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Yamareco

記録ID: 719021
全員に公開
ハイキング
奥秩父

多摩川源流を歩く 笠取山・水干・唐松尾山(作場平から周回)

2015年09月19日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
masaccho その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:40
距離
16.7km
登り
1,216m
下り
1,204m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:53
休憩
2:07
合計
7:00
距離 16.7km 登り 1,220m 下り 1,216m
9:00
17
スタート地点
9:17
29
9:46
15
10:01
10:02
7
10:09
6
10:15
10:16
15
10:31
11:03
6
11:09
11:15
11
11:26
11:44
15
12:22
23
12:45
13:50
1
13:51
13:37
2
山頂北の露岩
13:39
13:42
23
唐松尾山
14:05
13
14:32
14:33
9
14:42
10
14:52
32
15:24
5
15:29
17
天候 晴れ→曇り→ガス→曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
作場平は15台弱の駐車スペースあり
9時で半分くらいうまってました
コース状況/
危険箇所等
●作場平〜ヤブ沢峠〜笠取小屋
道路脇の指導標から山道に入り、カラマツ林の中を進むと一休坂分岐。直進して少しでヤブ沢分岐です。
泥濘の多いスズタケの登りを過ぎるとヤブ沢峠に到着、稜線を幅広の道が通っています。
右折しこの道をたどると笠取小屋です。

●笠取小屋〜笠取山〜水干
木道が敷かれた登りをいくと前方が開け小さな分水嶺に到着。
右手に進み、防火帯上の道を行くと(樹林の道は水干へのまき道)かなりの急登を経て山梨百名山標柱のある笠取山山頂に着きます。
ここからわずかに行けば埼玉県の標柱がある笠取山山頂で、若干細くなった道を下ると「笠取山 水干」の標識がある分岐に出ます。
ここはわかりにくい所ですが、直進でも右折でも水干の分岐に出られるようです。
右折して急下降すると水干尾根の名がある指導標の裏に出ます。
右手に水平道をしばらく行くと標柱の立つ水干です。

●水干〜黒槐ノ頭〜唐松尾山
水干尾根の指導標から左にわずかに行くと、左より笠取山山頂からの道(先程の分岐を直進するとここに出る)を合わせます。
この先道が一気に細くなり、笹の茂る中のジグザグの登りです。
登りきって黒槐山をまき、黒槐ノ頭の左肩を通過して尾根上の道になります。
2044メートル峰前後はシャクナゲのヤブで、唐松尾山直下の岩場は手前を迂回する踏み跡がありますがここは直登します。
岩場を過ぎて少し登ると将監峠を指す道標があり、左へわずかに進むと唐松尾山山頂です。
山頂から北へわずかに行った岩場は休憩に良い好展望地です。

●水干尾根指導標〜黒エンジュ〜中島川口〜作場平
指導標に従い笹の切り開きを下るとシラベ尾根指導標。左折し緩やかに下ると広い黒エンジュに出ます。
ここで右折し、緩やかにジグザグ下り続けると指導標のある馬止、右折して下ると中島川口で車道に出ます。
あとは右へ林道を行くと作場平です。


