大雪山(黒岳〜旭岳)


- GPS
- 58:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,981m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
7月17日 6:00- 6:10 ロープーウェーで五合目駅着
7月17日 6:25- 6:45 リフト七合目駅着
7月17日 9:00-10:00 黒岳頂上 一息ついてコーヒータイム
7月17日10:15-10:25 黒岳石室着 トイレタイム
7月17日11:55-13:00 お鉢平着 昼食タイム
7月17日13:45 北鎮岳分岐通過
7月17日14:10 中岳通過
7月17日14:40 中岳分岐通過
7月17日15:20 間宮岳通過
7月17日15:25 間宮岳分岐通過
7月17日16:10 裏旭キャンプ場到着
7月18日終日 暴風雨の為、旭岳アタック中止 キャンプ場にてビバーク
7月19日 7:30 雨が小降りになったので下山開始
7月19日14:30 層雲峡ロープーウェー駅到着
天候 | 17日ガスのち快晴夜半より暴風雨 18日一日いっぱい暴風雨 19日暴風時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は、黒岳七合目の森林パトロール事務所にて用紙記入か提出。 全体的には歩き易いです。 お鉢平展望台から北鎮岳分岐間の雪渓(100m位)をトラバースする際は軽アイゼンが有るとかなり心強いです。 因みに、下山の時には悪天候の為ステップは消え去ってしまい、トラバースするのに小一時間ほど雪渓と格闘していました(^_^;) 間宮岳分岐から裏旭キャンプ場間はガスがかかると迷い易いので要注意です。 下山後は、層雲峡温泉郷にて温泉宿・温泉風呂・飲食店が充実してます。 |
写真
感想
今回の山行で、うちの嫁が登山デビューする事となり何処の山にするか考えていたのですが、ロープーウェーとリフトの恩恵に預かれる表大雪の黒岳〜旭岳ルートにしました。
早速、7月12日から準備に取り掛かったのですが、パッキングが終わったのが7月16日22時(*_*)。
それから車を走らせ一路層雲峡へ。
黒岳ロープーウェーの駅舎下に80台位の駐車場が有り、そこで車中泊(仮眠?)しました。
因みに、嫁は車に乗って一時間も経たない内に夢の中でした。
17日の朝はロープーウェイの始発が6時なのでそれに合わせ支度を整えて、いざザックを背負うと明らかに普段より重い(^_^;)
昨晩パックしたとき水ぬきで27kgで水4ℓ背負ったので・・・・・・。
嫁の分の装備の九割ほど背負いこんだので、そのせいなのだが仕方ない。
気合いと根性で頑張るしかない。
気持ちとは裏腹に、ロープーウェーとリフトを乗り継ぎ、苦労する間も無くあっと言う間に黒岳七合目。
ここまで来れれば、難所は無いでしょう。多分・・・・・。
天候はガスがかかっていますが、明るいので頂上に着けば晴れるだろうと願いながら足を進めていると高山植物が咲き乱れているでは、ありませんか!
名前の分らぬまま写真に収め更に足を進めると頂上到着。
依然とガスがかかって観えません。
急ぐ訳でも無いので、ここでコーヒータイム。
休憩を取りながら小一時間ほどすると、待望のお日様が顔を覗かせてくれると共にガスも次第に晴れてくれました。
本来の美しい大雪山系が嫁にも魅せる事が出来て一安心です。
道中、随所に観られるお花畑に感動しつつ足を進めるとお鉢平展望台に到着。
ここでの眺めも感無量。一見の価値あり
丁度、お昼時なのでここで昼食。
小一時間ほどで、これから渡る雪渓を眺めつつ出発。
ここの雪渓の雪解け水が冷たくて美味いですよ。
飲料水を現地調達する際は、中空糸フィルターでろ過出来るものを持参しています。
一度に300mlのろ過を10秒ほどで出来て、冷たいまま安心して飲めるのでオススメです。
雪渓はステップが切ってあったので比較的楽に、嫁にもやり過ごす事が出来て一安心。
程なくすると北鎮岳分岐に到着。
北海道第二の高峰でもある北鎮岳ですが、次回のお楽しみと言う事でそのまま通過。
中岳・間宮岳を経由し間宮岳分岐を旭岳方面へ。
16時頃、裏旭キャンプ地に到着。
気が付くと、普段はあまり日に当たらない嫁が日焼けで真っ赤に(^_^;)。
結局、黒岳山頂以降は天気に恵まれ景色やお花畑を観る事が出来て最高でした。
ここのキャンプ地も雪解け水が手に入るので助かります。
18日の旭岳山頂アタックに向けて夕食後、早めの就寝。
ところが・・・・・・。
21時頃からポツポツと雨音が。
その後に暴風が吹き荒れてきだして台風状態。
暴風雨は止む事無く朝を迎え、山頂アタックは断念。
暫く様子を診ることにしました。
ところが・・・・・・。
天候は回復するどころか悪化の一途をたどるばかり。
登山初心者の嫁にリスクを背負わせるわけにはいかないのでビバーク決定。
寝ながらラジオを聞いていると旭川市は雨が上がり晴れているとの事。
18日は、ほぼテントの中で寝てました(^_^;)。
夜半から再び荒れだし前日よりも酷い事に。
装備は十分だったので、もう二泊は大丈夫ですが去年のあの事件があった事もあり家族も心配するだろうと、バッテリーの切れた携帯電話を手回し充電器で発電開始。
通話が出来るだけの電波状態ではないですがメールなら何とか出来たので一安心。
19日明朝、風は強いですが雨が小降りになったので行けると判断。
濃霧と強風で視界が効かずルートを見失いかけたのですが、もっぱらログデーター回収用に使用していたポケナビが大活躍。
一度も迷う事無く確実に導いてくれました。
今回の登山で思ったことですが嫁も同行するので装備も普段より重装備で挑んだおかげで最悪の状態でも比較的、苦もなく過ごす事が出来ました。
やはり、備えあれば患いなしですね。
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