープ確保で迎える。
あまりの水圧に水流に近づけず、止む無く左岸から巻き上る。
2024年08月18日 10:39撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 10:39
あまりの水圧に水流に近づけず、止む無く左岸から巻き上る。
巻きは明瞭で全員フリーで落ち口へ降り立つ。
2024年08月18日 10:53撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 10:53
巻きは明瞭で全員フリーで落ち口へ降り立つ。
3m滝は釜左側をへつり、そのまま左側を登りました。
滝の裏側をくぐって右側から登れる
2024年08月18日 10:57撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 10:57
3m滝は釜左側をへつり、そのまま左側を登りました。
滝の裏側をくぐって右側から登れる
名物（？）ツルツル大岩
2024年08月18日 11:05撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:05
名物（？）ツルツル大岩
以前は残置のフィックスロープがあったようだが、既に撤去されたのか残置は無し。フリーで取付く。大岩中段を過ぎたところで左側の欠け部分から岩伝いに抜けられた。確かに滑るが複数の前情報ほどではなくラバーでは普通に登れた。
2024年08月18日 11:07撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:07
以前は残置のフィックスロープがあったようだが、既に撤去されたのか残置は無し。フリーで取付く。大岩中段を過ぎたところで左側の欠け部分から岩伝いに抜けられた。確かに滑るが複数の前情報ほどではなくラバーでは普通に登れた。
他のメンバーは右手の隙間から潜り抜けて行く
2024年08月18日 11:08撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:08
他のメンバーは右手の隙間から潜り抜けて行く
CS2m滝は全員バックアンドフットで登る。
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CS2m滝は全員バックアンドフットで登る。
2024年08月18日 11:12撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:12
この細い15m滝を登り詰めて行くと仲ノ沢径路へエスケープできるようです。
2024年08月18日 11:31撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:31
この細い15m滝を登り詰めて行くと仲ノ沢径路へエスケープできるようです。
美しいゴルジュ帯へ突入。
2024年08月18日 11:54撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 11:54
美しいゴルジュ帯へ突入。
2024年08月18日 12:12撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 12:12
大デッチ沢出合の滝。思わず目を奪われる美しさでした。
2024年08月18日 12:13撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 12:13
大デッチ沢出合の滝。思わず目を奪われる美しさでした。
この滝5mは登れないので左から登る
2024年08月18日 12:34撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 12:34
この滝5mは登れないので左から登る
2024年08月18日 13:37撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 13:37
2024年08月18日 13:43撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 13:43
2024年08月18日 13:48撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 13:48
2024年08月18日 14:12撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 14:12
2024年08月18日 14:18撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 14:18
2024年08月18日 14:00撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 14:00
石棚20m大滝。下段は登れそうだが、ここから右岸の巻きに入る。
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石棚20m大滝。下段は登れそうだが、ここから右岸の巻きに入る。
巻きの取付きは急傾斜の岩場。念のためロープを出す。10m程で残置のボルトが2箇所打たれた岩と立ち木で支点を取り後続はそれぞれアセンダーで登る。ここでロープを仕舞う。
2024年08月18日 13:09撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 13:09
巻きの取付きは急傾斜の岩場。念のためロープを出す。10m程で残置のボルトが2箇所打たれた岩と立ち木で支点を取り後続はそれぞれアセンダーで登る。ここでロープを仕舞う。
一段上がって15mほどトラバースした先に残置ロープのかかる立ち木から落ち口へ降り立つ。
2024年08月18日 13:20撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 13:20
一段上がって15mほどトラバースした先に残置ロープのかかる立ち木から落ち口へ降り立つ。
最後の核心部となる5m滝はロープを出して右壁の直登（��⁺）と右岸巻きの二手に別れて滝を越える。右岸巻きでは落ち口へ3mほど懸垂下降する。
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最後の核心部となる5m滝はロープを出して右壁の直登（��⁺）と右岸巻きの二手に別れて滝を越える。右岸巻きでは落ち口へ3mほど懸垂下降する。
左のカンテから巻き上り立ち木を支点に懸垂で降りてくるメンバー
2024年08月18日 14:54撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 14:54
左のカンテから巻き上り立ち木を支点に懸垂で降りてくるメンバー
最後の5m滝を越えると直ぐに壊れた堰堤が現れる。
2024年08月18日 14:57撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 14:57
最後の5m滝を越えると直ぐに壊れた堰堤が現れる。
壊れた堰堤から先はしばらく河原を歩く
2024年08月18日 15:13撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 15:13
壊れた堰堤から先はしばらく河原を歩く
4m滝と堰堤が見えてくると小川谷の溯行は終了。
2024年08月18日 15:16撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 15:16
4m滝と堰堤が見えてくると小川谷の溯行は終了。
トラロープのかかる右岸を一登りし、現れる鹿柵を通り抜けていくと仲ノ沢径路へ合流。
2024年08月18日 15:41撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 15:41
トラロープのかかる右岸を一登りし、現れる鹿柵を通り抜けていくと仲ノ沢径路へ合流。
ところどころ崩壊箇所はあるものの、概ね平和な登山道でした。
2024年08月18日 15:50撮影 by  SC-51B, samsung
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8/18 15:50
ところどころ崩壊箇所はあるものの、概ね平和な登山道でした。
撮影機器：

装備

共同装備
ロープ30m 20m カム ハーケン

感想

JetUpper

今回は6名の大所帯、沢の初心者もいるため、安近短で水量も豊富な小川谷廊下へ行くことになりました。
一昨日の台風の影響もあって水量は絶賛増量中でしたが、それでも遡行に影響はない程度でした。
アプローチが長いのと、ヒルは難点ですが、遡行距離が短いため、大所帯でも時間を目一杯使って猛暑を忘れて水遊びできました。
唯一残念だったのはF2の水流があまりの水圧に中段までしか登れなかったことですが、それでもほとんどの滝を全員が個々の技量に合わせた登り方で通過することができたので、レベル的にも相応な好ルートでした。

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この山行記録の作成者
JetUpper
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