○トイレ
作場平、笠取小屋




今日は多摩川源流歩き。
のちに多摩川となる流れを横目に、作場平からスタートです。
分水嶺までは指導標の「水干」が指す方向へ進みます。
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今日は多摩川源流歩き。
のちに多摩川となる流れを横目に、作場平からスタートです。
分水嶺までは指導標の「水干」が指す方向へ進みます。
清流を渡る
木橋で流れを横切りながら歩いて行きます。
なんてきれいなんだ、、、
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清流を渡る
木橋で流れを横切りながら歩いて行きます。
なんてきれいなんだ、、、
一休坂分岐
笠取小屋直登の一休坂とヤブ沢峠経由の道に分かれます。今回は後者を行きました。
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一休坂分岐
笠取小屋直登の一休坂とヤブ沢峠経由の道に分かれます。今回は後者を行きました。
ヤブ沢
一休坂へ向かう水平道との交差点です。あたりは緑が綺麗でした。
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ヤブ沢
一休坂へ向かう水平道との交差点です。あたりは緑が綺麗でした。
コケと清流
なんかこの感じよくないすか…。
僕はこの景色気に入りました。
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コケと清流
なんかこの感じよくないすか…。
僕はこの景色気に入りました。
ヤブ沢峠
沢を離れスズタケの道を登り切ると峠に到着。
尾根上を幅広の道が通っており、笠取小屋までは快適なトレイルです。
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ヤブ沢峠
沢を離れスズタケの道を登り切ると峠に到着。
尾根上を幅広の道が通っており、笠取小屋までは快適なトレイルです。
笠取小屋に到着
トイレを済ませたら出発です。
いよいよこの先から眺めが開けていきます。
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笠取小屋に到着
トイレを済ませたら出発です。
いよいよこの先から眺めが開けていきます。
小さな分水嶺直下
大好きな防火帯に入りました(笑)
気持ちの良い青空です。
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小さな分水嶺直下
大好きな防火帯に入りました(笑)
気持ちの良い青空です。
小さな分水嶺
この小さなピークに降った雨は尾根で多摩川・荒川・富士川に振り分けられます。
標石は一番馴染みのある多摩川側を。
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小さな分水嶺
この小さなピークに降った雨は尾根で多摩川・荒川・富士川に振り分けられます。
標石は一番馴染みのある多摩川側を。
笠取山頂への道
とんがった山頂への道は防火帯が切られていい感じ。
しっかし急でした、、、
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笠取山頂への道
とんがった山頂への道は防火帯が切られていい感じ。
しっかし急でした、、、
山頂直下の急登
防火帯上を、ジグザグではなく真っ直ぐ登ります。
写真でも分かる程のかなりの急登です。
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山頂直下の急登
防火帯上を、ジグザグではなく真っ直ぐ登ります。
写真でも分かる程のかなりの急登です。
笠取山(西峰)
山梨百名山標柱の立つ山頂に到着。思ったより狭い頂でした。
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笠取山(西峰)
山梨百名山標柱の立つ山頂に到着。思ったより狭い頂でした。
山頂から南西を望む
カラマツの海の奥には倉掛山方面の稜線が横たわり、すてきな眺めです。
今日は富士山は見えず、残念。
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山頂から南西を望む
カラマツの海の奥には倉掛山方面の稜線が横たわり、すてきな眺めです。
今日は富士山は見えず、残念。
スポットライトを浴びる雁峠
雲の切れ間から差す陽が、草原の雁峠を照らし出しました。
思わずうっとり。地味だけどいい景色です。
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スポットライトを浴びる雁峠
雲の切れ間から差す陽が、草原の雁峠を照らし出しました。
思わずうっとり。地味だけどいい景色です。
山頂からの下り
山頂を後にし先へ進みます。
この道の感じもまたいい!
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山頂からの下り
山頂を後にし先へ進みます。
この道の感じもまたいい!
ダイモンジソウ
ちょっとした岩場にダイモンジソウが咲いていました。すっかり秋ですね。
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ダイモンジソウ
ちょっとした岩場にダイモンジソウが咲いていました。すっかり秋ですね。
笠取山(標高点の山頂)
ここが山頂の最高地点。
眺めは微妙で狭く、休憩には先程の所の方がいいようです。
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笠取山(標高点の山頂)
ここが山頂の最高地点。
眺めは微妙で狭く、休憩には先程の所の方がいいようです。
水干尾根指導標
笠取山頂から下ると「水干 笠取山」の壊れかけた標識がある所で右に道が分岐します。これを下ると近道で、急下降でこの指導標の裏に出ます。
水干へちょっと寄り道しました。
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水干尾根指導標
笠取山頂から下ると「水干 笠取山」の壊れかけた標識がある所で右に道が分岐します。これを下ると近道で、急下降でこの指導標の裏に出ます。
水干へちょっと寄り道しました。
水干(多摩川源頭)
ずっと来たかった多摩川のスタート地点。
悲しいことに台風の影響か、かなり荒れていました。
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水干(多摩川源頭)
ずっと来たかった多摩川のスタート地点。
悲しいことに台風の影響か、かなり荒れていました。
多摩川最初の一滴
これがやがては東京湾に注ぐ大河川となるんですね、、、
そう思うと感慨深いです。
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多摩川最初の一滴
これがやがては東京湾に注ぐ大河川となるんですね、、、
そう思うと感慨深いです。
水干尾根指導標すぐ東の分岐
水干から引き返し先へ進みます。
笠取山頂先の分岐で右に下らず直進するとここに出るようです。
「唐松尾山頂をへて将監峠方面」へ向かいます。
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水干尾根指導標すぐ東の分岐
水干から引き返し先へ進みます。
