【吾妻連邦】西吾妻山 天元台高原よりリフトで往復


- GPS
- 03:09
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 394m
- 下り
- 398m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 3:09
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩がゴロゴロしたガレ場と木道が交互に出てきます。取り立てて危険な箇所はありませんが、梵天岩から山頂までの間には登山道が水没しているところが時折があります |
その他周辺情報 | 前泊した宿でチェックアウト後に利用可能な入浴券を貰ったので汗を流していきました |
写真
感想
【台風10号に振り回される】
1泊2日で山形県の米沢にある白布温泉に泊まり、ついでに西吾妻山にも登ってきました。9月1日から3日間の休みを確保していたので、2泊の予定でどこかに出かけるつもりだったのですが、のろのろ迷走する台風の前にマトモに計画が立てられず、初日は自宅待機するハメに。それでも前日予約で1泊2食付きの宿泊を受け付けてくれる宿を見つけ、たまたま米沢八湯で使える宿泊券を持っていたこともあり、白布温泉行きを決定しました。ここは深田百名山の西吾妻山の登山口にも近いです。天気はあまりよくなさそうですが、西吾妻山は数年前に登頂済なので、最悪山登りできなくても温泉でゆっくりすればいいやと思って出かけました。
【18きっぷで米沢へ】
新幹線を使えば10時半頃に白布温泉まで行くことができますが、ここは急がず在来線で米沢を目指します。あと2回分残っている青春18きっぷを行きのみ利用しました。黒磯、新白河、郡山と頻繁に乗り替え、最後の乗り替え地である福島駅で駅弁や地酒、カフェオレやみそまんじゅうを購入。さらに奥羽本線の峠駅にて、数十秒の停車時間に名物の峠の力餅も購入。今時めずらしいホームの立ち売りです。あんこの詰った8個入りの餅を、半分ほど食べて残りは翌日に昼食にすることにしました。やがて米沢駅に到着。ここから小一時間バスに乗り、白布温泉待合所というバス停で下車、近くにある中屋別館不動閣にチェックインします。部屋に荷物を置くと、さっそく露天風呂につかりました。
夕飯まで時間があったので、付近を散歩することにしました。東屋旅館の脇から山道に入り、薬師如来尊堂や三十三観音を巡りましたが、夏は歩く人も稀なのか草ぼうぼうで、大量のひっつき虫に苦しめられました。この時期の散策はオススメしません。森の館前で車道に出ると宿に向かって下りになります。途中、左手にある白布大滝に立ち寄っていきました。急勾配の階段を下り、途中の分岐を右に行くと観瀑台、直進すると滝の前に出ます。水量も豊富でなかなか見応えがありました。
【天元台高原〜夏山リフト〜北望台】
翌日は6時頃に起床、朝風呂を浴びて7時から朝食をいただきました。8時過ぎにチェックアウトの手続きを済ませると、宿の方がロープウェイまで送迎してくださいました。
天元台高原に到着すると、ここからさらに3台のリフトを乗り継いで北望台に出ます。数年前に西吾妻山に登ったときはロープウェイを使わず天元台まで歩いてペンションに前泊。翌朝にリフトが動き出す前に西吾妻山へ向けて出発し、登頂後は裏磐梯方面に下山。車道に出てもタクシーも呼ばずにバス停まで歩き通したことがありました。確か10時間以上は歩いたはずです。いやぁ、あの頃は元気でしたね。あのときにくらべれば今回は散歩みたいなものです。
【かもしか展望台〜大凹〜梵天岩】
はじめはゴツゴツした岩の道ですが、かもしか展望台の先から木道が始まります。大凹に向かって下り、水場を過ぎたあたりからふたたび登りになります。やがて大きな岩がゴロゴロした地点にでるとそこが梵天岩です。その先に天狗岩方面と西吾妻山の山頂に向かう分岐があるので、まずは山頂を目指します。
【西吾妻山〜西吾妻小屋】
一度下ったら、やがて道は樹林帯の緩やかな上り坂となっていきます。ところどころ水没した坂道を詰めていくと山頂に登頂です。展望もなく、山名標がなければ知らずに通り過ぎてしまいそうな場所です。長居しても仕方ないので、西吾妻小屋に向かって早々に下山します。
山頂直下の下りを終え、平坦地に出ると西吾妻小屋の赤い屋根が見えてきます。小屋に立ち寄って休憩をしていきました。それまでほぼ水分を取っていなかったので、ペットボトルのお茶をあけ、昨日買った峠の力餅で昼食休憩としました。
【天狗岩〜天元台〜白布温泉】
木道を天狗岩まで歩き、ゴロゴロした岩場にある吾妻神社に参拝すれば、後は来た道を引き返すだけです。北望台からリフトを乗り継いで天元台へ、さらにロープウェイで湯元駅まで下ります。駅からは歩いて白布温泉へ。チェックアウト時に貰った宿の日帰り入浴券で登山の汗を流していきました。
湯上がり後にバスに乗って米沢駅へ。米沢駅から福島駅へは在来線の数が極端に少ないので(この時の路線バスとの接続だと実に2時間半待ち!)、この区間だけ新幹線を利用。福島駅からは18きっぷを利用せずに在来線で栃木まで戻りました。山行そのものは今ひとつでしたが、温泉旅館には大満足の旅となりました。
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