笠取山頂先の分岐で右に下らず直進するとここに出るようです。
「唐松尾山頂をへて将監峠方面」へ向かいます。
黒槐山への登り
途端に道が細くなり、先程より踏まれていないい感じに。
唐松尾山方面にはあまり人が入っていないようです。
結局この後誰にも会いませんでした。
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黒槐山への登り
途端に道が細くなり、先程より踏まれていないい感じに。
唐松尾山方面にはあまり人が入っていないようです。
結局この後誰にも会いませんでした。
黒槐ノ頭
黒槐山を南からまくと黒槐ノ頭に登りつきます。
ここもわずかに北をまいていて、正確には写真左奥が山頂。
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黒槐ノ頭
黒槐山を南からまくと黒槐ノ頭に登りつきます。
ここもわずかに北をまいていて、正確には写真左奥が山頂。
秋の気配
雲行きは怪しくなり、薄暗い針葉樹林の中でひときわ輝いていました。
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秋の気配
雲行きは怪しくなり、薄暗い針葉樹林の中でひときわ輝いていました。
山頂直下の岩場
周りは道がはっきりせず、岩場を右下から迂回する踏み跡に入ったら足が滑って2m滑落しました(-_-;)
正しくは岩場の直登で、写真の岩を右から越えます。
振り返るとなかなかの高度感です。
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山頂直下の岩場
周りは道がはっきりせず、岩場を右下から迂回する踏み跡に入ったら足が滑って2m滑落しました(-_-;)
正しくは岩場の直登で、写真の岩を右から越えます。
振り返るとなかなかの高度感です。
唐松尾山
三等三角点「唐松尾」
将監峠を指す標識から北へ10歩で唐松尾山山頂。
多摩川水源の最高峰です。
山名標と三角点だけの狭い山頂でした。
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唐松尾山
三等三角点「唐松尾」
将監峠を指す標識から北へ10歩で唐松尾山山頂。
多摩川水源の最高峰です。
山名標と三角点だけの狭い山頂でした。
山頂北側に好展望の露岩があるようなので行ってみます。
写真の通せんぼを抜けて下るとすぐ着きました。
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山頂北側に好展望の露岩があるようなので行ってみます。
写真の通せんぼを抜けて下るとすぐ着きました。
唐松尾山頂北の露岩
キャパ数人の小さな岩場ですが、開けていい所です。
岩上でぼーっとしながら昼食タイム。
今日一番のお気に入りスポットになりました。
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唐松尾山頂北の露岩
キャパ数人の小さな岩場ですが、開けていい所です。
岩上でぼーっとしながら昼食タイム。
今日一番のお気に入りスポットになりました。
休んでいると辺りが明るくなってきました。
ガスのかかる稜線が幻想的。
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休んでいると辺りが明るくなってきました。
ガスのかかる稜線が幻想的。
黒岩尾根方面を望む
ガスは晴れ、すっきりとはいきませんでしたがしばし眺めを楽しませてもらいました。
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黒岩尾根方面を望む
ガスは晴れ、すっきりとはいきませんでしたがしばし眺めを楽しませてもらいました。
たまに青空も覗いたりして。
一人のんびり。
たっぷり休みました。
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たまに青空も覗いたりして。
一人のんびり。
たっぷり休みました。
本当は山ノ神土まで回ろうと思っていましたが、微妙な天気と滑落もどきで意気消沈。
来た道を水干尾根指導標まで戻ってきました。
ここから中島川口へ下ります。
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本当は山ノ神土まで回ろうと思っていましたが、微妙な天気と滑落もどきで意気消沈。
来た道を水干尾根指導標まで戻ってきました。
ここから中島川口へ下ります。
シラベ尾根指導標
スズタケの切り開きを下ると分岐。左折します。
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シラベ尾根指導標
スズタケの切り開きを下ると分岐。左折します。
沢の流れ
一帯は水がとても澄んでいました。
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沢の流れ
一帯は水がとても澄んでいました。
黒槐(くろえんじゅ)
ちょっとした平地の分岐。
右折して切り開きをひたすら下ります。
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黒槐(くろえんじゅ)
ちょっとした平地の分岐。
右折して切り開きをひたすら下ります。
スズタケの切り開き
西日が差し始めました。
いい雰囲気です。
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スズタケの切り開き
西日が差し始めました。
いい雰囲気です。
ふいに左が開け、ピラミダルな大菩薩嶺を望めました。
かっこいいなあ、、、
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ふいに左が開け、ピラミダルな大菩薩嶺を望めました。
かっこいいなあ、、、
馬止
指導標は獣にかじられて無残な姿。
左折し間も無く車道です。
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馬止
指導標は獣にかじられて無残な姿。
左折し間も無く車道です。
中島川口
写真中央を下ってきて、車道に降り立ちました。
黒槐からここまで道ははっきりですがクモの巣やシカ糞が多く、あまり歩かれていないようです。
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中島川口
写真中央を下ってきて、車道に降り立ちました。
黒槐からここまで道ははっきりですがクモの巣やシカ糞が多く、あまり歩かれていないようです。
車道を歩いて作場平に戻ってきました。
今日はこれにて終了〜。
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車道を歩いて作場平に戻ってきました。
今日はこれにて終了〜。

感想

今日は車に乗せてもらって笠取へ。
毎日眺めている多摩川の源流を歩いてきました。

笠取山から先は道が急に細くなり、誰にも会わず素敵な奥秩父でした〜笑
こっちの方は思ったより人が入っていないようですね。
唐松尾山北の露岩はお気に入りスポットになりました。

台風のせいで水干が荒れていたのが残念でしたが、程よく快適な水源歩きでした(^_^)


<今日踏んだ主なピーク>
笠取山 (初)
唐松尾山(初)

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